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企業動向 Archive

ブラケットの光本勇介会長に聞く 「スタートトゥデイ独立の真意とは?」

  2-1.jpgスタートトゥデイの子会社で簡単に通販サイトを作成できるサービス「ストアーズ・ドット・ジェーピー」を手がけるブラケットが9月30日付でMBO(経営陣などによる企業買収)を実施し、全株式を買い取って独立した。2013年8月にスタートトゥデイの子会社となってから約3年。これまでに親会社が運営する「ゾゾタウン」と連携したサービスを複数展開していた同社の突然の独立。その真意は何なのか。ブラケット創業者の光本勇介会長(=写真)に聞いた。

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オットージャパン 「ファビア」の店舗展開強化、コレクションライン投入

041.jpg041.jpg オットージャパンは、今秋冬シーズンにファッションブランド「ファビア」の実店舗展開を強化する。これまでもシーズンの立ち上がり時期などに期間限定ショップを開設してブランド認知や新客開拓を進めてきたが、商業施設から販売実績などが評価され、今秋冬は初めて3つのポップアップストアを展開する。

 10月6~19日は渋谷駅・東急東横店西館1階SHIBUYAスクランブルⅠポップアップステージAに、11月3~12月7日までは渋谷ヒカリエShinQs4階に、11月9日~1月29日にはマルイ新宿本館3階にそれぞれ「ファビア」の店舗を開設する。

 今秋冬の第1弾となる渋谷駅・東急東横店での商品展開数は約230アイテムで、商品構成はアパレルが約6割、服飾雑貨が4割程度だ。通行量が非常に多い駅前の立地を考慮し、手に取りやすいバッグや靴、アクセサリーといった服飾雑貨を通常の商品構成比より多めにした。

 アパレルについては、「ファビア」が強いワンピースを前面に出しており、トレンドのパフスリーブニットにスカートをドッキングさせたプルオーバータイプのワンピースなどをマネキンに着させて提案する。

 今回、店舗展開の強化に合わせて、日常に贅沢感や充実感を与えるコレクションライン"ファビュラス・コレクション"を投入する。裏地の配色やフォルムに特徴のあるコートやワンピースなどに加え、日本製のレースをあしらったスカートやウール100%のニットのほか、ファスナーやボタンなど細部のディテールにこだわった服を働く女性が手に取りやすい価格で提供。スタート時は8型だが、シーズンを通して15~20型を計画している。

 また、店頭では通販チャネルよりも10日間ほど早く販売するアパレルのコーナーや、今秋冬から「ファビア」の"ダブルミューズ"を務めるモデルで女優の松島花さんと佐々木希さんによるセレクトカラー商品のコーナーも設けた。

 店頭ではダブルミューズが登場する大型看板やサイネージボード、秋冬のシーズンムービーも配信する(画像)。さらに、「ファビア」の世界観をイメージしたアロマもたいている。

 渋谷駅・東急東横店では、10月15日午後3~5時に「ファビア」の着用モデルを務める安座間美優さんが来店するイベントを予定する。なお、同社では、来春をメドに「ファビア」で常設店を開設することも視野にあるようだ。



DeNA 仮想モールをKDDIに63億円で譲渡、近年は流通額伸び悩み

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は10月6日、仮想モール「DeNAショッピング」と「auショッピングモール」を、KDDI(同社・東京都千代田区、田中孝司社長)に譲渡すると発表した。譲渡額は63億円(DeNAショッピングが31億5000万円、auショッピングモールが31億5000万円)となる。

 7日にDeNA子会社として、新たに「Deコマース」を設立。社長にはDeNA子会社でKDDIも出資する、モバオクの八津川博史社長が就任する。新会社にDeNAのDeNAショッピング事業と、モバオクが運営するauショッピングモール事業を吸収分割で承継。その後、12月28日付でDeNAとモバオクが保有するDeコマースの全株式をKDDIに譲渡する。これまで店舗のサポートなどは、DeNAが行ってきたため、DeコマースにはDeNAから100人以上が転籍・出向する。

 DeNAでは、仮想モール事業譲渡の理由について「仮想モール事業の今後の発展に向けて、KDDIへの譲渡が一番良いと考えた」(DeNA広報部)と説明。一方、KDDIでは買収理由を「au経済圏拡大を進めるために、物販事業をさらに強化していきたい」(KDDI広報部)としている。

 DeNAショッピング事業の2016年3月期売上高は30億5400万円、営業利益は4億9300万円。auショッピングモール事業の16年3月期売上高は21億9100万円、営業利益は8200万円だった。仮想モール(DeNAショッピング、auショッピングモール、SEIYUドットコムなど)の16年3月期取扱高は、前期比3%減の622億円。内訳は明らかにしていないが、auショッピングモールの流通額の方が多いとみられる。

 利用企業は、DeNAショッピングに出店すると、自動的にauショッピングモールにも出店する仕組みだった。今後、両モールを統一するかどうかや、Deコマースの社名を変更するかについては「未定」(KDDI広報部)としている。

 DeNAでは1999年、ネット競売サービスとして「ビッダーズ」を開始。その後、2001年5月にショッピング機能を追加。13年1月にDeNAショッピングに名称を変更していた。ただ、近年は取扱高が伸び悩んでいた。一方、auショッピングモールは、DeNAとKDDIの協業で06年にスタートしている。

