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商品政策 Archive

オートバックスセブン、新ブランドを「ゾゾ」で発売

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カー用品の販売などを手がけているオートバックスセブンは6月1日、ドライブ先のレジャーやアウトドアなどで利用する雑貨商品を中心に構成した新ブランド「JACK&MARIE(ジャック アンド マリー」(画像)を立ち上げて、スタートトゥディの通販サイト「ゾゾタウン」での販売を開始する。

同ブランドは車を使ったアウトドアユーザーに向けて、「パッキング」「車中泊」「積み込む」といったシーンでの利用を提案しているもの。同社によると近年は一般的なカー用品市場は縮小傾向が見られることから、新機軸での打ち出し方で関連用品の需要を活性化させていく狙いがあるという。「これまでメンテナンスを中心としたカー用品を得意分野にしてきたが、車を使った先の所には挑戦していなかった。車を通じてライフスタイルを提案するようなコンセプト」(同社)と説明。従来では取り扱っていなかったファッション性で訴求する服飾雑貨や自然派商品などにも目を向けていく。

 アイテムはPB(プライベートブランド)が2~3割、アウトドア用品などの専門メーカーからの仕入れ品が7~8割の商品構成比率で、立ち上げ当初は約800品目を展開。今後1000品目程度まで拡大していく考え。主な商品では「折りたためる取っ手付きコンテナ(L)」(税別価格1299円)、「キャンバストートバッグ(LL)」(同1万800円)、「フレグランスタグ」(同399円)などがある。

 同社では、従来からのカー用品販売について通販では自社サイトのほか、「楽天市場」や「ヤフーショッピング」といった大手仮想モールで展開している。新ブランドについてはまずはゾゾタウンのみの展開で、年内にはリアルでの同ブランド専門店舗も開設する予定。全国展開している既存の実店舗「オートバックス」などで取り扱う予定はない。

 ゾゾタウンでの販売理由として、「ファッションをはじめ感度の高い人たちが利用しているイメージがあるので、そこでの若い家族層などに向けて提案していきたい」(同社)とした。

 新ブランドの販促活動としてはSNSを軸に展開する考えで、アイテムやブランドの世界観を想起させる画像を「インスタグラム」を通じて随時発信。発売に先駆けて5月20、21日には音楽とアートのカルチャーイベントにも出店して商品展示するほか、SNSのフォローワーにノベルティを贈呈するようなイベントも検討している。

ファンケル 機能性表示食品で今期150億円の売り上げ目指す

081.jpg ファンケルは今期(2018年3月期)、主力の機能性表示食品で150億円超の売り上げを目指す。「えんきん」「カロリミット」などヒット商品のシリーズ化を進めており、アイケア、ダイエット関連市場でシェア拡大を図る。制度が始まって以来、これまで届出が公表されたのは14商品。制度を強みに商品提案力を強化しており、今期も10商品強の届出を予定する。

 民間調査会社の調べによると16年度の機能性表示食品の市場規模は約1500億円に達する見込み。その1割にあたるシェアの獲得を目指す。

 昨年9月、届出を行った「カロリミット」に続き、今年6月には制度を活用した「大人のカロリミット」(=画像(上)、30日分、税込2800円)をリニューアル発売する。ギムネマ酸や桑の葉由来イミノシュガーなど6つの機能性関与成分を配合。機能性は「脂肪の代謝を高める機能」を臨床試験で、「糖や脂肪の吸収阻害機能」は研究レビューで評価。「糖の吸収を抑える」「脂肪の吸収を抑える」「脂肪を代謝する力を高める」という3つの機能を持つ日本初の機能性表示食品になる。

 20代の女性を中心に顧客基盤を築く「カロリミット」に対し、「大人のカロリミット」では40代以上の女性を対象に展開。今期に単品で45億円、シリーズで前年比約9%増となる82億円の売り上げを目指す。

