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商品政策 Archive

楽天の「おもちゃ大賞」 大賞は「おもちゃブロック」

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 楽天は11月15日、仮想モール「楽天市場」で販売するおもちゃの中から、"子供が夢中になる"というコンセプトで選んだ「楽天おもちゃ大賞2018 サポーテッド バイ 楽天ママ割」の受賞商品を決定したと発表した。「楽天おもちゃ大賞」は昨年に続き2回目の開催となる。また、11月9日には、昨年の受賞店舗と共同開発した、楽天市場限定おもちゃの販売も開始している。

 楽天市場では昨年から、米国の「ブラックフライデー」(11月第4週の金曜日)に合わせてセールを実施しているが、同モールにおけるブラックフライデー中のおもちゃ流通金額は、セールを行っていなかった2016年から増加傾向にある。また、同社の調査によれば、30~40代の父親・母親のブラックフライデーの認知度は約40%と高く、約63%が「ブラックフライデーのお得な買い物に興味がある」と解答したという。

 おもちゃ大賞は昨年が初開催となるが、「(受賞商品のうち)いくつかの商品は売り上げに良い影響があった」(ECカンパニーリテール事業部リテール戦略グループの松山秀勝マネージャー)ことから、ブラックフライデーにあわせて受賞商品を発表することで、父母世代にアピールする狙いだ。

 今年の同大賞は、子供が夢中になる「ぞっこんおもちゃ賞」、子供が遊んでいる姿に父母がめろめろになる「キュンとするおもちゃ賞」、大人も一緒に遊べる「仲良しおもちゃ賞」、子供や孫に「プレゼントにあげたいおもちゃ賞」、2018年の「トレンドおもちゃ賞」の5部門を表彰する。トレンドおもちゃ賞以外の4部門の受賞商品の中から、1商品を大賞として表彰した。

 大賞と「仲良しおもちゃ賞」に選ばれたのは「おもちゃブロック」(=写真)。大きくて軽いおもちゃブロックで、4種類・5色のさまざまな形のブロックを組み合わせることで、子供の身長よりも高い作品を作ることができる。

 「ぞっこんおもちゃ賞」は、0歳児から楽しめるベビージム「あんよでキック! 4WAYピアノジム」。「キュンとするおもちゃ賞」は、耳を握ると音楽が流れる、動物型のロッキングチェアー「アニマルロッキング」。「プレゼントにあげたいおもちゃ賞」は50個の木製リングとサイコロのセット「プラステン ニック」と、室内で使える1人用トランポリン「プレゼントにあげたいおもちゃ賞」。

 また「トレンドおもちゃ賞」には、世界オセロ選手権で11歳の福地啓介君が優勝し、注目度が高まっている「オセロ」を選んだ。楽天市場でも、報道があった10月の売り上げは前年同月比40%増だった。

 また、今年は店舗と共同開発した「初めての仲良しデビュー 木製パズルゲーム」(価格は税別1万270円)も販売する。昨年の受賞店舗である「小さな大工さん」(運営は早田材木店)とコラボレーションしたもので、子供と父母、祖父母が「子供の成長にあわせて長く遊べる」ことをコンセプトに開発したもの。1人で遊ぶパズルだけではなく、勝ち負けを競う遊び方や、親子や友達同士協力してゴールを目指す遊び方もできる。

 材木店と共同開発したことから、材木のプロが素材を厳選、木のぬくもりを感じられる商品に仕上げたという。母親世代の意見も取り入れ、インテリアに馴染むような自然なデザインを採用した。

TSI ECストラテジー 韓国ブランドの販売開始、20代の新客開拓を強化

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 TSIホールディングス傘下のTSIECストラテジーは11月13日、グループ商材を横断的に扱うモール型の通販サイト「ミックスドットトウキョウ」で、日本初上陸となる韓国のファッションブランド「rolarola(ロラロラ)」(=画像)の販売を始めた。グループ外ブランドの取り扱いはニューヨーク発のバッグブランド「ステイト」に続く第2弾で、新規客の開拓を図る。

 同社はグループEC戦略のけん引役としてブランド単位で展開するO2Oサイトを強化し、戦略的にモール型の「ミックスドット」から各O2Oサイトに顧客を移してオムニ化と自社ECの成長につなげてきた。

 一方、「ミックスドット」の今後の役割を模索する中で今年3月、テスト的に「ステイト」の販売を開始。外部ブランドを扱うことで通販サイトの価値向上を目指すとともに、30代半ばから40代が中心の「ミックスドット」会員の買い回りを期待していた。実際には、「ステイト」商品購入者の90%程度が新規客で、しかも20代の女性が多かったことから、若い層をさらに取り込むことが「ミックスドット」の活性化にもつながると判断し、第2弾ブランドを探していた。

