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媒体研究(紙・電波) Archive

GMOペパボの「ミンネ」 初の大型展示販売会を開催、人気作家の作品即完売も

052.jpg GMOペパボは4月28日から3日間、運営するCtoC向け手作り商品の仮想モール「minne(ミンネ)」の大型展示販売会「minneのハンドメイドマーケット」を都内の東京ビッグサイトで開催した。「ミンネ」では知名度向上や新規ユーザーの獲得のために全国の百貨店や商業施設などで期間限定の展示販売会を実施しているが、今回は1000人を超える作家が参加するこれまでの展示販売会では最大となっている。手ごたえも上々のようで、販売開始から早々に完売してしまう作品も多くあったようだ。

 「minneのハンドメイドマーケット」は「ミンネ」初の大規模展示販売会で3日間の開催期間中に述べ1400人以上の「ミンネ」の作家が会場にブースを構え、自らの作品を展示販売した。来場は有料(前売りは1000円、当日は1200円)だが、「ミンネ」の利用者へのメルマガなどによる事前告知のほか、開催直前の4月下旬にはラジオ局のJ‐WAVEで同イベント告知するラジオCMを放送するなどした効果もあってか、客入りも順調だったようで、人気作家のブースなどには多くの人だかりができた。

042.jpg 売れ筋はピアスなどのアクセサリー。また、同社が主催する優れたハンドメイド作品を表彰するコンテスト「ハンドメイド大賞」で昨年、"大賞"を獲得した「trikotri(トリコトリ)」こと黒田翼さんの毛糸を使って動物たちを表現したブローチ「ぽんぽんブローチ」は4月29日のみの販売だったが、販売開始直後から作品を求める行列ができ、10分程度で用意した作品すべてが完売するなど盛況だった。今年の大賞を獲得した「440(ヨシオ)」こと川崎恵生さんのお尻を模したデザインがユニークな革財布も人気で「多くの人が足を止めてじっくり見て頂けて手ごたえを感じた。4万円する作品もこれまで以上に売れた」(川崎さん=写真)という。

 初の大型展示販売会を実施した理由について同社では「通常はアプリ上だけのつながりで利用者が作家に合える機会は少ない。『利用者と作家』『作家と作家』がコミュニケーションを取れる場を作りたかった。小規模な展示販売会は行ってきたが、『ミンネ』の世界観や魅力をより知って頂くためには一定規模の展示会も必要だと思った」(minne事業部エバンジェリスト・阿部雅幸氏)として「今後も大型展示販売会を継続して実施していきたい」(同)という。

ドゥクラッセ  自由が丘に旗艦店を開設、柄物で差別化を図る

 4-1.jpgDoCLASSE(ドゥクラッセ)は4月22日、婦人服ブランドで関東最大の面積となる旗艦店を東京・自由が丘の商業施設「wando(ワンド)自由が丘」にオープンした。

 新店舗の「ドゥクラッセwando自由が丘店」(面積約218平方メートル)は、世界的に著名な設計事務所imaがプロデュース。モルタルの床に、「ドゥクラッセ」の服の特徴である柄のデザインを引き立てる白の壁面、開放感のある高い天井を採用した。

 毎月発行する通販カタログと連動したVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)でブランドの世界観を演出。提案したいスタイリングをマネキンに着用させて打ち出し、半円球状に仕切った売り場ごとに各スタイルの関連アイテムを見せることで、カタログをめくっていく楽しさを店舗でも表現した。また、服の柄が一目で分かるようにプリント生地を貼りつけてディスプレイする"柄ボックス"を壁面に設置。新柄の投入に合わせて柄ボックスを変える。

 同社によると、通常のアパレルでは、柄モノは店を濁すとして展開数を抑える傾向にあるが、「当社の顧客は柄を目指して来店している」(岡田峰昌COO)とし、新店舗で扱う150品番のうち柄モノは70~80品番を占めるという。

 wando自由が丘店の売上高は初年度3億円、2年目は5億円を計画。関西の旗艦店「ドゥクラッセ梅田大丸店」が今期(16年7月期)は5億円に達する見込みで、同店に次ぐ店舗に育てる。

