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ファッションテックサミット開催㊤ スタートアップ企業がプレゼン

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ITとファッションの未来を描くイベント「ファッションテックサミット#001」が3月4~6日の3日間、デジタルハリウッド大学の駿河台キャンパス(東京都千代田区)で開催され、三越伊勢丹やセレクトショップのベイクルーズなどIT活用に積極的な企業が登壇したパネルディスカッションや、スタートアップ企業のプレゼン大会、アパレル関係者とエンジニアが限られた時間内でプロダクトの制作に挑戦するハッカソンなどが行われた。

 プレゼン大会にはブラジャーのオンラインフィッティングサービス「fitty」を手がけるスカラインターナショナル(本間佑史子社長)や、人工知能アプリ「SENSY」を開発したカラフル・ボード(渡辺祐樹社長)、スマホ上で簡単に自分のアクセサリーが作れるサービス「monomy」を運営するFUNUP(ファンアップ、山口絵里社長=写真/Shoya Oyama)など5社が参加した。

 「fitty」はボディーのデータと商品のデータをウェブ上でマッチングさせるフィッティングサービスだ。ブラジャーは40以上のパーツを組み合わせてできており、フィッティングが重要なのにもかかわらず、胸にコンプレックスがあったり、小さい子どもがいたりして店頭に行かない女性も多く、約7割の女性がサイズを間違えて着けているという。

 「fitty」では、4つの質問から得たユーザーの体型データと、20項目におよぶ商品の計測データを照合。利用者にフィットする商品だけをレコメンドし、下着メーカーや通販企業の通販サイトに送客する。また、下着の専門家に相談ができるチャット機能を用意することで、安心感とEC送客後の購入率向上につなげているという。

 「SENSY」は、約20点の商品画像を見て好きか嫌いかを分けていくと人工知能がユーザーの嗜好を学習し、自分の趣味・嗜好に合ったファッションを探してくれたり、コーディネートを考えてくれたりするアプリで、使えば使うほど精度が高まるという。

 何でもネットで手に入る時代になったものの、情報量が増えれば増えるほど検索結果には大量の商品が表示され、本当に気になる商品との出会いが生まれにくいことから、解決策として人工知能を使ってミスマッチを解消するスマホアプリを開発した。

 アマゾンのレコメンドエンジンが"これを買った人はこれも買っている"といったようにユーザーを行動パターンでグルーピングするのに対し、「SENSY」はユーザーの思考回路を解読するアプローチのため、新作やニッチなアイテムなど購入者データが少なくグルーピングしにくい商品であっても高い精度でお薦めできるのが強みだ。

 「monomy」は、約3000種類のアクセサリーパーツを組み合わせて自分のオリジナルアクセサリーが作れたり、購入できるモノづくりマーケットアプリ。人差し指1本で簡単に作れる操作性が売りで、すでに約2万点の商品が投稿されている。

 投稿した作品の製作や決済、配送などの作業は「monomy」が担当。30社以上のパーツ工場と提携し、作品は職人がオーダーを受けてからデザインされた作品と同じものを商品化して10日以内に購入者に届ける仕組みという。

 まずは種類が多く、作りやすいアクセサリーを手がけているが、家具や靴、メガネといったさまざまな商材に応用できるため、在庫リスクを抱えずに商品化できるサービスとして育てていく。また、将来的にはクラウドファンディング型で販売数を確保し、割引価格で販売する仕組みも計画するほか、「monomy」で作ったアイテムを他の売り場で販売することも視野にあるようだ。

 なお、プレゼン大会では、来場者やオンライン視聴者によるウェブ投票を実施。投票の結果、「monomy」が最優秀賞に選ばれた。
                              (㊦につづく

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宅配便各社 鉄道駅に宅配ロッカー、ヤマトはオープン型前提に実験中