 昨今、韓国のファッションブランドを参考にして服を買う若い女性が増えていることから、同社も韓国ブランドに注目してきたが、商品の細部までこだわり、ブランディングもしっかりしている「ロラロラ」の取り扱いを決めた。

 「ロラロラ」は昨年5月にスタートした、ヘルシーで楽しく、ハッピーな人生を求める女の子に向けたブランドで、セーラーカラーやカラフルなアイテムが人気だ。韓国ガールズグループのTWICEや少女時代などのメンバーが着用して話題になっているという。

 商品はデイリーウエアとフィットネスウエア、スイムウエアを展開しており、「ミックスドット」では今秋冬のデイリーウエアの新作を中心にフィットネスウエアも販売。約50品番で始動する。販売開始から10日間は全品10%オフのキャンペーンも展開する。

 「ロラロラ」秋冬商品の価格帯はデイリーウエアのトップスが9000円~1万2000円、ワンピースが1万円~1万7000円、パンツ・スカートが9000円~1万2000円、小物が1500円~8000円。フィットネスウエアはトップスが9000円~1万2000円、ボトムスが8000円~1万2000円となる。

 同社は日本版のブランドサイトも運営。展開商品はすべて買い取っており、自社ブランドと同様にすぐに発送できるようにしている。モデル着用画像やシーズンのルックブックなどは韓国側から提供してもらうが、追加画像の撮影や商品説明文などは同社のチームで行う。

 また、「ロラロラ」はフィットネスウエアも充実していることから、今後はグループで扱うフィットネス系アイテムを集めた特集企画なども展開したい考えだ。

 プロモーションについては、11月中旬以降に無料エンタメ情報紙「TOKYO HEADLINE」のウェブ版で、12月には紙面でも「ロラロラ」の特集を掲出する。加えて、同ブランドはSNSとの親和性も高いことから、今後はSNS活用をベースにした若年層へのリーチも検討しているようだ。

 なお、TSIECストラテジーでは韓国のファッションブランドから支持されているECプラットフォーム「cafe24」の導入に関して検討を開始。同プラットフォームを採用することで、すでに利用している韓国ブランドとデータ連携による取り引きが可能になることから、「ロラロラ」の販売状況を見極めた上で、「cafe24」の導入についても判断することになりそうだ。

オルビス 越境で"肌トクホ"、初年度10億、ブランド認知へ

 オルビスが、日本で初となる"肌トクホ"の販売に乗り出す。国内で来年1月の発売に続き、同2月から中国で越境ECも開始。初年度(2019年12月期)に中国で10億円、国内を含め商品単体で22億円の売り上げを目指す。機能性表示食品ではすでに"肌の保湿"関連の商品が多く存在するが、国の審査を経た許可商品である強みを打ち出す。

 「これからのオルビスの"顔"となる商品。(今年10月に刷新した)主力スキンケア『オルビスユー』とともに新たなスキンケアの価値を提供できるもの」。今年11月の商品発表会で小林社長はこう話した。

 展開する「オルビス ディフェンセラ」(=画像、30日分、税込3456円)は、関与成分として米胚芽由来グルコシルセラミドを含み、「肌の水分を逃しにくくする」といった機能を表示する。昨年末、消費者庁からトクホとして許可を得た。商品は、アリババグループが運営する「天猫国際(Tモール国際)」で販売する。

 中国で、オルビスブランドのプレゼンスはまだそれほど高くはない。すでに複数の越境ECプラットフォーム、現地法人を通じた通販も行うが、主力は化粧品。食品は中国本土の展開で認可に時間がかかることもあり、力は入れていなかった。だが今回、トクホを「(ブランド)認知を得る戦略商品」(小林社長)と位置付けており、主力スキンケアの刷新を前にトクホで認知を図る。

 展開にあたり、アリババグループと戦略提携も締結した。詳細は不明だが、「アリババが保有するビッグデータを活用しつつ、連携して販売促進策を展開。広告、イベントの優先枠を利用できる」(同)という。中国で、"トクホ"という言葉を用いるかは検討中だが、ポーラグループの高い研究開発力や、機能、安全性で国の厳しい審査を受けた商品であることは訴求していく。

 中国とは別に日本でも初年度に12億円の売り上げを見込んでいる。内容は未定だが、プロモーションも計画する。ただ、サプリメントの展開ではファンケル、ディーエイチシーの後塵を拝している印象が強い。

