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2018年2月 Archive

大手以外の宅配便

 筆者の居住エリアでのアマゾンの配送業者に昨年暮にデリバリープロバイダーが加わり4社程度に増えた。マンションの宅配ロッカーでの受け取りがほとんどで、配達員の対応は評価できないが、どの業者ともちゃんと商品を届けてくれる。

 アマゾン側の配送業者の使い分けは、在庫拠点や商品サイズなどで異なるようだ。遠方の拠点からはヤマト運輸、書籍など小型の商品は日本郵便、地元のセンターからの場合はデリバリープロバイダーといった具合だ。

 運賃値上げから、アマゾン以外でも多くの企業が複数の業者を利用する傾向が見られつつある。大手以外は品質面で不安との懸念もあるが、通販業界側が積極的に委託し後押しすることも必要だ。

接客という高い壁

 先日聞いた「仏壇」のネット販売の事例が記憶に残った。

 その仏壇屋、ネットでは一番安い商品しか売れなかった。ある時、動画を使って店頭の売れ筋商品を詳しく紹介すると、その商品が売れた。動画を使って紹介したのだから売れて当然かもしれない。ただ、この話から「接客」の重要性について考えさせられた。

 実店舗は店員による接客が強み。対面販売ではない通販は、接客の壁を乗り越えようと苦労してきた。仏壇屋の動画による商品紹介もその1つと言える。

 昨今ではAR(拡張現実)やVR(仮想現実)、AI(人工知能)など新たなテクノロジーが生まれている。その中から店頭に劣らない接客技術が生まれないかと妄想している。

チョコ商戦の行方

 バレンタインデーが目前に控え、通販実施企業のバレンタイン商戦もピークを越えた頃だろうか。最近では恋愛をしない若者が増えていることもあってか、今年の市場規模は前年を下回る見通しという調査結果もある。

 とは言え、自分へのご褒美に海外の高級チョコを購入する女性は多いし、最近ではチョコの交換などを行う「バレンタイン女子会」なるものも行われているようだ。

 市場規模では、年中行事として定着したハロウィンに抜かれたとも報じられているバレンタイン商戦だが、コト消費との組み合わせ方次第で伸びしろがあるように思えるし、高齢者などをターゲットに健康志向の食品を贈り合う提案などがあっても良さそう。

消費者との距離

 「ユーザーが『C』を好むようになった」と話すのは、アパレル通販の幹部。「C」とは消費者のことで、企業発信の情報に対し消費者は、心理的に少し距離を置くようになっているという。

 最近のトレンドをみると、個人間取引アプリや写真共有SNS「インスタグラム」、ライブコマースなど消費者が主役のものが多い。双方向のやりとりの中でストーリーが完成するライブコマースには、通販サイトやテレビ通販にはない盛り上がりもみられる。

 消費者同士で形成された世界に、事業者が入ることは簡単ではない。事業者発信の情報だけでは顧客との接点を持ちにくくなる中で、今後、違和感なく入りどう活用するかが重要になっている。

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