Home > 媒体研究(ネット・モバイル) Archive

媒体研究(ネット・モバイル) Archive

アバハウス EC刷新しブログと統合、リアルとの連携を強化し店頭データでレコメンド

5-1.jpg
 アバハウスインターナショナルは10月10日、グループのファッションブランドを扱う通販サイトをブログサイトと統合してリニューアルし、サイト名も「アットシェルタ」から「アバハウスインターナショナルオンラインストア」に変更した。

 今回のサイト刷新は、EC集客やユーザビリティーの向上を図るとともに、店頭スタッフがECのコンテンツに参加しやすい仕組みを整えるほか、店頭データを活用したレコメンドを始めるなど、リアルとECの連携を深める狙いもある。

 集客面では、通販サイトとブログを統合することでセッション数の分散を防ぐほか、URLを変更しアバハウス直営通販サイトとしての認知を高める。また、タグ付け機能によるオーガニック検索を強化する。

 従来からブログには自社ECへのリンクを貼っていたが、ブログ経由でECに来訪しないユーザーが約15%いたため、その分のセッション数は確実に伸びると見ており、コンテンツの充実や利便性を高めて現状のコンバージョン率を維持できれば、EC売り上げは15%伸びる計算だ。また、ハッシュタグによる集客改善策では、ブランドキーワード以外での流入増を図るため、グーグルで検索数の多いワードをSEO対策で上位に表示させる。

 ユーザビリティーに関してはサイト表示速度を改善し、モバイル3Gでの表示であれば21秒以上から6秒程度となり、離脱率の低減につなげる。また、ソーシャルログインを強化。LINEとヤフーのIDでログインできるほか、フェイスブックとアマゾンのアカウントにも対応していく。

 カート機能では予約商品と取り寄せ商品、通常商品の同時決済に対応し、それらの組み合わせでも1万円以上で送料無料の対象としたほか、クーポンとポイントの併用もできるようにした。

 また、サイト上部にトレンドタグを配置。例えば「#秋コーデ」で検索すると、同じキーワードで関連する商品の一覧や、モデルの写真、スタッフコーディネートの写真を確認できる。

 さらに、衣料品とは項目が異なるシューズに特化した検索も追加。ヒールの高さや形などでも絞り込めるようにした。

 オムニ戦略の面では、店舗スタッフの個人フォロー機能などを設置したほか、スタッフコーデからの集客や購買データといったEC貢献度を可視化することで、店頭評価とのハイブリッド化を進め、発信力があるスタッフの育成につなげるのと同時に、スタッフがより身近な存在となるようにしていく。また、コーデアプリ「ウェア」に投稿したデータをAPI連携で自社ECでも同時投稿できるようにし、手間を省く。

 今回のサイト刷新では、店頭の買い上げデータを活用した新たなレコメンドにも挑戦。通販サイトで気になった商品の詳細ページを閲覧すると、店頭で当該商品と同時に購入されたアイテムの上位2つか、3点セットで購入される場合が多ければ当該セットを表示する(画像)。

 同社では、「服を買う場合、何を買うか決めている人と決めていない人に分けられ、決めていない人は店頭での接客を求める傾向があるが、この接客の部分を直営ECでもカバーしたい」(木村保行取締役)としており、実店舗の買い回り情報とスタッフレビューの二段構えで店頭のリアルな提案に近づける。来春夏シーズンにはチャットサービスの実装もテストしたい考えで、何を買うのか決めていない顧客に対するフォローも厚くしていく。

三越伊勢丹 試着してから買えるEC、働く女性をターゲットに顧客接点の強化図る

5-1.jpg
 三越伊勢丹は10月3日、働く女性をメインターゲットに、伊勢丹新宿本店本館3階のキャリアスタイルで取り扱う13ブランドのスタイリングセットを利用者の自宅に配送し、試着してもらった上で、気に入った服だけを購入できるウェブサービスを始めた。忙しくて百貨店で買い物を楽しむ時間のない女性に年4回、ビジネスシーン中心の服を"スマートショッピング"の形で提案して顧客接点を強化するほか、商圏外の消費者も取り込む。