 自由が丘の新店は婦人服で25店舗目となるが、今後は二子玉川や銀座、新宿などにも大型店を出店したいほか、梅田大丸店の好調を受けて関西エリアへの出店も進めたい考えで、18年7月期までには50店舗体制を整備。婦人服の店舗売り上げは15年7月期の24億円(通販は72億円)から3年後に115億円(同110億円)を目指しており、店舗売上高が通販を上回る計画だ。

 アパレル企業の多くが苦戦する中、「ドゥクラッセ」の実店舗は今年3月単月で既存店売り上げが前年同月比30%増に、購買客数はほぼ倍増と好調に推移。たくさんの柄を打ち出すブランドが珍しいことや、買いやすい価格設定で初回購入のハードルが低いことも好調を後押ししている。

 また、暖冬の影響で重衣料の動きが鈍かったことから、店頭ではコートの比重を抑えてワンピースとカーディガンの販売を2月からスタート。カラフルな柄が来店促進につながった。今年3月には調布パルコと浦和パルコ、アトレ吉祥寺店、たまプラーザテラスの各商業施設に出店し、実店舗展開を再加速しているが、4店舗の売り上げも好調という。

ファーストリテイリング、有明をオムニ拠点に、ネット比率30%目指す

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今中間期は250億円超の売り上げとなり、前年同期比で30%近く伸長したファーストリテイリングのネット販売事業。しかしながら実店舗も含めた連結業績では計画値を大きく下回り、柳井会長兼社長も「不合格の30点」と酷評するほど国内のユニクロ実店舗などを中心に低迷した。

 通期の連結業績でも大幅な下方修正を強いられる中、ネット販売だけが一人気を吐く状況となっている。これを受けて今回の中間決算発表会の席上では、今後の重要戦略の一つとして「Eコマース事業の拡大」という言葉が例年以上に繰り返されるなど、立て直しに向けた切り札として期待する様子が伺えた。

 同社が昨年秋に掲げた海外も含めた今後10年間でのネット販売の目標は、売り上げ構成比を現在の5%から6倍となる30%まで高めること。今のところ同社の国別ネット販売比率は、米国が約20%で欧州が約10%となっているが、日本はまだ5%程度で今後は国内でのネット販売化率の底上げが大きなテーマとなってくる。

 今期以降、ネット販売強化に向けて取り組みの軸となるのが、リアルとネットが融合した「デジタル化」(オムニチャネル)戦略。これまで企画、生産、マーケティング、販売までリレー式で行っていたプロセスをひとまとめにして、ネットを介して顧客のニーズにあった商品を効率的な物流で即時提供する仕組みを目指すものだ。

 その一環として4月には有明に大型物流センターを竣工(画像)。実店舗向けの配送業務だけでなく、首都圏を中心にネット販売で顧客への翌日配送・当日配送のサービスエリア拡大も図っていく方針。また今年秋には有明物流センターを基点とした新オムニチャネル戦略「デジタルフラッグシップストア」を開始する予定で、その中心部隊となる「デジタル開発本部」の全メンバーも有明に移転して具体的な業務を始める。今後は札幌、仙台、名古屋、大阪、神戸、中国、欧州など合計10カ所に同様の物流センターを開設する。

 また、米国、欧州でも今下期は不採算店舗の見直しを図っていく方針で、大都市部への旗艦店出店で知名度上げてから通販サイトへの集客につなげるという計画も進めるなど、国内外でオムニチャネル戦略を同時進行する考え。

 そのほか国内での大きな施策としては、消費増税や原材料・人件費の高騰に伴って昨年まで2年連続で値上げを続けていた価格設定も見直す。「やはり価格、品質、ファッション性、単純なプライスが揃っていないと駄目。今後は買いやすい価格に戻す」(柳井会長兼社長)と説明。これまでの相次ぐ値上げによる客数の低下を認め、今後は「1990円」「2990円」といった形で割安感を演出していた従来のシンプルな価格体系に戻していく見通し。