071.jpg 宅配便各社が鉄道駅などでの宅配便受け取りロッカーの実証実験や他社宅急便事業者も利用可能にするオープン型ロッカーの取り組みに動き出している。ヤマト運輸は東京メトロの駅で宅配便受け取りを実証実験中で、日本郵便は3月中にも京王電鉄施設での実証実験を開始する。またヤマト運輸はオープン型を前提に実験に取り組んでおり、日本郵便もオープン型の検討を始めた。宅配便の再配達が問題となっている中、宅配便各社は受け取りの多様化を進めて顧客の利便性向上を図ることに加え、再配達削減の対策ともなる宅配ロッカーのインフラ化に取り組み始めた。

 ヤマト運輸の実証実験は、東京の練馬区の営業所1カ所と、同営業所周辺の東京メトロ有楽町線(副都心線)5駅に宅配ロッカーを設置し実施している。現状はヤマト運輸の宅急便のみを対象にし、顧客も同社のユーザー会員「クロネコメンバーズ」に限定している。

 昨年から行っている実証実験では、リピーターの利用が多いとしており顧客ニーズのあるサービスと見ている。同社は東京メトロの他の路線・駅でのサービスも展開していくものと見られる。

 ヤマト運輸は1月にフランスのネオポスト社と合弁会社を設立し宅配ロッカーを設置していくことを表明。他の宅配便事業者も利用できる"オープン型"で先行している同社のノウハウを取り入れ、国内でもオープン型宅配ロッカーのインフラ構築を進めていく考え。具体的構想については3月に発表する予定という。なお、ヤマト運輸のオープン型宅配ロッカーについては日本郵便は活用していく方向としている。

 一方、日本郵便は従来、楽天市場の購入商品の受け取りサービスとしてテストを行ってきた「はこぽす」を楽天市場以外の通販商品の受け取り、通販以外の荷物の受け取り、不在で持ち戻ったゆうパックの受け取り、オークション商品の受け取り、買取サービス利用時の商品発送などの機能拡大を行う。また、京王電鉄・井の頭線の6駅など郵便局以外への宅配ロッカー設置など実証事件も始める。さらに他社の宅配便の荷物の受け取りも可能にする"オープン化"を検討していく。

 「はこぽす」の機能拡大では4月に「モバオク」で落札した商品を受け取れるようにするほか、9月からは買い取りサービス「ハグオール」の商品を発送できるようにする。また「はこぽす」は現状都内に所在する24時間窓口設置の22郵便局の局舎内に設置視しているが、3月以降に24時間営業でない3郵便局の屋外にも設置し、24時間受け取りを可能にする。

 鉄道施設の「はこぽす」の設置は、京王電鉄に加え、京浜急行の駅での設置も検討しているという。

ヤフーショッピング、出店者向けに簡単出稿のクリテオ広告販売 モール内の掲載も実施

ヤフーショッピングトップ.jpg「ヤフーショッピングの出店者は簡単にクリテオの広告が出せます」――。ヤフーは2月29日から仮想モール「ヤフーショッピング」(画像=トップぺージ)の出店者向けに通販サイトなどで商品を閲覧した人に当該商品の写真や情報を瞬時に広告に挿入するクリテオのリターゲティング広告の販売を開始、3月1日から配信をスタートした。
 
 クリテオの広告はその高い効果から通販事業者の間でも出稿が増えているが、実施するにはサイト内に"タグ"を入れたり、クリテオの仕様に合わせた商品データを作成・提出する必要があるなど一定の作業負担があり、中小事業者にとっては出稿までのハードルは高かった。
 
 今回、ヤフー側がタグの埋め込みや商品データ作成および提出など実作業を代わって実施、出稿を希望する出店者は予算設定(月額5万円から)とクリック単価(20円から)を設定するだけで、数時間後には出稿できる。なお、広告費は出店者の「ヤフーショッピング」の売り上げから相殺して回収する。
 
 広告配信面については、クリテオの配信先に加えて、出店者の広告主限定で新たに「ヤフーショッピング」のトップページやカテゴリページ、検索結果ページにも掲載する。また、リターゲティングに必要なデータも広告主である当該出店者のものだけでなく、「ヤフーショッピング」全体のものを使用でき、「他店での類似商品の閲覧者」などにもリーチできるようにし、「ヤフーショッピング」のユーザーへの訴求を高めた。
 
