Home > フルフィルメント Archive

フルフィルメント Archive

エコ配 モール出店者に格安配送サービス、1回350円で梱包資材もセット

071.jpg 自転車を使った宅配便業務を行うエコ配は2月20日から、ヤフーの仮想モールの出店者向けに格安な発送サービスを始める。東京や関西の大都市圏の出店者に限られるが1回350円で発送でき、最短翌日に配達する。また、荷物の集荷にも対応、さらに中小出店者にとって頭の痛いコストとなる段ボールなど梱包資材もセットで提供する。ヤフーが抱える膨大な出店者に対し、安価な配送サービスを展開することで利用社の拡大を狙う。

 エコ配が始める商品の発送サービス「エコ配エコプラスEC」はヤフーの仮想モール「ヤフーショッピング」の出店者の中でも「プロフェッショナル出店」での出店者に向けたもの。「ライト出店」で出店する個人事業者や個人は対象外となる。

 エコ配が自転車などで荷物の集荷が可能な東京(港・渋谷・千代田・中央・新宿・豊島・荒川・台東・墨田・文京・江東・品川の12区)、名古屋(中・中村の2区)、大阪(中央・西・北・福島・淀川・東淀川・都島・城東・東成・天王寺・浪速・生野・西成・平野の14区)、神戸(東灘・灘・中央の3区)、京都(中京・下京・上京・南の4区)の出店者を対象に、1回350円(※本州・九州・四国への発送の場合。北海道は200円、沖縄は350円が上乗せ)で発送、最短で翌日に配達、時間指定にも対応する宅配サービス20回分を1セットとして税抜7000円で専用ページで販売する。

 同セットには「ヤフーショッピング」のロゴ入り段ボールなど梱包資材も付けていることが特徴。セットとなる梱包資材は4種類を用意。「宅配バッグ」(横320ミリ、高さ400ミリ、幅110ミリ)と「50サイズダンボール」(縦236ミリ、横160ミリ、高さ91ミリ)は1回350円(北海道と沖縄は別料金)だが、「80サイズダンボール」(縦381ミリ、横271ミリ、高さ129ミリの「Aタイプ」と縦316ミリ、横226ミリ、高さ236ミリの「Bタイプ」)の場合は発送1回370円(北海道と沖縄は別料金)、セット料金は税抜7400円となる。

 エコ配では通常、東名阪への発送1回390円を徴収、また梱包資材も1つ20円と別売りとしているが、「エコ配エコプラスEC」では1回350円かつ梱包資材付きと割引価格で展開することで、ヤフーに出店する中小規模の出店事業者のニーズを獲得して利用社拡大につなげたい狙い。

 初年度の目標利用社数などは明らかにしていないが、ヤフーによれば「プロフェッショナル出店」での出店者約10万社のうち、今回のサービスの対象となる集荷エリアにいる事業者は約2万社程度だという。「(ターゲットとする中小の)出店者にとって梱包資材のコストは結構な負担だ。安価な発送料金に加えて、梱包資材付きというのは出店者から喜ばれるはずで具体的な数は言えないが(2万社のうちの一定数は)利用頂けるのでは」(ヤフーの畑中基ショッピングカンパニー営業本部長)としている。

 ヤフーはすでに仮想モール出店者向けに商品の保管、梱包、発送など物流業務の代行サービス「ヤフーロジスティクス」を展開中だが、一定量の物量を持つ有力店などの利用に限られてきた。今回の「エコ配エコプラスEC」は発送に特化しており、中小規模の出店者でも手軽に利用できる利点があり、ヤフーでも積極的に利用を促していくことで出店者の負担の軽減を図りたい考え。また、ヤフーの連結子会社のアスクルが出資して子会社化しているグループのエコ配の顧客事業者数拡大にもつなげたい狙いのようだ。

ファンケル  健食の内製化率高める、独自技術の向上図り強み増す

 ファンケルがサプリメントの自社生産比率を高めていく。昨年10月には、化粧品の製造を行う千葉の主力工場に増設したサプリメントの製造ラインが稼働。生産能力を従来比約1・6倍に高めた。今後もサプリメントは、製剤特性や需要変更を考慮して自社生産と外部委託を使い分けるものの、内製率は高めていく考え。

Continue reading

楽天、「楽天ペイ」で後払い決済を提供 〝二重取り〟防ぐ

楽天は、仮想モール「楽天市場」出店店舗向けに後払い決済を提供する。導入時期は未定。同社では昨年10月、店舗向け決済代行サービスとして「楽天ペイ(楽天市場決済)」の導入を公表し、今年4月から順次導入するとしていた。決済手数料が全決済手段の決済高に応じて利用料を計算する仕組みのため、後払い決済の場合はサービス提供会社にも手数料を支払う必要があった。新サービス提供で対応を求める店舗の声に応えた形だ。

