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LINE 「トーク」でアプリ起動、メッセージレイアウトも自由に

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 LINEは6月に入って立て続けにAPIの新機能を公開している。「LINE」のトークルーム内で動作するアプリの実装が可能になるほか、ユーザーに送信するメッセージのレイアウトを自由にカスタマイズできるようになる。通販企業の「LINE」活用法にも影響を及ぼす可能性がありそうだ。

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 LINEではユーザーと法人の双方向のコミュニケーションを可能にする機能として「メッセージングAPI」を提供している。6月6日にはメッセージングAPIの新機能として「LINEフロントエンド・フレームワーク(LIFF)」を公開した。

 LIFFではユーザーがメッセージをチャットでやり取りするトークルーム内に新たにウェブアプリを実装できるようになる。従来は通販企業が「LINE」で商品を訴求してもユーザーが購入するには通販サイトに遷移する必要があった。LIFFを使えば、企業はトークルームにメッセージを送りウェブアプリを起動させることができる。そのアプリを通じて会員登録や商品購入が可能になるため、トークルームで購入まで完結する。アプリで入力した内容はそのままトークルームにメッセージとして反映される。

 通販サイトに遷移する必要がなくなるため、「LINE」経由でコミュニケーションを行った後の離脱率の低減が期待できるようだ。LINEによると、「LIFFによってウェブアプリケーションの立ち上げがシームレスになるため、コンバージョンのハードルは下がるのではないか」(同社)とみている。

 また、LIFFを使うことでユーザーがトークルーム上のアプリで閲覧した内容をトラッキングすることも可能。そのデータをもとに最適な商品情報の配信を行うなど、「LINE」を通じて個別の販促を実施することもできるようだ。

 6月12日には「LINE」で送信するメッセージの画像やボタンなどを自由にレイアウトできる機能「フレックス・メッセージ」を公開した。

 これまでは一定のフォーマットに従ってメッセージを送らなければならないという制約があり、企業が発進できるメッセージのバリエーションが限られていた。

 しかし、自由にメッセージを作れるようにした場合、セキュリティ面でリスクをはらむことになる。そこで「開発者の自由とユーザーの安全性のバランスをとったメッセージタイプを目指して開発した」(同)のがフレックス・メッセージだ。

 今までのテンプレートメッセージでは、「画像」「タイトル」「説明文」「ボタン」といった内容を企業から送ることができた。通販であれば、商品画像・商品名・商品紹介・購入ボタンといった構成でメッセージを作成し、ユーザーがタップすると企業の通販サイトに遷移するという流れだった。

 ただ、色や文字の大きさを変えたりアイコンを挿入したり、配置するボタン数を増やすといったことができなかった。フレックス・メッセージを使うことで、メッセージのレイアウトを企業の方針に合わせたものに変えることができる。

 例えば、送信するメッセージの中にバーコードを配置したり、アイコンを入れて星の評価を表示することも可能になる(=画像)。決まったテンプレートを使って送る場合に比べて、その企業のマーケティングに即したメッセージの表現ができるようになる。

 LIFFを絡めた施策も想定できる。フレックス・メッセージでその企業に合ったレイアウトのメッセージを作って商品画像を送信し、設置された購入ボタンを押すとアプリが立ち上がり、そのまま購入するというフローも可能になる。

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