同社が新たに始めた「イセタントランクサービス」は、「イネド」や「23区」「アンタイトル」「ジルサンダーネイビー」「タラジャーモン」など働く女性に人気の13ブランドの中から、ブランドごとにスタイリングされた商品4点セットか8点セットの合計60スタイルから好みのセットを選び、購入前に自宅で試着できるサービスだ。店頭と同様に試着してから欲しい商品だけ買えるほか、手持ちの服とコーディネートできるウェブサービスならではの良さを融合した。

 各ブランドのスタイルセットは30代~50代のキャリア女性を想定し、三越伊勢丹とブランド側で厳選したもので、セット内容は決まっている。複数ブランドのアイテムで自分なりのスタイリングも試したい場合は複数セットを注文する必要があり、同サービスでは最大3セットまで選べる。

 セット商品はジャケットやコート、ワンピース、ブラウス、パンツ、スカートなどで構成され、利用者はアイテムごとに色やサイズを指定できる。

 サービスを利用するには「三越伊勢丹オンラインストア」への会員登録が必要で、利用料は税込540円となる。商品が届いてから7日間のお試し(試着)期間を設定。試着して不用なアイテムは返送料無料で返却でき、戻り品の確認後に登録したカードで決済される仕組みだ。

 新サービスの受注はシーズンごとの年4回を計画。初回の受注期間は10月3日~11月1日で、それ以降は1月中旬、4月中旬、7月中旬、10月中旬となる。

 三越伊勢丹では、ECの仕組みを活用して百貨店店頭並みのブランドとサービスを提供することで、利用者の決定率(購入率)は3~5割と見ている。

ロコンド マガシークとの同盟始動、300ブランドをロコンドで販売

6-1.jpg
 靴とファッションのネット販売を手がけるロコンドは9月27日、今年4月にマガシークと結んだ相互出店契約の第一弾として、同社が運営する衣料品通販サイト「マガシーク」と「dファッション」の取り扱い商品を「ロコンド」でも販売を始めた(画像)。

 同月21日には先行して、マガシークが扱う人気ブランド「ナノ・ユニバース」のアイテムを「ロコンド」でも販売開始していたが、27日からは約300ブランドに拡大。今後も随時、拡充する予定だ。一方、「ロコンド」で扱う靴などのアイテムを「マガシーク」と「dファッション」で販売するのは11月以降となる見通しだ。

 今回の取り組みは、有力ECモール同士が連携してファッションEC市場でトップを走る「ゾゾタウン」を追走し、2位グループを形成することで市場環境の健全化などを狙うもので、他の競合モールを含めた同盟の拡大も目指している。

 マガシークとの連携では、両社ともに取り扱いブランドが大幅に増えるため、それぞれが取扱高の増加を期待できるほか、ロコンドは品ぞろえの薄いアパレル商材を、マガシークは靴カテゴリーの強化につながる。

 また、連携のメリットは両社だけにとどまらず、例えば「マガシーク」に出店する各ブランドにとっても、追加の作業なしに「ロコンド」で商品を同時販売できる。

 物流面でも、マガシークの倉庫在庫をロコンドで販売し、注文が入った場合はマガシークの倉庫から直接、購入者に届けることで倉庫間の横持ちが発生せずに早く届けることができる。

 ロコンドでは"マガシークがロコンドで試着できちゃいます"を合言葉に告知を開始。サイト上では商品一覧ページの画像にマガシークの取り扱いアイテムについては「MAGA」マークをつけ、商品詳細ページにも明記しているほか、両社で異なる送料や配送方法、運送会社、サイズ交換や返品対応などのサービス面についても専用ページを設けている。

クックパッド 生鮮品のネット販売開始

5-1.jpg
 クックパッドは9月20日から、生鮮品のネット販売を開始した。専門店など5店舗が出店し、東京・目黒区の一部エリアからスタートした。専門店や生産者のこだわりの食材を好きな時間に受け取りできることが特徴。1品から送料無料で注文できる利便性で、他の生鮮品ネット販売との差別化を図る。ユーザーの利用頻度や継続率を重視しながら、順次エリアを拡大する。

