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ベルーナ 若年層向け事業強化へ、仮想モールのシステム開発

 ベルーナでは、20~30代向け衣料品通販の「リュリュ」を強化する。ネット販売を伸ばすために、ネット専用商品を増やすほか、昨年から展開している仮想モールを強化する。同社の主力事業である総合通販事業においては、中高年向けの「ベルーナ」は好調に推移、事業全体では増収となったものの、リュリュは減収だった。他社商品の取り扱いも拡大することで、若年層向け事業をテコ入れする。


 リュリュの2018年3月期売上高は、前期比11・5%減の65億9400万円だった。リュリュでは昨年から他社ブランド商品の取り扱いを始めており、夢展望やマキシムの「神戸レタス」など30前後のブランドが出店している。現在、来年4月をめどに、仮想モールのシステム開発を進めており、出店店舗数は70~80まで拡大する予定。

 ネット専用商品に関しては受注構成比が拡大しており、2017年1~3月には6・7%だったものが、18年1~3月には15・7%まで増えた。19年3月期は定番商品の拡充などを中心にラインアップを増やす。

 専門通販事業では、化粧品のオージオが売上高は前期比23・2%増の67億5400万円、営業利益が同16・6%増の7億3200万円と好調に推移。卵殻膜系化粧品などが成長をけん引した。また、台湾向けの越境ECについては、売上高が17年3月期の3000万円から18年3月期は1億4000万円まで拡大、単月黒字も確保した。19年3月期の売上高は4億円を見込んでいる。

 一方、ベビー用品やギフトのベストサンクスは苦戦。売上高は前期比14・3%減の21億9300万円、営業損益は2億7000万円の赤字(前年同期は1億8400万円の赤字)で、5期連続の赤字となった。これを受けてベルーナでは事業の収益化を断念。「売却も検討したが、ベストサンクスには固定資産があるため、営業停止がコスト面で最も効率が良い」(安野清社長)として、今年度上半期をめどに営業を停止する。ベストサンクスは、レモールのベビー事業とギフト事業を承継したもので、14年2月にベルーナが子会社化していた。

 アパレル店舗の売上高は、前期比13・1%増の56億2600万円、営業損益は2億5700万円の黒字(前年同期は5億300万円の赤字)だった。コスト構造の見直しを進めたほか、不採算店を閉店。また、直近のトレンドを反映させた店舗専用商品の割合が拡大したことで、既存店売上高が同31・8%増と好調に推移、事業全体でも2桁増収となった。店舗数は17年3月期末の64店から18年3月期末は59店に減ったが、19年3月期末は90店となる予定。

 同社では4月から、衣料品通販において購入額によらず送料を請求するようにしたほか、食品通販やワイン通販などでも送料を値上げした。影響について安野社長は「まだはっきりとはわからないが、ゼロではないだろう。商品力強化とネットの充実でカバーしたい」としている。

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