 西友と組んだ「SEIYUドットコム」は残るものの、今回の事業譲渡でDeNAは仮想モール事業から事実上撤退することになる。

ポーラ・オルビスHD 山田養蜂場に子会社売却、資源集中で収益強化へ

 ポーラ・オルビスホールディングスが流通向け卸を主軸に展開する子会社2社を売却する。強みとするダイレクトマーケティングに経営資源を集中させ、収益基盤の強化を図る。譲渡先は、山田養蜂場ファーマフーズ。両社は2社が持つ流通基盤を活かし、事業強化を図る。

 10月3日の取締役会で全株式譲渡を決めた。ドラッグストアなど流通向け卸を展開するpdcは山田養蜂場に、テレビ通販向け卸などを行うフューチャーラボはファーマフーズに売却する。譲渡額はそれぞれ12億円(売却手続き等で生じた費用を差し引いた譲渡価格は22億円)。年内の譲渡を予定している。

 ポーラ・オルビスHDでは、現中計(14~16年)で収益基盤の強化に取り組む。強みのダイレクトマーケティングや中、高価格商品に経営資源を集中させ、投資効率の向上を図る。連結業績に与える影響は精査中としている。

 一方、山田養蜂場では、pdcが持つ流通基盤を主に化粧品事業で活かす。これまで素材探索など自社の研究基盤を活かした商品開発力を強みに通販してきた。化粧品卸は行っておらず、ギフト向けなど一部で卸を行ってきた健康食品でも販路の活用を検討する。pdcはドラッグストアやスーパー、バラエティショップに販路を持ち、主力商品では1万5000店舗ほどへの流通実績もあるとみられる。

 機能性素材の製造販売を主軸に展開するファーマフーズは、自社通販の強化にフューチャーラボの持つ知見や販路を活かす。テレビや紙、ウェブなどで通販を展開。16年7月期の通販売上高は、前年比約3倍となる約20億円と急成長している。健食が約8割を占めており、フューチャーラボの買収で化粧品を第2の柱に育てる。今後、強みとする素材開発力を活かして商品開発を行うほか、クロスセルや自社コールセンターにおけるアウトバウンドなど販売面でシナジー創出を図る。

 pdcはマス向けのスキンケアを展開。売上高(15年12月期)は前年比1・5%増の約27億円。営業利益は800万円(前年同期は2億4300万円の損失)、純利益は200万円(同1億8800万円の損失)だった。

 フューチャーラボの売上高(同)は同16・1%減の約13億円。営業損失は2億3400万円(同4700万円の利益)、純損失は1億4400万円(同3800万円の利益)だった。

 譲渡先の2社ではpdc所属の約60人、フューチャーラボ所属の約40人の従業員の雇用は継続する見通し。

資生堂、通販専用ブランド立ち上げ

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資生堂が通販専用ブランドを立ち上げる。花王やコーセーなど制度品大手が専用ブランドで通販市場に参入する中、資生堂は2012年春の参入からこれまでかたくなに流通で展開する既存商品にこだわってきた。新ブランドの展開は9月21日から開始。通販サイト「ワタシプラス」を中心に展開するほか、グループの旗艦店、一部の外部サイトでもあつかう。

 新ブランドは「PLAYLIST(プレイリスト)」(画像)。口紅やマスカラ、アイライナー、チークカラーなどメーク品を中心にしつつ、スキンケアもあつかう。9月に14品目31品種(ノープリントプライスによる展開として市場想定価格は税込2500~5500円、化粧用具を除く)を発売。11月1日から冬に向けたカラーメーキャップなど7品目12品種を追加投入する。ブランドミューズには、世界的に活躍するファッションモデルのユミ・ランバードさんを起用する。

 顧客コミュニケーションは主にウェブで行い、販路もブランドサイトや通販サイト「ワタシプラス」、一部外部ECサイトへの卸に絞る。外部ECは当面、アスクルが展開する「LOHACO(ロハコ)」のみで展開(5面に関連記事)。1年ほどの検証を経て、ほかの外部EC活用も検討する。

 一方で店舗販売は、資生堂の旗艦店「SHISEIDO THE GINZA(シセイドウ ザ・ギンザ)」(東京都中央区)のみで行う。

 ターゲットとするのは、仕事や育児で忙しい20~30代の若年層女性。ブランドは、来店など時間を問わずコミュニケーションできるウェブを通じて新規顧客との接点拡大を図る戦略的位置づけを占める。

 新規獲得は、ユーザーが好むアーティストが選んだ「アーティストキット(サンプルサイズのセット)」(有料)で行う。ブランドサイトでユーザーは好みのメーキャップを手がけたアーティストを指名。「なりたいイメージ」や「知りたいメーキャップ」「肌の色」という3つの質問に答えた上で、顔写真をアップロードする。指名を受けたアーティストが商品を組み合わせた独自のキットを組み、これを届ける。

 新ブランドの認知拡大について、現段階で予定するのは美容情報誌のタイアップ広告のみ。テレビや雑誌等への純広告の出稿は予定していない。

 現在、「ワタシプラス」の会員数は公表しておらず、新ブランドの売上目標も非開示。登録会員数は12年末の段階で60万人と発表していた。

 専用ブランドを展開しなかった理由は、「これまでカウンセリングや売り場づくりで美容提案してきたが、ウェブでも提案できる環境が整ったため」(同社)としている。

 新ブランドは、資生堂に所属するヘア&メーキャップアーティスト約40人の知見を活かしたものになる。これまでもファッションショーや撮影、商品企画をバックステージで支えてきたが、直接ブランドを手がけるのは初めて。ブランド名には、好みの音楽や動画を集めリスト化するのと同様、自分だけのコスメリストを作ってほしいとの意味合いを込めた。

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