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商品政策 Archive

らでぃっしゅぼーや 料理キットに贅沢ライン、年末のパーティー需要狙い

081.jpg らでぃっしゅぼーやは10月17日、パーティーメニューの料理キットを発売した。これまで「贅沢」をコンセプトにした商品提案の強化を進めており、今回の新商品もその一環となる。下ごしらえ済みの肉や根菜類を使うことで、時間がない人でも本格的な煮込み料理を完成することができる。年末年始のパーティ需要に対応する。

 発売したのは「私が仕上げる10分キットPRIME」シリーズ。まずはビーフシチューを展開し、順次ビーフカレーを投入する。1キット3人前で、税込価格は2570円とした。

 ビーフシチューのキット内容は、国産牛肉と根菜類、オリジナルデミグラスソースと、ほうれん草としめじのソテーセットとなる。じっくりと柔らかく煮込んだ国産牛肉と、大き目サイズにカットして食べやすい硬さに茹でた根菜類を用意した。根菜は種類ごとにカットの仕方を変えて、均一に火が通るようにし、肉と根菜を加えた時に食べごろになるように工夫しているという。

 また、10分で完成することにこだわっており、3ステップ程度の簡単なレシピを用意。段取りを必要とせず包丁やまな板を使わずに調理可能とすることで、料理に不慣れな人でも、本格的な味わいになるように開発したという。

 料理キットは2014年に発売し、今年8月末までに20万食を突破していた。4品目でスタートしたメニュー数は現状50種類以上に拡大している。中華やパスタ、魚メニューなどのほか、季節商品として鍋などを展開してきた。今回、贅沢ライン「プライム」シリーズの展開で、家で満足度の高いものを食べたいという顧客ニーズに対応していく考え。

 購入者層は幅広く、シニア層を中心となっており、30~40代の若年層の購入は発売当初から2倍に伸長しているという。購入回数に応じて割引率を高める販促展開が貢献し、リピート購入につながっているようだ。なお、今期、料理キットの販売数は25万食突破を計画している。

ダイドードリンコ  関節ケア商品を刷新、通販の主力商品に成長

 8-1.jpgダイドードリンコが、関節対応の商品でシェア拡大を図る。配合する機能性素材「プロテオグリカン」は、産官学連携で量産化を進めてきた素材。2013年末の販売から年々売り上げを伸ばし、通販事業の主力商品に成長している。10月24日には、新たな成分を配合してリニューアルした。機能性表示食品制度も積極的に活用していく。

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ハーバー研究所、植物由来の美容オイル発売

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ハーバー研究所は9月26日に、美容オイル「スクワラン」の新商品を発売した。植物由来の美容オイルで、従来品と変わらないなめらかな使用感と高い保湿効果を特長とする。好みや主義を理由に、従来のサメ由来のスクワランでは開拓できなかった新規客層の獲得を目指す。今秋、地方都市などでのイベントやテレビCM、新聞広告を積極化する。これより基礎化粧品の売上高は前期比35%増の約130億円を目指す。

発売したのは「高品位『スクワラン』Ⅱ」(30ミリリットルで、税抜価格は2500円)。複数の植物由来スクワランを独自にブレンドしたもの。高圧処理によるなめらかなテクスチャーが特長で、水分と油分のバランスを整え、肌のバリア機能を保護するとした。

 新商品の投入はターゲットの拡大が狙い。これまではサメ由来スクワレンを原料とし、単一成分で酸化しにくい安定性と肌への安全性、さらりとしたテクスチャーが特長となっていた。ただ、原料にサメ由来のスクワレンを使用していたため、動物由来成分を敬遠する層の獲得が難しく事業の拡大の課題になっていた。「欧米は動物由来を敬遠する傾向が強く、文化や主義が壁になっていた」(同社)と説明する。

 10月3日から新規客獲得を強化しており、テレビCMや新聞広告、折込チラシのほか、イベントやサンプリングなどのプロモーションを展開する予定。洗顔後にたっぷりと化粧水を付けた後に、美容オイル「スクワラン」1滴を肌になじませて使用する独自の美容理論を実行する1アイテムとして提案する。「Ⅱ」は新商品としての告知は行うものの、従来のサメ由来のスクワランと並列に紹介し、ユーザー自身で好きな方を選べるようにする。

 テレビCMは萬田久子さんを起用したオリジナルソングを使った内容を放送し、スクワラン自体の認知度を高める。さらに新聞広告、折込チラシのキービジュアルにも萬田さんを起用し、スクワランを使った美容理論を提案する中で、新商品として「Ⅱ」の訴求を行っていく。

 これらプロモーションは地域別に進める方針で、福岡や沖縄、札幌などの主要都市で、イベントスペースなどを使って実際に商品を体験できるイベントを計画。トークショーやセミナーなどを行う予定で、開催に合わせてエリアごとにテレビCMを投下していく考え。

