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ヴァシリー、似た服が買える新サービス

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ファッションアプリを手がけるVASILY(ヴァシリー)は3月9日、自社開発のディープラーニングによる画像解析技術を活用して、人気インスタグラマーのコーディネートに似ているアイテムが買えるウェブサービス「SNAP by IQON(スナップ バイ アイコン)」を始めた。

 同サービスは、2010年にスタートした「アイコン」以来約7年ぶりとなる新サービスで、新しいファッションの発見に役立ち、200以上の提携先通販サイトでファッション商材が購入できる点は「アイコン」にも通じる。

 ウェブサービスとして展開する「スナップ バイ アイコン」のホーム画面には人気インスタグラマーのコーデ画像が並んでおり、サイト訪問者は気になるコーデをクリックすると、当該コーデでインスタグラマーが着用しているトップスやボトムス、バッグやシューズなどの各アイテムに似ている商品がそれぞれ価格帯別に3つずつ表示される(画像)。

 「アイテムをもっとみる」ボタンをクリックすれば、最初に表示される3つのアイテム以外にも似ている商品が一覧で表示され、アイテムの詳細を確認したい場合や購入したいときは各画像の下にある「販売サイトへ」ボタンから提携先サイトのページに飛ぶことができる。

 新サービスでは、自社開発の画像解析技術が自動的にインスタグラマーの各スナップ画像の中から、商品カテゴリーごとに着用アイテムを認識し、「アイコン」で取り扱う常時150万点以上の商品画像の中から似たアイテムを表示するという。

 昨今、じっくり雑誌を読んだり、ゆっくり買い物を楽しむ時間のない女性にとって、インスタグラムなどSNSの情報をファッションの参考にするシーンが増えているが、インスタグラムなどで好みの着こなしを見つけても、着用アイテムがどこで販売しているのか分からず、購入につながらないケースは多い。また、キーワード検索を行っても、自分が望むようなアイテムが検索結果として表示されないことも少なくない。

 そうした課題を解決するのが「スナップ バイアイコン」で、"あこがれコーデにもっと近づく"をコンセプトに、インスタグラマーが着用する商品と似ているアイテムを提案する。

 サービス開始時に参加するインスタグラマーは、パーソナルスタイリストのyokoさん(フォロワー数約7万3500人)やインスタグラマーのj.chikaさん(同約5万8100人)など60人以上、掲載コーデ数は950枚以上でスタートする。

 今後は、「スナップ バイ アイコン」に登場するインスタグラマーをさらに増やして幅広い消費者ニーズに応えるのと同時に、画像解析精度の向上や、各ユーザーの好みを学習して利用者ごとに最適なアイテムを表示するレコメンド機能の導入を計画。ユーザーの購買意欲を高めて提携先通販サイトへの送客と購入につなげる。

 加えて、ヴァシリーでは「アイコン」と「スナップ バイ アイコン」に続く、ディープラーニングを活用した3つ目の自社サービスの準備を進めているほか、開発過程で生まれた要素技術を法人向けにも提供していくとする。

ヤマト運輸 荷受量抑制を検討へ、通販荷物増で労組が要請

 ヤマト運輸は、同社の労働組合が宅急便の荷受量の抑制などにより労働環境の改善を求めていることなどに対する対応の検討を始めた。人手不足とネット販売市場の拡大などでドライバーの長時間労働など労働環境が悪化する状況にあり、会社側も労働環境の改善策を行わざるを得ない状況のようだ。配達時間帯指定サービスの見直しや大口取引先へ料金引き上げを要請する可能性もあり、通販企業へも影響が出そうだ。

 ヤマト運輸の労組は春季労使交渉で賃上げと労働環境の改善を要請しているという。一部報道では2018年3月期の宅急便個数が17年3月期の水準を上回らないよう求めているほか、長時間労働につながる再配達や時間帯指定サービスなどを見直すこともなども求めているとしたが、これらについて同社では「特に具体的な検討を行っているわけではない」(広報戦略部)としている。

 同社は2月1日付で「働き方改革室」を新設し、労組要請前に労働環境改善に乗り出した。適正な労働時間管理が行えるような環境整備と長時間労働対策を講じるよう取り組み始めている。

 親会社のヤマトホールディングスは今期(17年3月期)第3四半期決算でデリバリー事業を中心に想定以上の業務量となり、特に都市部で物量が集中したためにコストを要して減益になった。さらに通期でも利益面を下方修正し、2期連続の減益となる見通し。人手不足の深刻化が業績面へ影響しているため、荷受量抑制を含めた対応に動かざるを得ない状況にあると見られる。

