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媒体研究(紙・電波) Archive

MonotaRO(モノタロウ)が無人店舗を佐賀大学にオープンへ "キャッシュレス"で購入

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 電動工具や物流用品などのBtoB通販を行うMonotaROは4月2日、事業者向けに同社が通販で取り扱う工具や作業用具、研究用品などを販売する無人店舗を開店する。来店者は専用アプリを使って認証を受け入店し、スマホのカメラで商品バーコードを読み取り、ネット上で当該商品の決済を完了、キャッシュレスで買い物ができる仕組み。同無人店舗の開設でネットとリアルを融合した間接資材の新たな販売方法を探りたい考え。

 MonotaROの無人店舗「モノタロウAIストア poweredby OPTiM」は滋賀市内の佐賀大学の本庄キャンパス内に設置する。無人店舗はIoTプラットフォームサービス事業などを手掛けるオプティムと共同で行い、同社の店舗管理支援サービス「スマート・リテール・マネジメント」をベースにして仕組みを構築したという。なお、佐賀大学内に店舗を置いたのはオプティムと佐賀大学が産学連携で共同研究を行っており、関連して佐賀大学構内にオプティムの本社を設置している関係で、当該エリア内に店舗を開設することにしたという。

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 敷地面積約100平方メートルの店内ではMonotaROが事業者向けに展開する間接資材の通販事業で取り扱う商品の中から、ねじやボルト、切削工具や研磨剤などの工具や軍手、作業服、テープなどの作業用品、素材、材料などの研究用品など約2000点を販売する。同社によると店舗を佐賀大学構内に設置した関係で、理系の研究室の学生や職員の来店が多く見込まれることから、研究・開発に必要となるビーカーや試験管、シリンダー、アルコールランプ、測定器といった研究用品関連に品ぞろえを充実させたという。

 
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入店するには同社の事業者向け通販サイト「monotaro.com」での顧客登録と専用アプリ「モノタロウ店舗」(iOS版・Android版)のダウンロードが必要で、来店時には来店者はアプリを起動の上、「入店コードを発行する」というボタンをタップしログイン。画面上に表示されるQRコードを店頭の入り口にある入店ゲートにかざして認証を受ける流れ。店内の商品を購入したい場合は商品または棚札のバーコードをアプリでスキャンし、商品情報を確認後、スマホ画面上の「バスケット」に入れ、その数量分の商品を店内の棚から取り出す。バスケット画面で「決済へ進む」とタップ後、ネット上で決済し、決済確定後に画面に表示される退店用QRコードを店舗の出口にある退店ゲートにかざすと退店できる。

 専用アプリ「モノタロウ店舗」と店内のカメラ映像や入退店ゲート機器の情報を、オプティムの「スマート・リテール・マネジメント」で連携して、実店舗に店員がいない状態でも店内カメラと入退店ゲート、各種のセンサーを制御して適切に店舗を運営できるという。

 MonotaROでは広告効果もかねて約5年前から本社のある尼崎市内の幹線道路沿いに軍手などの売れ筋商品を販売する自動販売機を設置しているが、実店舗を設置するのは有人店舗を含めて今回が初めて。同社ではネット通販では注文から配送までのリードタイムの存在が、店舗販売では人件費高騰や長時間労働などの課題があるとした上で、無人店舗の設置でネットとリアルを融合した間接資材の新たな販売方法を提案したい考え。「無人店舗のコスト構造はどうか。また、そもそも無人店舗が成り立つのかなどを含めて各種データをとっていきたい」(同社)とし、未定ではあるが採算面や投資対効果などがクリアする段階になれば、他のエリアでも無人店舗を開設することも視野にあるようだ。

リゲッタカヌー、都内初の直営店をオープン

閾ェ逕ア繝カ荳禄18.3.15 RC閾ェ逕ア縺九y荳伜コ励が繝シ繝輔z繝ウ_180319_0028.jpg 靴・サンダルの企画販売を行うリゲッタカヌーは3月15日、東京・自由が丘に新たな直営店「RegattaCanoe自由が丘店」(=写真)をオープンした。直営店は大阪市内に2店舗を構えているが都内では初めて。同社グループが展開する独自ブランドの売れ筋の靴やサンダルなどを販売する。同社によると現状の売り上げの大半は卸売事業だが、戦略としてオムニチャネル化を進める意向で直営店を今後も増やしていきたい考え。
 
