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船橋屋 ツイッターでドラマ配信、若年層開拓しEC送客へ

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 くず餅などを製造・販売する老舗和菓子屋の船橋屋ではSNSを活用した新規顧客の開拓が進んでいる。

 昨年12月初旬から今年1月にかけてPR関連会社と連携して実施したのが、船橋屋を舞台にしたツイッタードラマ「家族になれたら」の動画配信。毎週水曜日と土曜日の午後10時に、1回2分の全10話を5週間に渡って、同社や出演者のツイッターアカウント限定で公開したという。

 俳優の渡辺哲さんやてんちむさん、八木将康さんなどが出演しており、くず餅職人の親方とその娘との親子模様を描いた家族ドラマとなっている。船橋屋本店の製造現場や店舗などがそのままドラマの現場となっており、実際に同社の屋号やくず餅も様々なシーンで登場している。

 ドラマ宣伝に向けては実店舗でPOPを配置し、新たにフォローしてくれた顧客に対してのノベルティグッズプレゼントなどを実施していった。「制作スタッフも映画を撮っているような人たちで、ツイッターの中だけでは勿体ないような見ごたえのあるものだった」(同社)と語るように、そのクオリティの高さから大きな反響を呼び、再生回数は30万件以上を突破。

 同社のツイッターのフォローワー数も以前は月平均10人程度だったが、12月は1500人以上に増加し、コーポレートサイトの検索数も以前の150%まで拡大した。特にこれまで課題としていた若年層への認知拡大が進んだという。

 ECへの送客に向けた取り組みとして、ドラマと並行してツイッター内では通販サイトのURLなどを明記した広告配信を行ったほか、リツィートによるくず餅のプレゼント企画などを実施。結果的に通販サイトでは、放送開始翌月の1月の売上高が前年同月比6・7%増と伸長し、それ以降も数カ月間で前年同月以上の売り上げを記録することができた。

 今後のツイッタードラマの活用について、現時点では正式には決まっていないものの、今回とはまた別の切り口で活用することも模索。発酵食品であるくず餅には乳酸菌が含まれており、健康面から訴求できるような認知拡大の内容でもできると考えている。「若者に身近なツイッターからドラマを通じて行うくちコミ活用の最新版。出演者の方もフォローワーを多く抱えていて、今回それぞれのアカウントから配信して拡散できたので、当社を知らない層にも見てもらえることができた」(同)とした。

会社HPと通販サイトを統合へ

 また、今年上半期でのインスタグラムを活用した販促活動としても、バレンタインの特集企画を実施。合計5万6000人のフォローワーを抱えるインフルエンサー4人を起用したプロモーションでは、それぞれのアカウントでくず餅と、別ブランド「船橋屋こよみ」の限定商品であるチョコレート入りの最中の商品紹介を行った。その結果、通販サイトのバレンタイン特設ページの流入客数が前年同期比167%増、2商品合計の通販売上高は同36%増となった。

 そのほかにもフォトコンテストやクイズキャンペーンを実施し、投稿からの拡散効果が見られたようだ。

 なお、同社ではSNSを起点にブランド認知が進んだことで、特にコーポレートサイトへの訪問者数が増加している。これを通販集客に結びつけるため、今期中をめどに2つのサイトを統合して運営することも計画している。

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