 開始したのは「クックパッドマート」。鶏肉や精肉、まぐろの専門店のほか、2つの野菜生産者が出店した。専門店でしか取り扱いがない高品質な食材や、収穫当日の新鮮な農家直送野菜を購入できる。

 受け取り場所は、東京・目黒区の東急東横線の学芸大学駅周辺の「カラオケの鉄人」と「なんでも酒やカクヤス」の2カ所を設けた。前日午後6時までの注文分について、ユーザーは翌日午後5時以降に受け取ることが可能となる。

 受取期限は「カラオケの鉄人」は翌日早朝6時まで、「なんでも酒やカクヤス」は当日午後10時までとなる。まずは火曜日と木曜日週2回の配達からスタートし、今後、毎日配達へサービスを強化したい考え。

 配送については、配送業者が複数の出店者を順番に集荷し、そのまま受け取り店舗へ届ける仕組み。配送業者のルート配送を活用することで、1品から送料無料で注文できる仕組みを構築した。

 まずは、iOSアプリの配信からスタート。商品の受取方法がサービスの目新しさとなるため、受け取り方法をわかりやすく紹介するように心がけた。出店者の特徴や食材へのこだわりを紹介し、料理が楽しくなる購買体験を目指した。

 クックパッドマート内では、レシピサイト「クックパッド」のレシピを活用し、レシピからまとめて注文することができる。現状、複数のクックパッドユーザーが考案した数十レシピを紹介している。

 新規客獲得については、チラシやサンプリングなどのエリアマーケティングを中心に行う予定。好きな場所で好きな時間に受け取りできる自由度の高さを強みに、帰宅時間が遅い働く女性などの開拓をめざすようだ。

 今後、学芸大学駅前周辺における受け取り場所を増やすほか、サービス改善に注力する。なお、収益については、出店者から売り上げの一部をクックパッドが徴収する仕組みとした。徴収した料金を、配送業者や受け取り場所の店舗に収益を分配する。

Candee ライブECを法人提供、スマホで動画配信

5-1.jpg
 メディア事業などを手がけるCandeeは9月12日、ソーシャルライブコマースアプリの「Live Shop!」のアカウントを法人向けに開放した。

 同アプリでは芸能人やモデル、インフルエンサーといった出演者がライブ配信の番組を通じて衣装や小物として登場した商品を、視聴者が配信中に画面上で購入できるという動画コマースサービスなどを展開している。

 今回のアカウント解放では、クライアント企業が自社で撮影する動画を使って専用チャンネルを開設することができ、場所や時間を問わずスマホ上で配信して商品販売ができるという。動画演出のサポートとしては、同アプリに搭載されている既存のアンケート機能や抽選機能のほか、動画構成などでのアドバイスもある。

 同社によると、ライブコマースを活用することにより、営業時間外での商品訴求をはじめ、セールや年末年始といった特定期間での販売強化、アンケート結果を反映した新商品の開発、動画上での先行販売・限定販売といった企画展開などに対応することを見込んでいる。「スマホ1台で(撮影・配信が)できるので、実店舗のスタッフが営業後に商品を使って配信することも可能。インフルエンサーを起用しているところもあると聞く」(同社)とした。なお、動画については自社サイトに埋め込むこともできる。1本当たり30分程度の構成となる内容が多いようだ。

 サービス利用に当たっては月間で上限6時間までとしており、アカウント使用料として、開設料が月額税別で20万円、販売手数料が商品の売り上げの15%。申込みから最短10営業日で配信することができる。

 現在、ストライプインターナショナルの「E hyphen world gallery」やアンジュの「StyleBoatMarket」、ビーズインターナショナルの「X―girl」といった7ブランドのアカウント開設が決定しており、順次配信を開始する予定。

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

全ての記事一覧

Home > 媒体研究(ネット・モバイル) Archive

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