同社ではこれまで、出店者がクレジットカード決済を提供する際に、カード決済代行システム「R―Card Plus(アールカードプラス)」を必須としていたが、これを拡充する形で楽天ペイを導入する。共通となる決済手法は、カード決済、金融機関利用決済(楽天口座、ペイジーなど)、電子マネー決済(楽天Edy、Suicaなど)、コンビニ決済(セブン―イレブン、ローソンなど)、キャリア決済、銀聯(ぎんれん)カードなど主に海外ユーザーが利用する決済、楽天スーパーポイントによる決済、楽天キャッシュ(楽天市場などで使えるオンライン電子マネー)。

 これにより、ユーザーは全店舗でコンビニエンスストア決済や電子マネー決済が利用可能となる。店舗はアールカードプラスで必要だった月額費用やデータ処理料、キャンセル手数料、マルチ決済の精算手数料は不要となる。一方で、決済手数料は全決済手段の決済高に応じて利用料が必要となるほか、これまで他社カード決済よりも利用料率が安く抑えられていた「楽天カード」決済についても、他の決済手段と同じ料率になるため、決済関連費用をトータルで計算すると、これまでより高くなる店舗も出てくる。

 また、後払い決済については、サービス提供会社への手数料に加えて楽天への手数料も必要となることに対応してほしいという声が店舗から出ていたため、自社での提供を決めた。任意での加入ではなく、楽天ペイを利用する全店舗が後払い決済を使える形だ。他社の後払い決済の場合、月額費用無料プランの決済手数料率は5%程度となる。楽天ペイは、例えば月間決済高100万円までは一律3・5%(決済高が増えると料率が下がる)のため、料金面での優位性がある。

 後払い決済の仕組みは現在構築中で「外部企業と組む形で提供する可能性もある」(ECカンパニー編成部の皆川尚久ジェネラルマネージャー)という。ネット販売企業にとって、後払い決済は購入率上昇につながるため、近年導入が進んでいるが、購入者の不払いがリスクとなっている。楽天では督促への対応や代金の肩代わりをすることも検討しており、店舗の安心感につながりそうだ。

 また、当初は4月から楽天ペイを順次導入するとしていたものの、店舗ごとに受注に関する環境が異なることから先送りする。まず、4月からは新規出店店舗が楽天ペイを導入。既存店については、8月移行をめどとして切り替えを行う。「一斉に移行を促すわけではないので、1年以上かかる可能性もある」(皆川ジェネラルマネージャー)という。

 移行に支障がでないようにするため、6月頃には受注APIの仕様を公開する予定。また、後払い決済の提供時期については未定だが、「(既存店の移行が始まる8月には)間に合わない可能性もある」(皆川ジェネラルマネージャー)としている。

 1月から全国各地で開催する「新春カンファレンス」で新制度について説明するほか、3月には各地の支社に店舗を集めて、説明会なども行う予定。同社によれば、これまで制限があった決済方法の登録可能数が増えた点や、決済関連業務を同社が代行する点などは店舗から好評だという。

 全店舗の決済手段を統一することで使いやすさを向上し、楽天市場全体の購入率向上につなげる狙い。

MonotaRO 物流拠点に新インカム導入、聞き逃しの再確認可能に

071.jpg 「聞き逃した指示をいつでも"文字"で確認できる」。電動工具や物流用品などのBtoB通販を行うMonotaROは今春にも自社倉庫内で働く作業員に新たなインカム(内線通話器)を導入する。IPネットワーク経由で音声通話を行うため、音声の乱れや途切れがなく聞き取りやすく、また、インカムの音声を認識して"文字化"する機能で聞き逃した連絡事項や指示をいつでも文字で確認できるという特徴があり、昨秋に実施した実証実験の結果、物流拠点内の従業員間の連絡が従来よりもスムーズとなったため、本格導入を行うことにしたという。

 同社では昨年9月に1カ月間に渡って、大型物流拠点「尼崎ディストリビューションセンター」の庫内作業員にアドバンスト・メディアが提供するインカムやトランシーバー、携帯電話、PHSなどの業務端末を1台のスマートデバイスに集約できるクラウド型通話サービスアプリケーション「AmaiVoice INCOM(アミボイス・インカム)」とそれに対応する音声認識・音声対話専用のバッチ型ウェアラブルマイクデバイス「AmaiVoice Front(アミボイス・フロント)WT01」を導入し、効果などの実証実験を行った。
072.jpg
 同社では従来まで拠点内の連絡手段として特定小電力トランシーバーを使用しており、フロアをまたいだ通信がつながりにくかったり、音声が悪く聞き取りにくかったり、雷やトラックなどの電波障害でつながらないなどの問題があったが、新たに導入した機器により、そうした問題が大幅に改善したという。

