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消費者庁 アイケアでまた処分、言歩木に措置命令、課徴金1800万円

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 消費者庁は10月25日、健康食品通販を行う言歩木(=ことほぎ)に対し、景品表示法に基づく措置命令を下した。ブルーベリー配合の健康飲料の表示で、あたかも目の症状を改善する効果が得られるかのような表示を行ったとし、「優良誤認」にあたると判断された。アイケア関連の健康食品に関する行政処分は2例目。言歩木は処分に「真摯に受け止め、再発防止に努める」としている。

 言歩木は、2016年5月から昨年5月にかけて、複数回に渡り行った新聞広告で販売する「山野醗酵酵素ブルーベリーDX」について、「視界爽快」、「小さな文字や画面もバッチリ!」などと表示していた。また、配合する酵素化したブルーベリーについて、「『かすみ』『ぼやけ』『ポタポタ』等...。加齢だけが原因ではなく、毛細血管の詰まりや減少により、繊細な目に必要な栄養が届かないため」「様々な成分を体内に摂り込むことで、全身の代謝酵素が活発になり、瞳と体に栄養成分が届き組織を再生」などと表示していた。

 消費者庁は「不実証広告規制」に基づき、表示の裏付けとなる合理的根拠の提出を要求。言歩木から資料は提出されたものの、表示の裏付けとなる根拠と認めず、商品を摂取するだけで含まれる酵素の働きにより視力の回復効果、「かすみ」「ぼやけ」といった目の症状の改善効果が得られるかのように表示していたと判断した。

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 ただ、今回、消費者庁は言歩木から提出された根拠資料について「答えていない」(表示対策課)と明らかにしていない。従来は、「配合成分に関する資料」などその概要を説明していたが「公表しない」(同)とした。言歩木は取材に「配合成分に関する資料や、(健常者ではないが)顧客数十人の長期飲用に伴うヒアリング調査の結果などを提出した」としている。

 措置命令に合わせ、消費者庁は課徴金命令も下した。対象期間は、16年5月末から昨年11月までの約1年5カ月間。この間に「山野醗酵酵素ブルーベリーDX」は約6億円を売り上げており、1814万円の課徴金の支払いを命じた。

 民間信用調査機関の調べによると、言歩木の17年7月期の売上高は前年比24%増の6億1400万円。大半をブルーベリー飲料の売り上げが占めていたとみられる。

 言歩木では昨年10月末の時点で処分の対象になったブルーベリー飲料の販売を終了。現在、リニューアルした商品で目の健康に関する機能評価に向けたヒト試験を行うことを検討している。

 アイケア関連の健食をめぐっては昨年3月、だいにち堂が景表法に基づく措置命令を受けた。販売する「アスタキサンチン アイ&アイ」で「ボンヤリ・にごった感じ」といった表示があたかも目の症状の改善効果が得られるかのような表示と判断された。だいにち堂は今年8月、これを不服として処分取り消しを求め消費者庁を提訴している。

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