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媒体研究(紙・電波) Archive

ドゥクラッセ 婦人服の大丸梅田店が好調、今期婦人服店舗で40億へ

041.jpg DoCLASSE(ドゥクラッセ)は、関西の旗艦店「ドゥクラッセ大丸梅田店」の前期(2016年7月期)1年間の購買客数が前年比70%増の5万人となるなど好調だ。商品開発や生産体制の強化のほか、自社スタッフへの教育徹底の成果もあって既存客、新規客ともに利用が増え、単月では今年2月から4カ月連続で購買客数が前年同月比2倍となり、土日には2分にひとりの来店客がレジで会計をする店へと成長。大丸梅田店の婦人服ではトップクラスの売り上げとみられる。

 同店は、百貨店の1階という立地条件の良さからフリー来店客が多いのが特徴だ。大型サイネージによる駅構内に向けたプロモーションを実施(画像)しているほか、開放感のある高い天井を生かしたタペストリーとマネキンによるシーズン感や、毎月発行するカタログと連動した世界観を演出するなどして既存顧客の来店頻度向上にもつなげている。

 旗艦店を中心とした既存店の売り上げ増や新規出店もあり、前期の「ドゥクラッセ」の店舗売上高は前年比20%弱の成長となる約28億5000万円で着地。今期は同40%増の40億円を掲げ、首都圏を中心に駅ビルやファッションビル、地下街といった店前通行量の多い商業施設に出店し、現在の25店舗から36店舗体制を整えたい考え。

 なお、「ドゥクラッセ大丸梅田店」の隣りには同社グループが手がける婦人靴ブランド「フィットフィット」の店舗を展開しており、服だけでなく、足もとのオシャレも楽しめるようにして両店の相乗効果を高めている。

カタログハウス、ヘアドライヤーでテレビ通販をスタート

 カタログハウスが9月12日から、ヘアドライヤーを訴求する120秒尺のインフォマーシャルの放送を在京キー局各社の放送枠でスタートした。同日からテレビ朝日を軸に様々な時間帯で展開するほか、日本テレビやテレビ東京でも放映する。なお、いずれも関東ローカルでの放映となる。同社ではテレビ通販の可能性を探る目的で8月下旬から、地方局でテレビ通販のテスト展開を始めており、今回もその一環。テレビ通販の本格化に向けて訴求方法の精査や効果検証などを行い、効果的な展開方法や今後の方向性を探る狙いのようだ。

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キャラアニ、イベントと受注で連動

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KADOKAWAグループでアニメ関連グッズやCD・DVDの通販などを手がけるキャラアニでは通販サイト(画像)への顧客の訪問機会を高める取り組みとして、イベント物販を通じた送客や在庫品の定時セール企画などに取り組んでいる。

 同社では以前よりアニメ関連イベントに出店してグッズ類の直販を実施していた。リアルとの連動で特に重視しているのがイベント前の先行受注と、イベント後に買い逃した顧客からの受注の受け皿を通販サイトで作るということ。

 最近はイベントに付随した情報メディアが多数立ち上がることから、そういった外部サイトや主催者のSNSで出店内容の情報出しをイベントに先駆けて必ず行っている。また、急きょコンテンツのライセンスが取得できて商品化できる場合もあるため、開催直前までネットで小まめに情報を更新することで顧客の関心を集めていくという。「(通販への)導線づくりとして公式サイト・SNSに必ず連絡して情報を流してもらうことで新規を獲得する。リピーターはメルマガ、ツイッターでアプローチするのがベスト」(同社)とする。

 また、売り切った商品についてもニーズを見極めてイベント終了後でも再生産できる体制をつくり、来場できなかった顧客からの注文を逃さないようにしているようだ。
毎日の割引企画で訪問頻度向上

