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消費者庁 "置き換え食"に初の「違反認定」、ティーライフに優良誤認で措置命令

  6-1.jpg"食事置き換え訴求"の健康食品に対して初となる「違反認定」が行われた。消費者庁は9月29日、健康茶の通販などを行うティーライフに対し、景品表示法に基づく措置命令を下した。過去のダイエット食品に対する処分と異なるのは、「違反認定」の手法が今までにないものであること。置き換え訴求は酵素ドリンクなどで行われており、今後、これら商品の監視も厳しくなることが予想される。

 ダイエット食品は、その訴求ポイントから大きく「燃焼系」「(体外への)排出系」「ファスティング系(食事置き換え)」に分かれる。食事制限によって痩せる「ファスティング系」は「○カ月でマイナス○キロ」といったインパクトのある表示の事実を証明しやすい。

 6-2.jpg実際、過去、ダイエット食品への処分事例はいずれも「燃焼系」か「排出系」に分類される。違反認定もすべて「特段の運動や食事制限をすることなく痩せるかのような表示」を問題視。「食事制限」が前提の「ファスティング系」はこうした認定が行われにくい。ティーライフが今回、違反認定された「ダイエットプーアール茶」もこれに分類される。

 だが、今回は「食生活における飲料を対象商品に替えることで、商品に含まれる成分による痩身効果の促進作用が容易に得られるかのような表示」を問題視。過去にこうした違反認定の例はなく、食事制限による体重減少の事実は認めても、機能に訴求した点を問題視したとみられる。

 「ダイエットプーアール茶」は、昨年5月から今年2月にかけて「いつもの飲み物をおいしいお茶に替える新習慣!」「2大有用成分がラクラクダイエットを応援」などとウェブサイトで表示。2大有用成分として、「重合カテキン」と「没食子酸(ぼっしょくしさん)」の機能を訴求していた。

 消費者庁は、不実証広告規制の規定に基づき合理的根拠を示す資料を要求。ティーライフからは、ヒトを対象にした摂取前後の比較試験の結果などが提出されたという。

 だが、成分に関する資料はなく、試験に使った健康茶も実際の商品と成分含有量が同じであるか、など同等性を示す根拠とは認めなかった。体重が減少した試験結果は得られても、「成分」と「機能(体重減少)」を関連づける根拠と認めなかったとみられる。

 措置命令書の中で「打消し表示」に言及したのも初めて。広告では体験談について「個人の感想であり、実感には個人差がございます」と表示していたが、命令書では「効果への認識を打ち消すものではない」と指摘されている。

 表示期間の商品売上高は「課徴金調査等もあり公表を差し控える」(消費者庁)とした。

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