 "肌トクホ"は16年4月、資生堂が一足早く「素肌ウォーター」で許可を得たものの発売には至っておらず、一定の注目度はある。ただ、機能性表示食品で"肌の保湿"関連の商品が数ある中、国内で認知を高められるかは未知数だ。

 オルビスは、今回の商品を「従来の化粧品と食品の境目をなくす商品。スキンケアそのもの」(同)と捉えている。スキンケアを含め、内外美容の提案から認知を得られるかが注目される。

エアークローゼット レンタル商材を拡充へ、マットレスが1日で予定数量に

 オンライン上でファッションアイテムのレンタルを手がけているエアークローゼットは取り扱う商材の拡充に動いている。その第一弾としてエアウィーヴが提供するマットレスのレンタルキャンペーンを実施。8月と10月に2度、数量限定で貸し出しを行ったところ、どちらも1日で予定数量の申し込みがあった。エアークローゼットでは取り組みに手ごたえを感じており、新たな商材の展開などにつなげていく考え。

 エアークローゼットは今年8月、エアウィーヴが提供するクッション材「エアウィーヴ」のオリジナルマットレスパッド(シングル)の貸し出しを行った。数量限定で受付を募った結果、24時間で予定数量に達した。

 顧客の反応を踏まえ物流面の改善などを行い、10月25日に2回目を実施。数量や商品は前回と同じ条件でレンタルを受け付けたところ、開始から半日で予定数の応募が集まった。申し込み期限を11月1日までとしていたが、1回目の半分の時間で予定数に達した。

 貸し出した「エアウィーヴ」の価格は税抜3万5000円。10月の募集の際には1カ月プラン(同2400円)、3カ月プラン(同6000円)、6カ月プラン(同1万1400円)の3つのレンタルプランを用意。数量は非公開だが、貸し出す商品はすべて新品でレンタルを通じて体験した後でそのまま購入することも可能とした。

 ファッションレンタルサービス「エアークローゼット」では女性向けに衣料品やアクセサリーの貸し出しを行っているが、マットレスのレンタルでは男女を問わず幅広く利用者の募集を行った。

 8月に1回目の貸し出しを実施した際に行ったアンケートによると、回答者のうち7割がレンタルをきっかけに商品の購入を検討したという。

 エアークローゼットでは今回の施策の結果を踏まえ、「1回目、2回目の効果検証を行って次の取り組みにつなげたい」(広報)としている。

ドゥクラッセ 重点商品のコートがヒット、軽くて暖かく細見えが好評、11月にはTVCMも

 DoCLASSE(ドゥクラッセ)は10月19日、コートの人気シリーズ「マジカルサーモ」の新作となる「マジカルサーモ・フードコート」を全国の店舗とカタログ通販で販売を始めた。すでに、自社通販サイトと一部の実店舗では同月2日から先行販売して1万枚以上を売る大ヒット商品となっており、今後、新作を順次投入するほか、11月にはテレビCMも放映し、「マジカルサーモ」シリーズ全体で10万枚以上の販売を計画する。

 昨年10月に投入して約2万枚を販売した「マジカルサーモ」シリーズは、暖かさと軽さを追求。冷たい空気を通さないように高密度に仕上げたオリジナルの五層構造と、通常の中綿に比べて厚みと重さ(18グラム)が約半分という高機能素材「バイウォーム」により、"ダウンと同じ暖かさ"と"スプリングコートに匹敵する薄さ"を実現したという。

 シルエットを美しく見せることにこだわるドゥクラッセでは今シーズン、「寒い冬は思わず厚手の服を着込んでしまうが、着ぶくれでオシャレさを損なう」という多くの声を受けて、高い防寒機能を兼ね備えながらも"スリムで暖かい"商品として「マジカルサーモ・フードコート」を開発した。

 あらゆる角度から設計にこだわり抜いた同商品は、前身頃に入った切り替えダーツや、ドロップショルダー仕立ての細見えシルエットも特徴で、着ぶくれしがちな冬場にもボディーラインをすっきりと美しくみせるという(画像)。

 価格は税別9990円。カラー展開はストーンとバーガンディー、ダークトープ、ブラック、チャコールの5色で、サイズはSとM、L、XL、XXLの5種類となる。

 6月にオープンした大型店「新宿アルタ店」などの一部店舗と自社通販サイトでは10月2日から先行販売して好調な売れ行きという。「マジカルサーモ」シリーズは今回のフードコートに続き、新作を順次販売することに加え、11月2日からはモデルのRINAさんが出演するテレビCMを関東および関西地区で放映する計画で、当該シリーズを冬の戦略商品として強化・育成していく考えだ。

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