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スマホの「打消し表示」 消費者庁が監視強化へ、「強調表示」と同じ色・背景を

12-11.jpg スマホの「打消し表示」は、「強調表示」と同様の大きさ、色、背景色で。消費者庁が景品表示法におけるスマートフォンの「打消し表示」監視を強化する。画面サイズの小ささから表示を見落としがちなスマホの特徴を捉え、パソコン以上に「強調表示」とのバランスを求める。5月16日に公表したスマホの「打消し表示」に関する実態報告書で明らかにした。

 スマホは、PCに比べ画面サイズが小さく、縦長のページ構成になる。アコーディオンパネル(クリックで開閉する表示)を用いた表示も特徴。情報を拾い読みしたり、下にスクロールしなければ表示されない情報を見落としがちになる。これら特徴を捉え、消費者庁は景表法違反のおそれのある事例と、スマホで求められる「打消し表示」の事例を公表した。

 とくに注意すべきポイントは、「アコーディオンパネルにおける打消し表示」「コンバージョンボタンの配置箇所」「強調表示と打消し表示の距離」「打消し表示の文字の大きさ」「打消し表示の文字とその背景の色・模様」「ほかの画像等に注意が引きつけられるか」の6項目。これら要素から、景表法違反を総合的に判断する。

 アコーディオンパネルのクリック後に表示される「打消し表示」は見落とされがちな傾向にある。「強調表示」やほかの表示で重要性に気づかない場合、景表法上問題となるおそれがある。

 このため「強調表示」に近接した箇所に配置。「打消し表示」と一体として認識されることを求めた。クリック前のラベル表示の場合、消費者が必ずタップするよう工夫することも必要という。

 「強調表示」と申込等のコンバージョンボタンと同一画面に表示され、「打消し表示」が離れていることで気づかない場合も景表法上問題となる場合があるとする。「強調表示」とコンバージョンボタンを同一画面に表示する場合は、同時に「打消し表示」を認識できるようにすることを求める。同一画面の表示が難しい場合も、スクロールした際に認識できるようにすることが必要という。

 「打消し表示」の文字の大きさや色、背景色とのバランスでも留意点を示した。「強調表示」に比べ目立たない色で気づかないものである場合は、景表法上問題になる。

 このため「打消し表示」を同一画面にあるほかの表示と比べて注意をひく大きさにすることを求めた。文字の色も「強調表示」と「打消し表示」の色や背景色を統一し、一体と認識できるようにすることを求めた。

 実態調査は、20~60歳の男女1000人を対象に、ウェブアンケート調査やグループインタビューを行った。

 スマホでは、表示画面をスクロールして下まで読まない層が約4割に達した。飛ばし読みや途中でスクロールをやめる傾向がみられた。「打消し表示」を見落とし、誤認したまま購入した消費者も約4割に達していた。

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