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2017年12月 Archive

ますます人が重要

2018年はどんな年になるだろうか。本紙調査では67%の企業が通販市場は拡大すると予測。ネット販売が引き続き伸びて、市場全体を押し上げるというのが大方の見方だ。

 しかし、これはネット販売での競争激化も意味する。すでに、従来のプレーヤーに加えメーカー系企業によるEC参入も増えている。加えて、増加する競合への対応だけでなく、日々変化するECのノウハウも取り入れなければいけない。

 とはいえ、EC運営の現場からは人手不足を指摘する声も出ている。ネット販売市場が伸びてもその波に乗るには業務をこなす人手が必要なのは言うまでもない。中長期的な成長を見据えれば、人材の育成や確保がますます重要になりそうだ。

悩ましい宅配問題

 歳暮や大手サイトのスーパーセール、クリスマスギフトと通販会社は繁忙期だろうが、ある物流代行会社の担当者はそうでもない様子。ヤマト運輸など宅配会社から荷物量を前年以下に抑えることを求められ、新規取引先の仕事を受けなかったためだ。

 取引を拡大したいが、宅配会社に引き受けてもらえない状況でもある。この担当者は総量規制がいつまで続くかについて憂慮する。運賃の値上げに加え、取引先拡大が難しくなっていることで、物流代行会社で頭を悩ましているところは少なくないはず。

 今年は、より効率的な物流や宅配便の受け渡しが行えるようになることを心底願わずにはいられない1年だったのではないか。

AI活用は疲れる

 AI(人工知能)への注目が高まっている。通販と関連する業界でいうと、コールセンターで活用に向けた動きが徐々に現れている。
 例えばチャットボットもその1つ。従来、人が行っていたチャットでの対応を機械で自動化する。ただ、寄せられる質問に対して適切に回答するためには、AIを訓練する「教師データ」が必要になる。チャットボットを含めAI活用の現場では、この教師データづくりが大変らしい。
 AIの「ワトソン」向けに膨大な教師データを作ることに疲弊した大手銀行などからは"ワトソン疲れ"という言葉も出ているよう。やや話題が先行している感もあるAI。通販業界や我々の日常生活に定着するのは、そう簡単ではなさそうだ。

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