 アイケア関連でも中高年層の老眼対策で訴求する「えんきん」に対し、今年3月には、45歳未満の層を対象にした「スマホえんきん」を発売。"スマホ老眼"をキーワードに目の疲労感を緩和する機能で訴求する。

 「スマホえんきん」は、ウェブメディアを中心に展開。眼鏡ブランド「JINS」を展開するジンズとの相互送客や書店など新たな販売ルートも開拓する。新規顧客に占める「えんきん」ユーザーの割合も約2割にとどまり、新規顧客の獲得が好調に進む。今期は、シリーズで同27%増の68億円の売り上げを目指す。

 一方、健康食品分野では、現代の日本人に必要な栄養素をワンパックでカバーできる「基本栄養パック」(=画像(下)、税込1399円)を、ヒット商品に育成していく。

 ビタミン・ミネラルなど必須栄養素は市場が大きい分野の一つ。一方で他社との違いが出しにくい分野でもある。ファンケルでは独自の体内効率設計で差別化。ベーシックサプリメントとして提案する一方、総合サプリメントメーカーとして幅広い商品ラインアップを持つ強みを活かし、個々の顧客に合わせた"悩み対応サプリ"との組合せ提案を強化しクロスセルにつなげていく。将来的に若年層向け、中年層向け、高齢者層向けなど「基本栄養パック」にバリエーションを持たせていくことも検討する。

 体内効率設計では、例えば「ビタミンB&C」にサプリでは珍しい2層構造の錠剤を採用。ビタミンB群は体内で効率よく働くロングタイム製法を、ビタミンCは誘導体を配合して成分が体内で長く働くよう徐々に溶け出す工夫をほどこすなどしている。

ファンケル 「運動時」訴求に特化、各社がスポーツサプリ相次ぎ展開

 8-1.jpg2020年の東京オリンピック開催を控えスポーツサプリメントの市場が熱気を帯びている。ファンケルは4月20日、運動時のパフォーマンスをサポートする健康食品「アミノエナジー」を発売。ダイエットと切り離し、運動時に特化した健食の展開は初めてになる。ファンケルだけでなく、各社ともスポーツサプリメントの市場開拓を始めている。

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松屋フーズ、「牛めし」の中華まんを発売、ヤフーの仮想モール限定で

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外食チェーン大手の松屋フーズは松屋の店舗で販売する「牛めし」の具をベースにして開発したオリジナルの冷凍中華まんの販売を始めた。まずは同社が出店する仮想モール「ヤフーショッピング」に限定して販売し、売れ行きなどを見定めながら、小売店などへの卸販売なども行っていきたい考えだ。同社ではネット販売を含めた外販事業を強化しており、今回の試みもその一環。新商品の投入で当該事業の売上拡大を狙う。

オリジナル冷凍中華まん「松屋 牛まん」は中華料理の人気料理人として知られる金萬福さんとコラボレーションして、同氏監修のもとに1年をかけて開発したという。松屋の「牛めし」の具をベースに「砂糖を入れたり醤油を足したり、"ご飯"でなく、"中華まんの皮"に合うような味付けとなるよう何度も何度も試行錯誤しながら完成させた」(金萬福さん)という松屋の関東の店舗限定で販売中の牛めし「プレミアム牛めし」専用の焙煎黒ゴマ七味をきかせた「牛めし味」と豆板醤やにんにく、生姜のほか、「さくさくとした歯ごたえを出すためにクワイの実を入れるなど、具材にもこだわった」(金さん)というピリ辛の「チリソース味」の2種類を展開する。

 価格は両味とも10個入りセットで税込3480円(送料込)。また、両方の味を5個づつ合計10個セットとした「詰合わせ」も同様の価格で販売する。

 まずはマーケティングの一環から出店する「ヤフーショッピング」の同社ページのみの限定で販売。4月17日から予約注文の受付を始め、同29日から予約受注分の発送と一般販売を始める。なお、予約注文期間(4月17~28日まで)は通常価格の1割引で販売する。

