Home > 媒体研究(紙・電波) Archive

媒体研究(紙・電波) Archive

高島屋 カタログギフトで新商品 専用サイトで選ぶギフト、"コト"カタログも開始

高島屋は9月1日、カード型で直筆メッセージが入れられるウェブカタログギフト「タカシマヤローズセレクション・ウィズユアメッセージ」の販売を始めた。ネット時代の消費者ニーズに対応し、拡大するカタログギフト市場での存在感を高める。

従来のカタログギフトは贈り主が冊子型カタログを届け、受け取り主は冊子の中から商品を選んで専用ハガキを投函する流れだが、「タカシマヤローズセレクション」では贈り主がメッセージを書いたグリーティングカートを届け、受け取り主はカードに記載されたQRコードかURLから専用サイトに入って商品を選択する。

 専用サイトにはリアルタイムのおすすめランキングの掲載やシーズンごとの人気商品まで、ネットならではの鮮度感ある"楽しい品物選び"を実現するという。

 ギフトの商品点数は約1000~1500点で、ファッションやリビング、キッチン、ホビー、アウトドア雑貨、スイーツ、デパ地下グルメ、レストランチケットなどをそろえた。冊子カタログよりも多品種で、紙媒体では表現できない品ぞろえの奥行きと幅のある商品掲載を実現した。

 ギフトの価格帯は3000円と5000円、1万円の3コースで、グリーティングカードのデザインは「出産内祝」と「結婚内祝」、ありがとうの気持ちを贈る「サンキュー」の3種類となる。

 また、同時にブライダルカタログギフト「マイディア」の販売を始め、次世代顧客の取り組みを強化するとともに、体験型・コトニーズの高まりに対応したカタログギフト「華のひととき」もスタートした。

 「マイディア」は、芥川賞受賞作家の朝吹真理子氏による、ブライダルにふさわしいエッセイをカタログの巻頭に掲載するほか、ブライダル世代に人気の商品セレクトや、雑誌のような見せ方にもこだわった特集ページなどを設けた。

 ギフトの価格は3000円と4000円、5000円、8000円、1万円の5コースで商品点数は約490~650点。国内外の有名ブランド雑貨やファッショングッズ、選りすぐりの食材やスイーツ、有名カフェの体験ギフトなどを掲載する。

 「華のひととき」は高島屋ならではの強みを生かし、全国の名湯・ホテルなどをはじめ、予約のとりづらい料亭やレストランなどを掲載。ギフトの価格は1万円と2万円、3万円、5万、10万円のコースで、商品点数は約70~220点となる。

ジーユー ECと情報連動の店舗、RFIDで在庫確認

041.jpg ジーユーは9月15日、RFIDなどのデジタル技術を活用して通販サイトとも情報連動した実店舗「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」を開設する。

 同店舗は同社最大の品数と売り場面積を有しており、トレンドのスタイリングやアイテムが分かるデジタルサイネージを店頭に設置。モニターが付いたショッピングカート「オシャレナビ・カート」も導入しており、モニターにあるRFIDセンサーに商品をかざすと、その商品情報や店舗と通販サイトで扱っている商品のサイズ・色別の在庫状況、商品を着用したモデルや一般人のコーディネート画像、他の購入客のレビューなどが表示される。

 カート上で決済まではできないものの、店頭在庫にはない色・サイズ違いなどの商品については通販サイトで取り寄せができることが表示される機能もあり、店内のカウンターから申し込みする仕組みとなっている。

 そのほか、売場に設置されたビーコン(発信機)に顧客が近づくと、各売場のお勧め商品やプロのスタイリストのコーディネート情報が発信され、モニター上に表示される機能もある。

 また、店内にある「オシャレナビ・ミラー」は通常時は普通の鏡となっているが、RFIDセンサーが付いているため、商品をかざすと当該商品を着用したモデルや一般人のコーディネート、商品レビューを見ることができる。両サービスともレビューに関しては通販サイトに書き込まれているものと同じ内容が表示される仕組み。