 具体的には「アミボイス・インカム」はIPネットワークに接続して音声通話を行うため、離れた場所にいても音声の途切れや乱れがないこと。さらに「アミボイス・フロント」の利用で庫内の音が聞き取りにくいエリアでもクリアな音声でやりとりすることができるようになった。さらに一斉同報のインカム通話を音声認識機能でテキスト化でき、音声とともに通話・時間・発話者のテキスト情報を各人の端末とPCブラウザに表示する機能で、聞き逃したインカム通話の履歴をスマートフォンなどのデバイスから確認できるようになり、現場間の連絡漏れが軽減、業務がスムーズになったという。

 昨秋の実証実験での成果を踏まえて、MonotaROでは今春に新設する茨城の物流拠点「笠間ディストリビューションセンター」に「アミボイス・インカム」および「アミボイス・フロント」を本格導入する予定で今後はインカム利用に加えて、1対1通話やグループ通話などでも利用なども行い、さらに業務改善を進めたい考えだという。

 なお、アドバンスト・メディアによると「アミボイス・インカム」および「アミボイス・フロント」はMonotaROのほか、現在、複数の事業者が実証実験中だという。今後、通販事業者などへの導入を進めていきたい考えだ。

 「アミボイス・インカム」の導入費用は初期費用が5万円。月額費用は1ユーザー(300ユーザーまで対応)あたり1000円で通話に加えて、「音声のテキスト化機能」を追加する場合は別途500円を徴収する。また「アミボイス・フロント」は1台税抜3万3000円。「アイミボイス・インカム」単体でも利用可能だが、最大の特徴である音声のテキスト化を行う場合は、専用に開発した「アミボイス・フロント」を合わせて使用する方が成果が出やすいとしている。


日本郵便 6月からハガキなど値上げ

 7-1.jpg日本郵便は6月1日、ハガキと定形外郵便物の料金、メール便の運賃を改定する。人件費の上昇など郵便事業の収支が悪化しているほか、郵便物やメール便が大型化しているのに対応するためという。ハガキは通販企業をはじめ法人の利用が多いが、昨年6月に大口利用の割引率引き下げによる実質値上げに続けてのコスト負担増となる。



 郵便料金の改定は1994年以来となる。改定するのはハガキの第2種郵便物と、通常郵便物の第1種郵便物のうち定形外郵便物。ハガキは現状の52円から10円値上げし62円となる。また往復ハガキは104円から124円と20円の値上げ。年賀ハガキに関しては52円に据え置くとし、12月15日から翌年1月7日の間に差し出した通常ハガキで表面に「年賀」の文字を朱記したもの(私製のハガキ含む)を対象にする。

 ハガキは利用数自体が減少する傾向にある中、第1種郵便物と同様のオペレーションで区分けや配達を行っていることなどからコスト吸収が難しいようだ。15年度は294億円の営業赤字となっている。

 定形外郵便物は長辺34センチ以内、短辺25センチ以内、厚さ3センチ以内で重量が1キログラム以内の規格に収まるものとし、同規格内のものと同規格外とに分けて新料金を設定。規格内の郵便物は50グラムまで(120円)、50グラム超100グラムまで(140円)、100グラム超150グラムまで(205円)、150グラム超250グラムまで(250円)は現行料金を維持する。250グラム超500グラムまでは400円から380円、500グラム超1キログラムまでが600円から570円に引き下げている。

 一方、規格外の場合は200円(50グラムまで)~1330円(2キログラム超4キログラムまで)に設定し、規格内に比べ80~150円割り増しになる。これまで設けてきて1キログラム超2キログラムまでと2グラム超4キログラムまでは規格外の新たな料金設定となり、それぞれ870円が1020円、1180円が1330円になる。

 メール便の「ゆうメール」も定形外郵便と同様の規格に収まるかどうかで2系統の料金を設ける。150グラムまで、150グラム超250グラムまで、250グラム超500グラムまえ、500グラム超1キログラムまでは、いずれも現行運賃と同じ180円、215円、300円、350円。規格外の場合はそれぞれ265円、305円、400円、450円となる。1キログラム超2キログラムまでと2キログラム超3キログラムまでは規格外となり、従来の460円、610円が560円、710円となる。

< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

全ての記事一覧

Home > フルフィルメント Archive

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