 予約販売開始に合わせて東京・中目黒の駅前で4月17、18日の2日間、試食イベントを実施。調理可能な同社のキッチンカー「サンライズ号」を登場させて、「牛まん」を街行く人に無料で配り、同商品をPRする試みを行った。「牛まん」の開発を監修した金さんも試食イベントに参加して自ら「牛まん」を配った。「(牛まん)が完成するまで1年近くもかかった。大変だったけど、すごくおいしくできてうれしい。多くの皆さんに食べて欲しい」(金さん)とした。

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 松屋はオリジナル中華まんを開発・販売した狙いについて「毎年、新作のオリジナル中華まんをイベントなどで販売している金さんから共同開発の話を頂き、当社としては中華まんを手がけるのは初めてだが、店舗以外の販路として牛めしの具やカレーなどの冷凍食品を小売店などへ卸売を行なったり、ネット販売を行う『外販』をより強化していきたいということもあり、一緒に中華まんを開発していくことにした」(松屋フーズの安藤吉信戦略事業部長)という。今回の試みで売れ行きなどを見ながら「具体的な予定は決まっていないが、いずれは小売店などにも『牛まん』を卸販売していきたい」(同)としている。「牛まん」の販売目標については「"牛まん"も含めて、現状、年間で約5億円くらいとなっている『外販』の売上高を今期は2割増まで拡大していきたい」(同)としている。

 なお、「外販」の売上高は「卸とネット販売はほぼ半々。ネット販売はこれまでもやってきたが、本格的に力を入れたのは昨年からで(売上高は)ほぼゼロから、昨年は2億6000万円程度まで伸ばした。今期も力を入れていきたい」(安藤部長)としている。

森下仁丹 商品の共同開発を強化、新制度受け他社知見を積極活用

081.jpgのサムネール画像 森下仁丹が機能性表示食品制度の開始以降、他社と商品の共同開発を強化している。あらゆる形状の食品で機能をうたうことができる商品の企画が可能になったため。他社が持つ技術を積極的に活用。味にこだわった商品など商品ジャンルに幅を持たせ、幅広い顧客に訴求していく。

 これまではサプリメント形状の商品が中心だった。

 4月6日には、田辺三菱製薬と共同企画したドリンクタイプの機能性表示食品「アスパラメタロック」を発売した。

 「アスパラメタロック」は、森下仁丹の独自素材「ローズヒップエキス」を配合したもの。「高めの体脂肪とBMIを落とす機能があることが報告されています」といった表示を行う。一方、田辺三菱製薬が長年展開する栄養ドリンクの「アスパラ」ブランドの知名度を活かして販売につなげていく。「アスパラ」ブランドで使うフレーバーを使い、「カロリー・糖質ゼロ」と機能性表示で訴求する。

 商品は、森下仁丹が販売。主に通販で展開する。既存客向けの展開から開始。1本(=画像、税抜250円)から販売するが、1本あたりの価格が安くなる「30本入り」(同7000円)の定期購入につなげていく。ドラッグストアルートへの卸販売も行う。

 森下仁丹では、昨年末から他社と商品の共同開発を積極的に進めている。

 昨年10月にはカフェ「BLESS COFFEE」を運営するグランディーネとのコラボレーションで血糖値関連の機能性表示食品「サラシア珈琲」を開発。昨年11月には食用油を扱う金田商事のえごま油を使った「ぷちえごま」を発売している。独自のカプセル化技術で、そのままの状態では摂取しにくいえごま油をカプセル化。テレビ通販を中心に売れている。今年3月には、資本業務提携先のロート製薬と、認知機能関連の第3類医薬品「キオグッド顆粒」を開発。互いに強みを持つ販路で展開して市場開拓を進めている。

 瓶状の栄養ドリンクを扱うのも今回が初めて。新制度で幅広い形状、商品ジャンルのラインアップが可能になり、さまざまな利用シーンを想定した商品を増やしていく。他社が強みを持つ技術や素材、ブランドを積極的に使うことで相乗効果を生んでいく。


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