 このほか、全国の77カ所の実店舗での体験キャンペーンや、東名阪エリアでのサンプリングも予定する。「イベントの声や広告の反応を見ながら、サメ由来と植物由来のスクワランの訴求を判断したい」(同社)とした。

ハルメク・ベンチャーズ 歯周病検査キットを展開、通販展開は国内で初めて

081.jpg シニア女性誌を発行するハルメク子会社でヘルスケアビジネスを展開するハルメク・ベンチャーズは、歯の健康を検査できる郵送型キットを通販で展開する。歯の検査を行うキットの通販展開は、国内でも初めてだという。

 10月10日から、通販誌「ハルメク 健康と暮らし」で販売を始める。
 
新商品は「DNPお口健康ナビ検査キット」(=画像、税込9720円)。セルフメディケーションの推進を目的に東京医科歯科大学歯学部附属病院の和泉雄一教授と大日本印刷が共同で開発した。口腔内の歯周病菌を調べて歯ぐきの健康警戒レベルを検査するものになる。

 これまでも医療機関では、唾液から歯周病菌を調べる検査ができた。ただ、自宅で唾液を採取し検査する郵送型の検査キットの扱いは国内でも初めて。郵送するチューブに唾液を入れるだけで検査器具を使わずに調べることができる。アンケート用紙とともに返送し、2~4週間後に検査結果を伝える。

 歯周病菌からくる炎症は昨今、心筋梗塞や動脈硬化への影響も確認されているという。厚生労働省の調べでは、50代以降で出血や歯周病の悪化など歯ぐきのトラブルを抱えている中高齢者は約8割に上る。一方で歯科医で定期的に検査や治療を行っている人は少なく、簡単に検査できるキットの通販展開で歯科医受診の啓発やサポートを行っていく。

 ハルメク・ベンチャーズはすでに郵送型のがん検査キットを販売している。ほかに50代以降の女性を対象にした人間ドックの紹介事業などヘルスケア領域の商品を扱っている。
 


パタゴニアの食品ブランド  ウェブや紙、店舗で理解深める

 8-1.jpgアウトドアウェアメーカーのパタゴニア日本支社は9月15日から、食品ブランド「パタゴニア プロビジョンズ」の取り扱いを開始した。「環境に与える影響を最小限に抑え、環境危機の解決を目指す」をコンセプトとした加工食品や雑貨を提案し、動画やタブロイド紙、直営店での試食などを通じて理解を深める。常温保存が可能で手軽に食べられる商品の特長を生かし、アウトドアシーンや家庭での需要を喚起する。

 食品ブランド「パタゴニア プロビジョンズ」では、持続可能な群れから捕獲した鮭を使ったスモークサーモンや、オーガニック認証を取得した原料を使ったエナジーバーやスープミックスなどの加工食品を提案。このほかに、ステンレス製のキャニスターやカップなどの雑貨を取り扱う。通販サイトでは、複数商品を詰め合わせたギフトも提案する。

 品ぞろえは今後増やす計画で、10月中にスモークサーモンの新商品の投入を計画。また、年内をメドに穀物などを使ったシリアル「ブレックファースト グレインズ ホットシリアル」の取り扱いを予定する。「将来的には日本の環境問題の解決を目指す製品を、独自に作りたい」(同社)という。

 同ブランドは2011年にスタート。日本での展開は、北米とカナダに続く3カ国目となる。専門サイトを用意して情報を発信し、顧客の理解を深めながら売り上げの拡大を図ってきたという。

 日本はまず、衣料品の通販サイト内に専用コーナーを開設。コンテンツは米国で制作したものを日本語に翻訳し、動画などを使って食品を扱う理由や、ビジネスを手段に環境危機の解決を目指す理念を説明する。「どんなものを誰が作っているか、背景への理解を深める」(同)考えだ。

 ただ、専門サイトで情報を発信する海外と比べて、日本では発信する情報量が少ないことが課題だった。日本支社ではタブロイド紙を制作して、日本の食材を使ったおにぎりなどのレシピを提案するほか、材料の調達など製品に関わっている人のストーリーなどを紹介する。

 タブロイド紙は直営店での配布や、通販カタログと同送。また、通販サイト上でダウンロードできるようにし、ユーザーの興味を喚起する。

 また、10月下旬に、直営店で、環境再生型の農業やサーモン捕獲の背景を紹介するドキュメンタリーフィルムの上映会を開催する予定で、スモークサーモンの試食を行う。さらに、主力の衣料品とのクロスセルを行い、トレイルランニング向けウェアの関連商品としてエナジーバーを提案することなども推進し、アウトドアシーンでの需要を喚起する。

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