 「物品の情報だけでなく、顧客一人一人に合ったスタイリングやファッション全般の情報が買物を通じて体験できる、デジタルを活用した店舗となっている」(同社)とした。

千趣会、資産運用の通信講座で販促 

4-1.jpg
千趣会は8月8日、同日開講のパーソナルファイナンス通信教育サービス「女神のマネー学」の認知向上と受講促進を目的としたクロスメディアプロモーションを始めた。

「女神のマネー学」は、日本初の女性に特化した資産運用オンライン講座で、「お金の悩みは周囲に相談しにくい」「どうやってお金を管理すればいいのかわからない」など漠然とした不安を抱える30~40代の等身大女性の代表として、イメージキャラクターにタレントで女優の雛形あきこさんを起用。明るく前向きに学ぶ姿をクロスメディアによるプロモーションで訴求していく。

 具体的には、8月8日からウェブ限定のイメージムービー「女神のマネー学紹介動画」(90秒)とウェブ限定CM「女神のマネー学 相撲取組み」篇(40秒、画像)を専用サイトで配信するのに加え、毎日新聞の全国版カラー5段広告を5回出稿する予定のほか、雑誌媒体では「日経ウーマン」や「プレジデントウーマン」「ネットマネー」「日経マネー」に広告出稿する。また、ウェブ広告や通販サイト「ベルメゾン」のメールマガジンや商品同梱チラシなどで訴求するという。

 8月10日からは期間限定で、個人投資家に向けた番組を多く放送するラジオNIKKEI第1で「女神のマネー学」のナビゲーターでもあるフリーアナウンサーの大橋ひろこさんをメインキャスターに起用したラジオ番組「女神とマネー学」を毎週木曜日正午から15分番組としてオンエアする。

 同番組は、「女神のマネー学」の講師による投資のノウハウをコンパクトにまとめたもので、番組はユーストリームで動画配信を行う。また、番組専用のウェブサイトも開設され、放送後のオンデマンド放送やポッドキャストサービスなど、ネットの展開を複合させて認知向上を図る。

セレクチュアー ポップアップ店に1200人来場、目標の5倍弱の売上達成

041.jpg セレクチュアーが7月15~16日に開催したポップアップストアに約1200人が来場した。写真共有SNSを通じた集客が寄与した。客単価が約5500円と予想を上回り、当初目標の5倍弱の売上高を達成した。デジタルサイネージを使ったコーディネートの提案がまとめ買いの促進につながったようだ。今後予定している百貨店の催事への出店で、商品提案のノウハウを活かしていく。

 ポップアップストアは「angersのうつわ市」で、東京・中目黒で開催。通販サイトの17周年を記念して開催したイベントで、豆皿やそば猪口、花器、食器などを販売。29の作家や窯元から180品を出品した。

 来場者のうち、既存客が4~5割。新規客のうち、写真共有SNS「インスタグラム」を通じて来場した人が多かった。ポスターやチラシ、ウェブのビジュアルを統一して開催を告知したほか、商品を供給した人気作家のSNSで投稿してもらい来店を促したことが奏功。オリジナルのポップを作ってポップアップストアの開催を告知する投稿もあったという。

 このほか、モニターサイトを活用して、SNSでのイベント開催に関する投稿を促進。ウェブのニュースサイトでの紹介を通じて認知度の向上を図った。これらの告知や集客策が奏功し、オープン前には行列ができるなど盛況だったという。

 店舗内のディスプレイについてはメーンのテーブルに、豆皿やそば猪口、箸置きなどを陳列し、作家を紹介したポップを置いた。陶器市をイメージしたディスプレイでわくわく感を演出。作家や窯元の個性が出るラインアップを活かしたという。

 あわせて、デジタルサイネージを使って、器のコーディネートやシーン、制作過程や窯元の様子を紹介。使用するイメージを抱いてもらうことで、気軽に購入できるようにした。

 買い回りしやすい店作りが奏功し、客単価の向上につながったもよう。人気の作家や窯元の作品など、事前に購入を希望していた商品に加え、1000円前後の豆皿や花器などを合わせて購入するケースが多かった。「器のコーディネートを相談する来店客もいた。滞在時間が長くゆっくりと吟味してもらえた」(同社)とした。

 ポップアップストア開催後には「インスタグラム」上で、購入した商品を紹介する投稿が増加。実際に使用しているシーンが、くちコミとして拡散し通販サイトの認知度向上につながった。

