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J&J ロボット倉庫初導入、多様な人材を物流現場に

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 ジョンソン・エンド・ジョソン(J&J)のメディカルカンパニーは11月12日、ヤマトグループの大型ターミナルの羽田クロノゲート(東京・大田区)内に設置したロボット倉庫を公開した。ノルウェー製の「オートストア」を導入し、多種多様な整形外科用医療機器・資材の自動ピッキングを行える体制を整えた。本来、同カンパニーが取り扱う製品の物流現場では的確かつ迅速に対応できる熟練スタッフの作業を要するが、ロボット倉庫により今後の人手不足を考慮し多様な人材が携わっていけるようにした。10月から本格稼働しており、物流現場でのロボット倉庫の導入は全世界のJ&Jグループで初となる。

 「オートストア」の導入は、整形外科で使用する治療用の機器や資材が多種多様にある中で、ベテランスタッフ以外でも間違いなくピッキングできるようにする目的で導入。高さ約3・9メートルの高さのある倉庫は製品を保管する箱を1列16段分収納し、倉庫上部を走行するロボット(61台)が縦横に動き約4万SKUの中から必要な製品をピッキングして作業担当者のところまで自動的に運ぶ(写真㊤)。

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 ポートと呼ぶピッキングステーションは8カ所設置(写真㊦)。ポートでは作業担当者がピッキングリストに基づき自動で運ばれてくる製品を取り出す作業を行う。ポートの取り出し口には仕切りのあるボックスに複数の製品を収納して運ばれてくるが、ブルーのライトで照射して取り出すべき製品が分かるようになっている。その製品を取り出したら、バーコードをスキャンする。この作業を繰り返して、ピッキングリストに記された一連の製品の取り出しを終了し、後方の梱包作業へ回すための棚に置く。

 本来、ピッキング作業は棚に製品を収納し、ピッキングリストと照合しながらひとつひとつの製品を人が取り出して行っている。多種多様かつ細かな製品が多く、ピッキング作業には熟練したスタッフでないと難しい。将来的な人材不足に備えて、誰でもがこの作業に対応できる体制をロボット倉庫で可能にした。ポートに設置しているディスプレイは簡単な英語(YESやNO)と数字だけで作業工程の確認ができるようにしており、外国人であっても携わることができるようになっている。

 今回のロボット倉庫の導入で、容量効率は約4倍に拡大し、ピッキング効率も1・5倍に向上しているという。

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