 「自由が丘店」(所在地・目黒区自由が丘2―16―11、店舗面積・約79平方メートル)では同社が手掛ける「リゲッタカヌー」の売れ筋の靴やサンダル、グループの「リゲッタ」の商品なども販売する。なお、発売前から話題を呼び、予約販売の状況では予想を超える手ごたえを得ているという4月7日から第一弾商品を発売する手塚プロダクションと連携し、鉄腕アトムやブラックジャックなどそれぞれのキャラクターをイメージしたデザインのサンダル「RegettaCanoe×TEZUKAOSAMU WORLD」も取り扱う。

  直営店は同店で3店舗目。同社の創業者で取締役、また靴の製造販売を行うグループのシューズ・ミニッシュの社長の高本泰朗氏によると「我々はメーカーだが、これから先はオムニチャネル時代を見据えて、BtoB(卸)とBtoC(直販)のバランスをしっかり持っていかないとメーカーは生き残れない」し、現在、「リゲッタカヌー」は有店舗小売事業者へ、「リゲッタ」では通販事業者などへの卸販売をメインにしつつも、直販を強化するため、通販サイトを充実させることに加えて、直営店を増やしていく考えで「将来さらに直営店を増やしていく時に店舗の運営やその責任者になれる人材を育成したい。今は売り上げよりも今後に備えた"火種作り"」(高本氏)として、売り上げはもちろんだが自由が丘店も含めて店舗のスタッフを全員社員として雇用し、店舗運営のノウハウを蓄積しているという。
 
 5~10年後には直営店を大都市圏で10店舗程度まで増やしたい意向。今年から売上獲得やブランド認知などを狙い、全国の百貨店や商業施設などでの催事販売を本格化させているが、そうした催事販売での売れ行きなども直営店の設置エリア選定の参考にしていくとしている。「BtoB(卸)で6割、ECと直営店でそれぞれ2割くらい(の売り上げ構成比)にしないと、オムニチャネルはできない」(高本氏)とし、現在は総売上高の5%に満たない直営店の売上高を店舗数を増やし、またオムニチャネル化を進めることで、将来的には20%程度まで引き上げたい考えだとしている。

アイフォーレ 「いいもの王国」復活、雑貨通販立て直し進み収益改善

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 雑貨通販を行うアイフォーレが「いいもの王国」のブランドを復活させた。「いいもの王国」はアイフォーレのかつての社名。シューズカテゴリーを中心に雑貨通販事業の立て直しが進み、顧客に高い知名度もあることからカタログ名として使用していく。雑貨通販では、新規獲得商材のラインアップも強化していく。

 3月発行の早春号から「いいもの王国」の名称を復活させた。今後、雑貨通販は「いいもの王国」ブランドで展開していく。

 アイフォーレは、ここ数年、強みを持つウォーキングシューズなどシューズカテゴリーに絞り事業の立て直しを進めていた。過去に200社以上あった仕入れ先の絞り込みを進め、商品も"足回り商材"など強みのある分野に特化していた。

 カタログに掲載するのは、リュックサックやバックなど旅行関連、帽子、サングラス、アパレルなどウォーキング関連、関節サポーターや関節対応の機能性表示食品など健康関連の60~70商品。これを季節ごとの限定商品が下支えするビジネスモデルへのシフトを進めていた。

 ピーク時に約40万部発行していたカタログも毎月10~20万部(年12回発行)の幅で調整する展開に変えていた。昨秋からはシューズのアマゾンへの卸販売も始めた。顧客層の平均年齢は65歳。関節に悩みを持つ層や、ウォーキングなど健康志向の高いアクティブシニア層を中心に顧客基盤を築いていた。

 こうした中で徐々に収益性が改善。ただ、カタログは毎月決まった名称がなく、「ベストヒット春号」「ウォーキング特集」など、発行カタログの特色に合わせて変える形だった。アイフォーレの企業名称の顧客への浸透も遅れており、知名度の高い「いいもの王国」をブランド名として復活させることを決めた。新規獲得の新聞広告でも「いいもの王国」の名称の露出を高めている。

