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アッカ・インターナショナル加藤社長に聞く 大和ハウスグループの成長戦略㊤ フルフィル機能を相互補完、取引先を一気通貫で支援へ

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 通販のバックヤード業務などを手がけるアッカ・インターナショナルは11月30日、全株式を大和ハウス工業のグループ会社であるダイワロジテック(旧SCSホールディングス)に譲渡し、大和ハウスグループとして新たなスタートを切ることになった。株式譲渡後も引き続きアッカの舵取りを担う加藤大和社長(=写真)に今後の戦略などについて聞いた。

――大和ハウスグループ入りの経緯は。

 「これまで、各方面から資本提携の話はあったが断ってきた。ただ、大和ハウスグループが目指す方向性の中であれば、当社が持つノウハウや力を十分に発揮できると思ったし、マーケットの変化に対応するためにも一気に事業をスケールさせる体制整備の必要性を感じていたタイミングとも合致した」

 ――ダイワロジテックはどのような会社か。

 「ダイワロジテックはフルフィルメント分野のインフラを担う企業体の持株会社で、大和ハウスグループの事業を加速させることに加え、大和ハウスの競合となる企業にもソリューションを提供するなど、親会社と一定の距離を置きながら成長している。当社単体ではフルフィルのプラットフォームとして欠ける領域があるが、ダイワロジテック全体で補い合える」

 ――グループには物流関連企業が多い。

 「物流システム構築のフレームワークスをはじめ、物流ロボットを手がけるGROUNDや、配車システムのHacobuなど大和ハウスグループが出資する企業は多く、実力もあるが、グループのサービスを押し売りされることはない」

 ――事業戦略の自由度はあるのか。

 「大和ハウスグループの一機能として使われるだけであれば参画しなかった。経営の自由度を持ちながら強い後ろ盾を得たということ。大和ハウスの樋口会長からは『自分たちも中小企業のスピリットを持ち続けているつもりで、アッカもやりたいことをやればいい。その姿を見て勉強させてもらう』と言われ、非常に心強く感じた」

 ――アッカの舵取りも引き続き任されている。

 「私自身のモチベーションはまったく落ちていない。むしろ、これまでは与信やキャッシュフローなど考えることがたくさんあったが、事業に集中できる環境が整った」

 ――自社サービスを横展開できるのか。

 「これまで自前で物流も手がけてきたため、例えば、そのノウハウをグループ内の物流企業に提供できるし、同時にグループ外の3PL事業者などにも展開していく」

 ――グループのノウハウで活用できる部分は。

 「大和ハウスの主力事業になってきている物流施設開発については、当社の既存取引先が倉庫を統合・拡大する必要がある場合、大和ハウスの力を借りて専用物流施設を提案できるなど、取引先の変化に対し、より広い視野で、かつ期待を上回るサポートを一気通貫でできるようになることは大きい」  

 ――プロロジスの施設に入居している。

 「千葉ニュータウンの倉庫には満足している。今後、当社がハブになることで、プロロジスさんと大和ハウスが一緒に次世代型倉庫を作ることもあり得るのでは」(つづく)


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