ペイオニア・ジャパン オンライン決済本格化、越境EC向けに現地口座提供

 ペイオニア・ジャパンは2月16日、国際商取引のオンライン決済サービスの国内での営業活動を本格化すると発表した。決済サービスは日本のネット販売事業者などが海外のマーケットプレイスに出品した際に現地銀行の口座を利用でき、低額な手数料で行える。中小事業者や個人事業者などをターゲットに導入を進めていく。

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ドクターシーラボ、優良顧客向け優待制度刷新、"割り引き"から"ポイント"に特典変更

化粧品通販のドクターシーラボは2月6日から、新たな優良客向け優待特典制度の運用を始めた。従来までの"割引"をメインとした特典ではなく、"ポイント付与"に切り替えることで過度な割引による利益率の低下を防止したり、「まとめ買い」を促し、業績拡大につなげたい狙いのようだ。

新たな優良客向け優待特典制度「Ci‥Labo33(シーラボ・サーティースリー)」は過去3年間で同社商品の税込購入額が2万円を超える顧客を対象とした優良顧客向けのポイントサービスで商品購入時に、これまでの購入額によって定めた「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」という4段階のステージと1回の購入額に応じて、顧客に「サンキューポイント」と呼ばれる独自ポイントを還元するもの。なお、貯めた「サンキューポイント」は1ポイント1円として同社商品の代金に充当できる。

 付与ポイントは「ステージ」によって異なり、最低ステージとなる過去3年の購入額が税込2万円以上の「シルバーステージ」の顧客の場合、1回の購入額が5000円未満は当該商品額の2%、1万円未満では3%、1万5000円未満では4%、2万円未満では5%、2万円以上は10%となる。最高ステージとなる3年間の累計購入額が税込25万円以上の「ダイヤモンドステージ」の場合は1回の購入額が5000円未満で7%、1万円未満では10%、1万5000万円未満では15%、2万円未満では20%、2万円以上は30%となる。

 これに顧客の誕生日月での商品購入時に付与する特典ポイント(最上位の「ダイヤモンドステージ」は3%、それ以外は2%を加える)を組み合わせると最大で購入額の33%分のポイントを還元する。

 なお、顧客の「ステージ」は従来までは原則、通販(電話・郵送・FAX・ネット)での購入実績に応じたものだったが、新制度では通販だけでなく、店舗での購入分も対象とし、合算して決定することにし、複数チャネルを利用する顧客にとってはポイントがたまりやすくなるという。また、従来制度では対象外としていた割引セットやビッグゲル、福袋などの商品購入時もポイント付与対象とした。このほか、上位ステージの顧客には特典を設けており、送料や代引き手数料、スピード配送サービスを無料(「ダイヤモンド」会員のみ)としたり、化粧品などあらかじめ設定した頻度で商品を配送する「定期トクトク便」で毎月配送する「毎月コース」の利用時は対象商品を自由に変更(「ダイヤモンド」および「プラチナ」会員のみ)できるようにした。

 なお、「定期トクトク便」は今回の優待制度刷新にあわせて変更。従来は毎月コース、2カ月コース、3カ月コースとも、定期配送特典として通常価格から20%を割り引きしていたが、変更後は毎月コースのみ20%割引とし、2カ月、3カ月コースは10%引きとした。一方で、毎月コースの場合、配送後、最大2回、定期配送を休めるようにした(従来は1回)ため、事実上、毎月コースを選択しても3カ月後の配送とすることができるようにした。これにより毎月コースの加入者を増やしたい考えのようだ。また、同時に定期便と一緒に通常購入商品を配送する「おまとめエコ配送」も開始し、利便性を高める狙いだ。

 従来までの優待制度は同社での累計購入額が1万円以上で4%、2万円以上で6%、4万円以上で8%、6万円以上で10%、8万円以上で12%、10万円以上で14%と累計購入額で決まる「ランク」によって、商品購入時に適用される割引率が変わるステップアップ割引を展開してきたが、期間を設けておらず、また、一度、ランクが上がった顧客は半年以内に一度でも購入すればランクが下がらない仕組みだったため、利益率悪化の一因となっていたようだ。