 収益改善が図られる中、今後は新規獲得商材の強化に力を入れる。

 現在、主力はウォーキングシューズのみ。"足回り商材"の充実で顧客の二足目購入や周辺商品の継続購入につなげている。

 今年に入り、外反母趾や尿漏れなど中高齢層の悩みに対応した商品のラインアップを強化。新規獲得のテストを始めている。

 外反母趾対策では、睡眠時や外出時の利用に適したものなど幅広くラインアップ。獲得効率も「期待したCPOには達している」(同社)という。尿漏れに対応した「ミスターパンツ 爽快7(セブン)」は競合商品に比べ高単価(約2600~2900円)であるものの、就寝時などの横漏れに対応した機能性や、独自の消臭素材で差別化。「クロスセルなどを促しやすい奥行のある商品で新規獲得商材を増やしていく」(同社)とする。男性客で強固な顧客基盤を築くものの、女性層に対応したファッション商材が課題。今後、自社化粧品ブランド「美カンヌ化粧品」のクロスセルを促すなどしていく。

 アイフォーレは2012年、化粧品通販を軸に成長を目指す方針を打ち出したことを機に、社名をいいもの王国からアイフォーレに変えた。「美カンヌ化粧品」を中心に化粧品通販を二本柱へと育成を目指し、ブランドイメージを確立する観点から、カタログの名称からも「いいもの王国」の使用を止めていた。

 17年3月期の売上高は約19億円。現在、化粧品が5億円超の売り上げに達してシューズ商品の売り上げとほぼ同額で推移する。

名古屋テレビ放送 ヤフーと連動のTV通販放送

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 名古屋テレビ放送はヤフーの仮想モール「ヤフーショッピング」と連携したテレビ通販番組を放送する。通常の通販番組と同様、様々な商品を紹介、訴求する内容だが、電話受注を行わず、番組内で「ヤフーショッピング」内の同社店舗に誘導し、ネット販売を促す仕組み。3月1日に出店したばかりのヤフー店のPRと送客強化などが狙い。放送に先駆け番組出演者らが番組の告知を兼ねてヤフーのアプリ内で配信する生動画での商品紹介、いわゆるライブコマースを行ったところ、過去最多の視聴者数となるなど盛況だったようだ。

 新たな通販番組「原口あきまさ ミラクルひかるのワケあって安いんですぅ!」は3月17日の深夜2時2分から同33分、3月24日の深夜1時47分から2時18分の2回に渡って放送する特番で出演するものまねタレントの原口さんとミラクルひかるさんが番組内でチョコレートや明太子、うなぎのかば焼き、運動器具、紙製のイスなど"訳あり"な分、お得な商品を紹介する内容となる。商品は1回、3つずつ合計5商品を紹介する。なお、チョコは17、24日の両日とも紹介する予定。

 番組では電話受注は行わず、3月1日に名古屋テレビとしては初めて仮想モールに本格出店した「ヤフーショッピング」の店舗「メ~コレ ヤフーショップ」に番組内で購入方法などを説明して誘導、スマートフォンなどで購入を促す仕組み。また、番組では放送中の画面下部にQRコードを表示し、視聴者がスマホのカメラでかざすと、放送日当日限定で使用可能な販売商品の購入時に使用できる「10%引きクーポン」を受信できる試みなども行い、リアルタイムでの視聴促進やECの利用を促進する。「従来の通販番組では電話受付を実施していたが今回はテレビを観ながら、スマホ(タブレット)で購入してもらう想定。ターゲットも従来の40代以上ではなく、ECサイト受注のみで深夜の放送でもあり、完全に若い層にターゲットに絞った」(同社)という。

 今後、同手法での通販番組を制作、放送するかどうかについては「新しい試みゆえに結果次第ではあるが、番組の売れ行きなどの反響を見ながら、検討していきたい」(同)としている。なお、放送地域は東海地区(愛知・岐阜・三重)のみだが、「メ~コレ ヤフーショップ」内でも配信し、他地域のユーザーも視聴できるようにするという。