 そのほかにもサイトへの訪問頻度を上げる取り組みとしては、発売から半年以上が経過した在庫品の割引販売企画があり、これまで週1、2回のペースで週末に行っていたものを毎日実施するように変更。今年5月のゴールデンウィークの期間に実施して好評だったことからレギュラー企画として取り入れた。

 現在は夜9時から通販サイト内で一部商品を最大80%割引程度で販売し、リピーターやまとめ買いなどの需要を獲得している。同企画の開始以降、一定数の顧客が決まった時間に毎日サイトに訪れるようになり、通販サイトのユニークユーザー数・コンバージョン率が大きく伸びた。

 なお、同社の2016年3月期の通販事業売上高は前年比17・0%増の88億7800万円。主力のアイドル関連グッズの伸びに加え、女性向けアニメグッズや前述のイベント関連商品やセール企画などが好調だったことで増収となっている。

富士フイルム 若年層向け販促強化、新キャラクターに高畑充希さん

041.jpg 富士フイルムでは、展開するスキンケアシリーズ「アスタリフト」において、20代後半から30代女性向け販促を強化する。イメージキャラクターとして、新たに女優の高畑充希さんを起用。テレビCMや交通広告、体感イベントなどのプロモーションを幅広く行うことで、若年女性の取り込みを狙う。

 これまでの化粧水を刷新した「アスタリフト モイストローション」を、9月1日に発売するのをきっかけに、ブランド戦略を強化する。同社の山口豊ライフサイエンス事業部長は「これまでのコアターゲットは40~50代だったが、ここ1年で30代女性ユーザーが急速に増えている」と説明。美白スキンケアの「アスタリフト ホワイト」や保湿を強化した「アスタリフト ジェリーアクアリスタ」が30代女性にヒットしたことが大きいという。すでに通販においては、新規客のうち30%以上が30代となっている。

 今秋からは20代後半から30代の若年層潜在顧客の獲得を強化するための販促を強化。これまでの松田聖子さんと松たか子さんに、高畑さんを加えることでイメージキャラクターは3名となり、幅広い年齢層がカバーされる。9月4日から、3名を起用したテレビCMを全国で放映する。

 テレビCMのほか、雑誌やウェブでのプロモーション、イベントを展開。さらに、商品購入後はユーザーによるSNSでの拡散を期待する。また、アスタリフトの詳細な技術の特徴やイベント告知、レポートなどを掲載したプロモーションの中心となるウェブサイトを作り、技術の理解やブランドへの共感を醸成、リーチ拡大につなげる。

 交通広告としては、8月29日から9月4日まで、マスキングシールを使った全長14メートルの巨大なアート作品を展示。表参道駅と二子玉川駅では10月24日から30日まで、テレビCMとブランドビジュアルの広告を掲出する。9月3日から11月20日の期間、東京・名古屋・大阪・福岡など全国主要都市でアスタリフトの体感イベントを実施。8月下旬から12月下旬にかけては、ウェブに動画広告を掲載する。

 プロモーション以外にも、カウンセリングを強化する。都内2店の直営店に加え、GMSのカウンター店舗を強化するなど、カウンセリングカウンターを拡大。また、社内にカウンセリング販売の専門組織を新設する。

 化粧品事業の売り上げ規模については「非公表」(山口事業部長)としているが、アスタリフトブランド全体としては、毎年2桁成長を維持。チャネル別の売り上げ比率については、通販が6、店販が4としている。

ロコンド  百貨店にオムニ拠点開設、タブレットで取り寄せも

 ロコンドは8月24日、そごう・西武の3店舗に専用の売り場を設け、通販サイト「ロコンド」の幅広い品ぞろえの中から百貨店店頭にはない商品を展示・販売するほか、店頭販売員が専用タブレットから「ロコンド」で扱う商品をおススメできるようにし、来店客が気に入れば店舗に取り寄せる取り組みを始めた。展示・販売は主力の靴から開始し、今後は服なども対象とするほか、そごう・西武の他店舗や同社以外の百貨店ともタッグを組んでいく。

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