 ポップアップストアの購入者には通販サイトで利用できるクーポンを配布し、通販サイトでの買い足しを促す。7月19日からはそば猪口の特集企画を開催したほか、9月にも人気作家の商品を紹介する特集を企画しており、ポップアップストアの購入者を通販サイトの新規客として獲得したい考え。

 8月下旬には、グループの京王百貨店での催事販売を予定する。ポップアップストアの実績を活かして、デジタルサイネージを使ったシーンや世界感の提案を強化するという。

ジーフット 取り寄せサービスが拡大、店頭での仕掛けを強化

 4-1.jpgイオングループで靴専門店チェーンを展開するジーフットは、オムニチャネル化を成長戦略のひとつに掲げており、タブレット端末を活用した商品取り寄せサービスの全店展開とスマホアプリの導入でオムニ化をさらに加速する。

 同社は、自社通販サイトから気になる商品を最寄りの店舗に取り寄せ、購入前に試し履きできるようにしているほか、実店舗では販売員がタブレット端末を使って来店客が欲しい靴の在庫を確認したり、欠品時には商品をEC経由で店に取り寄せる客注システム「ぴたトリ」を展開。2013年春に本格始動して以降、客注サービスの利用件数は主力の靴専門店「アスビー」業態を中心に大きく伸びており、前期(17年2月期)は前年比約1・6倍となる6万7000件程度に拡大した。

 昨年6月には、店頭に設置した大型デジタルサイネージを通じて店やECの在庫状況が分かるサービスを5店舗にテスト導入したが、取り寄せの利用につながらなかったことから軌道修正。新店の開設が多い今第3四半期(9~11月)にiPadプロを店頭に設置し、来店客が気軽に商品を探せるサービスに切り替えることで、販売員による客注サービスに加え、スタッフが接客中でもiPadプロを使って自ら取り寄せできるようにしてオムニ化を加速する。

 また、下期(9~2月)をメドに、自社プライベートブランドの商品棚にQRコードなどを付け、来店客がスマホで読み込むと、ECの商品ページで詳細情報を確認でき、店頭購入はもちろん、当該店にぴったりサイズの靴を取り寄せたり、EC購入できるようにするなど、店頭での仕掛けを強化する計画だ。

 スマホアプリについては、昨年4月に東京と神奈川、千葉の店舗に対応する格好でスタートしたが、昨夏にはイオンの靴売り場である「グリーンボックス」業態以外の全国に拡大。今春からは同業態を含む全国全業態に対応したことで、6月末時点のダウンロード数は40万、18年2月までに100万ダウンロードを見込んでおり、まずは100万人との接点を作るとともに、アプリとECのID連携を進め、来期には店頭とECの購入履歴を把握した上で購買行動に即した販促を個別に行えるようにする。

 今後はアプリに歩数計機能を追加したり、店頭の足型測定器との連携を始めたい考え。歩数計機能は歩数に合わせてWAONポイントを付与することを検討している。購入の後押しとなっている足型計測器については、これまで店頭で足型を測ってもらっても顧客情報を取得しておらず、有効活用できていないことから、アプリと連携することでサイズ変化が速い子どもの来店・計測から数カ月後にクーポン付きで買い替え需要を促す施策などを打っていく。

 一方、業態ごとに分かれていた通販サイトを6月末に統合して「ジーフットシューズマルシェ」(=画像)を開設。当初計画から約半年遅れているものの、第4四半期(12月~2月)には基幹システムとのつなぎ込みが完了予定で本格始動する。同時に、ECのMD強化に向けて靴の新規カテゴリーや新たなブランドをとり込んで新客獲得を図る。同社は7月下旬にEC在庫を埼玉県幸手市のセンターに移し、規模拡大と効率運営が可能になることから、消化仕入れ方式で商品を預かったり、在庫連携も視野にECの品ぞろえを広げる。

 なお、ジーフットの17年2月期のEC売上高と「ぴたトリ」利用などを含めたオムニチャネル売上高は前年比約28%増の約17億円で、3年後の20年2月期に50億円を目指している。

< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11

全ての記事一覧

Home > 媒体研究(紙・電波) Archive

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