愛しとーと 健食事業の投資強化へ、届出商品でテレビCM展開

 愛しとーとが、健康食品事業への投資を積極化させる。来期(2017年9月期)は「届出商品の動向をテレビCMなどで検証しつつ60~80億円の広告投資を行いたい」(中村浩之専務)としており、3月に届出が受理された機能性表示食品を使った新規獲得を本格化する。製品を使った臨床試験による機能性評価など、さらなる制度活用も視野に入れる。

 3月末に届出が受理されたのは、肌の保湿をうたう「うるおい宣言セラミドプラス」(機能性関与成分・こんにゃく由来グルコシルセラミド)と、ダイエット関連の「おなか快調宣言」(円、同・難消化性デキストリン)の2商品。「うるおい―」が約4000円、「おなか―」が約3000円で展開する。

 販売が可能になる5月中旬以降、すぐに展開を始める。テレビのインフォマーシャルを予定。90秒と120秒、29分など短尺と長尺それぞれ用意しており、BSやCS、地上波地方局からはじめ、徐々に拡大していく。難消化性デキストリンを使った機能性表示食品は多いが、「ゼリータイプであることなどを売りにしていく」(同社)としている。ウェブや折込チラシの展開も並行して進める。

 今後も新制度を積極的に活用する考え。健食はできる限り制度に沿った商品に切り替える。今回の2商品はいずれも機能性をシステマティックレビューで評価しているが、今後は製品臨床で他社との差別化を図る。

 愛しとーとはここ数年、化粧品を中心に新規獲得を進めてきた。新制度の検討が始まって以降、健食事業への投資は、新規獲得から研究開発、設備投資にシフトさせ、化粧品や食品事業の育成に努めた。14年7月には、佐賀県に健食の製造設備を開設。昨年7月には、工場のGMP(適正製造規範)も取得した。

 一方、化粧品事業は、売上構成比で3割近くまで高まってきている。オールインワンゲル化粧品や近畿大学とのコラボ商品を展開するなどヘアカラートリートメントに続く商品を育成。食品はまだ1億円前後の売り上げとみられるが、百貨店の物産展への出店などで知名度の向上を図った。

ベルーナ  メンズカタログを創刊、50~60代対象に"ついで買い"誘う

 4-1.jpgベルーナは4月6日、50~60代男性向けの衣料品通販カタログを創刊した。同社のメインカタログである、ミセス向け衣料品カタログ「ベルーナ」と同世代の男性をターゲットとしたもので、ワイシャツやスラックス、インナーなど、毎日使う衣料品を低価格で販売する。「ベルーナ」ユーザーの女性が、夫用にワイシャツやインナーなどを購入するといったシーンを想定。男性向けアイテムを拡充することで、50~60代女性の「ついで買い」を誘う狙いだ。

 カタログの名称は「ベルーナ フォーメン」(=画像)。同社のメンズカタログとしては、60代以上向けに、ポロシャツやチノパンなどを販売 する「メンズライフ」があるほか、50~60代男性向けの衣料品カタログについても、数年前にテスト発行していたが、「想定していたほどの注文はなかっ た」(経営企画室)という。今回は、低価格商品メインに方針を変えたことで、ワイシャツやインナーといった、ターゲット層の男性が毎日使うビジネス向け衣 料品の需要を取り込む狙い。

 同社の会員は現在、約1500万人で、うち70%は40代以上の女性となっている。新カタログは「ベルー ナ」ユーザーのリストを活用し、配布する。創刊号となる夏号では、クールビズ関連アイテムを集めた。「形態安定配色使いデザインシャツ(長袖タイプ/半袖 タイプ)」(価格は税別2990円から)は、ノーネクタイでも格好良く着られるシャツ。襟の形は「デュエボタン」と「ダブルカラー」の2タイプを揃えたほ か、シワになりにくい形態安定加工を施した。

 「〈吸汗速乾〉カノコ素材7分袖ジャケット」(同3990円から)は、鹿の子素材のカット ソージャケット。汗を吸ってもすぐに乾く機能を備えており、着心地にも配慮した。また、「〈GUNZE〉綿100%機能インナー」(同890円から)は、 汗を吸ってもすぐに乾く機能のほか、抗菌防臭や接触した際にひんやりする機能も備えた。

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