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 通販特番の放送に先駆けて当該通販番組にも出演する原口さんとタレントの白井奈津さんが「ヤフーショッピング」の専用アプリ上で配信されるモール出店者がスマートフォンなどで自ら撮影して生動画による商品紹介を行うライブコマース、「Yahoo!ショッピングLIVE」に登場し、3月6日の午後2時半から30分間にわたって、名古屋テレビのマスコットキャラクター「ウルフィ」の3種類のぬいぐるみ(価格は税込864円・2016円・3780円)と同社が不定期で行う通販番組や自社通販サイトなどで販売実績のある「コンパクト電気圧力鍋」(税込9980円)をライブコマースの双方向性を活かし、ユーザーからの反応やものまねのリクエストなどに応じつつ、分かりやすく紹介し、最後に通販特番の宣伝も行った。

 実際に商品が配信中に売れたほか、同ライブコマースの終了までに視聴者からついた「いいね」の数は約3万7429、累計視聴者数は7649人となり、ヤフーによると「Yahoo!ショッピングLIVE」がスタートした昨年11月から現在までで「いいね数」および視聴者数ともに過去最多を更新したとしており、一定の手ごたえを得たようだ。

 なお、原口さんらは都内のヤフー本社内のスタジオで「Yahoo!ショッピングLIVE」の撮影を行ったが、その模様などは名古屋テレビで3月24日に放送する情報番組「デルサタ」内の9分枠のコーナー「デルサタプッシュ」で紹介。当日の深夜に放送する通販特番への視聴誘導やヤフーの誘導を図る狙いもあるようだ。

集英社の「フラッグショップ」 新宿に半年間の実店舗開設、3週ごとに商品入替え、店頭でイベントも実施

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 集英社は、2月23日から約半年間の期間限定でファッション通販サイト「フラッグショップ」の実店舗をルミネ新宿ルミネ2の3階に出店し、通販サイトの認知拡大と新客開拓に力を注ぐ。

 同社は昨年、通販サイトの開設10周年を記念して4月に約2週間、ルミネ新宿ルミネ2に「フラッグショップ」として初の期間限定店を展開したほか、9~11月には東名阪の商業施設にそれぞれ2週間~約1カ月にわたって店舗を開設し成果を得てきた。

 ただ、昨年は人気雑誌に紐付いた同社のオリジナルブランドを前面に打ち出し過ぎた反省もあり、今回は「フラッグショップ」で扱う取引先アパレルのアイテムも充実させるとともに、店内に常時4~5のコーナーを設け、各コーナーのテーマに沿ったMD展開を重視。3週間ごとにテーマと商品を入れ替えながら継続的に売り上げを確保することで、常設店開設への課題をクリアしたい考え。

 トレンドを知りつくしたエディターやバイヤーが厳選した旬の商品をテーマごとに見せるが、スタート時には入り口部分で"花"をテーマにした色や柄の商品を数多く展開。大阪発のヘアーアクセサリーブランド「sAn(サン)」がファッションブランド「ミントデザインズ」とコラボした花柄のアイテムを取り扱うほか、今回の店舗のフラワーアレンジを手がけた人気花屋「ウヴル」のスワッグとリースも数量限定で当該店だけで販売するという。

 集客面では、雑誌で活躍するスタイリストやモデルの来店など話題性のあるイベントを実施するのに加え、既存の通販顧客にはメルマガやDMでクーポンを配布したり、SNSでの告知も行う。

 今回、「フラッグショップ」のLINEアカウントに友だち登録した来店客には、期間限定店への来店ポイントを付与し、ポイントに応じて店頭で使えるクーポンや通販サイトで使用できるクーポンを発行して、店での購買やEC送客につなげる取り組みも行うという。

 通販サイトでは、店舗スタッフのブログコーナーでルミネ店のお薦めアイテムやコーディネート紹介などを発信するほか、店頭で販売しているアイテムの一覧ページを設けることで、店頭で実物を見たい顧客を送客したり、リアル店舗で見た商品をECで購入する際の利便性を高めている。

 売り上げ計画については、店舗のコンセプトやディレクションを担当する同社ブランド事業部ダイレクトマーケティング室の野一色隆浩氏は「同じフロアに入居する人気ショップと比べても見劣りしないくらいの目標を設定している」とする。

 なお、ルミネ新宿店では3月2日、ルミネ公式アプリ「ワンルミネ」の利用者を対象に、春の新ショップやリニューアルショップなどで特典が受けられるイベントを開催する予定で、フラッグショップ店舗では当日、「ウヴル」の田口一征氏が登場。午後2時以降に当該店に来店した先着15人に田口氏がその場で作るオリジナルブーケをプレゼントするという。

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