 同広告商品の出稿可能店舗は「収納代行会社を通じて取引、または直接取引で与信条件を満たしている出店者」(ヤフー・ショッピングカンパニーの中島淑志広告企画部長)で約8000店舗のようだ。
 
 同社によると出店者から同広告商品の反響は高く、立ちあがりの状況では「想定の倍くらいの出稿を頂いている」(同)という。

バイク便のソクハイ  カード決済を導入、食品宅配の代引きも検討

 バイク便のソクハイは、Square(スクエア)のクレジット決済サービスを導入しバイク便料金での決済を可能にしている。スマホやタブレットに接続して使用する小型カードリーダーで決済できる手軽さのほか、手数料の料率も比較的低い点が同社の業務に適しているという。今後は大阪・名古屋エリアでの導入とともに、フードデリバリーにおける代引き決済などの新規事業への活用も検討している。

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QDKの「クオリア」 化粧品・健康食品の専門ASPを立ち上げ

 通販の販促支援を行うQDKが化粧品や健康食品に特化したアフィリエイト・サービスプロバイダ(ASP)を立ち上げた。このジャンルの専門ASPは、初めてとみられる。大手ASPでは補いきれない化粧品、健食通販の商習慣に合せたASP提供を目指す。

 新ASP「quaria(クオリア)」は昨年12月に提供を開始した。現在、掲載商品数は50。参加するアフィリエイターが運営するサイト数は200ある。当面は、管理コスト無料で規模拡大を目指し、年内に500商品(広告主)、2000サイトの参加を見込む。対象は、化粧品、健食を中心とする美容・健康関連商品を含む。

 大手ASPは、「金融」から「旅行」、「家電」、「人材」など幅広い業種のアフィリエイト広告を網羅。守備範囲が広い一方、個々の商習慣に対応しきれない課題がある。一人の担当者が数百の広告主をサポートしていることもあり、その力量や得意分野に依存して、対応品質にばらつきが生じるケースもある。

 例えば、化粧品、健食の比較サイトを運営するアフィリエイターは、消費者が「機能成分名」や、クレンジング、美容液など「商品カテゴリ」で検索することを見越し、これらワードでサイトをつくる。サイトの体裁を整えるためには1020の商品(広告主)が必要になる。だが、大手ASPの管理画面は必ずしも健食、化粧品の検索に柔軟に対応できず、商品を集める負担が大きい。

 「クオリア」は、「商品カテゴリ(美容液、オールインワン化粧品等)」や「販売手法(無料サンプル、お試しサイズ、初回限定割引の本商品等)」、キャッチコピー、特徴成分、全成分情報などの商品データベースを構築。関連する商品の検索精度を高めた。また、販売価格や内容量、オファー施策の比較を一覧で掲載してもいる。

 広告主にとっても、自らの商品をアフィリエイターに取り上げてもらう機会が増える。

 これまでは検索精度の問題から、報酬額の高い広告主や、アフィリエイターとの交流に熱心な広告主の商品に掲載が偏る傾向があった。QDKでは、検索精度を高めることで、本来、売りやすい商品や特徴がありながら報酬額の低い広告主の商品も掲載されやすくする。アフィリエイターのサイト構築もサポートし、双方の機会損失の解消を目指す。

 化粧品、健食通販の商習慣を踏まえた機能も充実させた。「金融」や「旅行」分野と異なり、広告に使うイメージキャラクター等の権利関係から起こるトラブルが多いことや、モニター募集が多いことに対応して管理機能を充実。モニター募集の管理では、アフィリエイターによる応募・報告を簡素化する一方、広告主も募集要件を容易に管理でき、アフィリエイターの報告率を参考にできるようにした。

 ほかに、美容ライターや管理栄養士のコラム、薬事法等の広告表現講座など独自記事も配信。アフィリエイターをサポートしていく。

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