 このステップアップ割引および通販での購入額の1%分を付与する従来のポイント制度「シーポイントサービス」をあわせて、新たに「Ci‥Labo33」とすることで訴求を"割引"ではなく、"ポイント付与"とするとともに、1回の購入額でもポイント還元率を変えることで、商品のまとめ買いを促すほか、行き過ぎていた過度な割引を抑え、利益率アップを図りたい考えのようだ。

 なお、同社では「Ci‥Labo33」の運用を当初、1月2日からスタートさせる予定だったが、システム変更に伴う混乱などから2月6日まで開始がずれ込んだようだ。また、同社の通販サイトも予定していた新サイトへの移行が「当初の見込みよりも開発に時間を要している」(同社)として現状、本サイトが停止中(代わりに一部商品のみ購入できる「特設サイト」を設けている)で、「サンキューポイント」は利用できない状態となっている。本サイトの再開については「3月中旬を予定している」(同社)とする。

エコ配 モール出店者に格安配送サービス、1回350円で梱包資材もセット

071.jpg 自転車を使った宅配便業務を行うエコ配は2月20日から、ヤフーの仮想モールの出店者向けに格安な発送サービスを始める。東京や関西の大都市圏の出店者に限られるが1回350円で発送でき、最短翌日に配達する。また、荷物の集荷にも対応、さらに中小出店者にとって頭の痛いコストとなる段ボールなど梱包資材もセットで提供する。ヤフーが抱える膨大な出店者に対し、安価な配送サービスを展開することで利用社の拡大を狙う。

 エコ配が始める商品の発送サービス「エコ配エコプラスEC」はヤフーの仮想モール「ヤフーショッピング」の出店者の中でも「プロフェッショナル出店」での出店者に向けたもの。「ライト出店」で出店する個人事業者や個人は対象外となる。

 エコ配が自転車などで荷物の集荷が可能な東京(港・渋谷・千代田・中央・新宿・豊島・荒川・台東・墨田・文京・江東・品川の12区)、名古屋(中・中村の2区)、大阪(中央・西・北・福島・淀川・東淀川・都島・城東・東成・天王寺・浪速・生野・西成・平野の14区)、神戸(東灘・灘・中央の3区)、京都(中京・下京・上京・南の4区)の出店者を対象に、1回350円(※本州・九州・四国への発送の場合。北海道は200円、沖縄は350円が上乗せ)で発送、最短で翌日に配達、時間指定にも対応する宅配サービス20回分を1セットとして税抜7000円で専用ページで販売する。

 同セットには「ヤフーショッピング」のロゴ入り段ボールなど梱包資材も付けていることが特徴。セットとなる梱包資材は4種類を用意。「宅配バッグ」(横320ミリ、高さ400ミリ、幅110ミリ)と「50サイズダンボール」(縦236ミリ、横160ミリ、高さ91ミリ)は1回350円(北海道と沖縄は別料金)だが、「80サイズダンボール」(縦381ミリ、横271ミリ、高さ129ミリの「Aタイプ」と縦316ミリ、横226ミリ、高さ236ミリの「Bタイプ」)の場合は発送1回370円(北海道と沖縄は別料金)、セット料金は税抜7400円となる。

 エコ配では通常、東名阪への発送1回390円を徴収、また梱包資材も1つ20円と別売りとしているが、「エコ配エコプラスEC」では1回350円かつ梱包資材付きと割引価格で展開することで、ヤフーに出店する中小規模の出店事業者のニーズを獲得して利用社拡大につなげたい狙い。

 初年度の目標利用社数などは明らかにしていないが、ヤフーによれば「プロフェッショナル出店」での出店者約10万社のうち、今回のサービスの対象となる集荷エリアにいる事業者は約2万社程度だという。「(ターゲットとする中小の)出店者にとって梱包資材のコストは結構な負担だ。安価な発送料金に加えて、梱包資材付きというのは出店者から喜ばれるはずで具体的な数は言えないが(2万社のうちの一定数は)利用頂けるのでは」(ヤフーの畑中基ショッピングカンパニー営業本部長)としている。

 ヤフーはすでに仮想モール出店者向けに商品の保管、梱包、発送など物流業務の代行サービス「ヤフーロジスティクス」を展開中だが、一定量の物量を持つ有力店などの利用に限られてきた。今回の「エコ配エコプラスEC」は発送に特化しており、中小規模の出店者でも手軽に利用できる利点があり、ヤフーでも積極的に利用を促していくことで出店者の負担の軽減を図りたい考え。また、ヤフーの連結子会社のアスクルが出資して子会社化しているグループのエコ配の顧客事業者数拡大にもつなげたい狙いのようだ。

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