Home > 媒体研究(ネット・モバイル) > オットージャパン、「オットー」ブランドのEC強化策㊦

オットージャパン、「オットー」ブランドのEC強化策㊦

5-1.jpg
オットージャパンは、基幹ブランド「オットー」のウェブ強化に本腰を入れている。

 販促面では、ECチャネルを主軸とした自社のオリジナルブランド「ファビア」がデジタルマーケティングツールを積極活用していることもあり、「オットー」でも昨春からマーケティングオートメーション(MA)やメールの自動配信ツール、ウェブ接客ツールなどを実装した。

 マーケティングツールは購入意欲が高い顧客を対象にするのが効率的なため、カゴ落ちユーザーへのリマインドメールや、初回購入者に2回目の購入を促す施策などを実施。メルマガ経由の売り上げが伸びており、とくにMAの貢献度が高いことから、今期もMAはデジタルマーケティングの主要戦略のひとつとして取り組む考え。

 一方、「オットー」ではこうしたツールや各種SNSも含めて顧客との接点を増やしているが、包括的なマネジメントを行うことで「消費者がストレスを感じない、心地よい接客を目指す」(冨田晶子オットー事業部門長)としてい
る。

 顧客接点強化の一環としては、今年3月31日に歩数計機能があるスマホアプリ「歩いてお得にショッピング!歩数計搭載ottoショッピングアプリ」を開始した。新アプリは歩数と距離、消費カロリー、目標達成率が一目で分かるシンプルなデザインとし(画像)、累計歩数などでスタンプラリー式にさまざまなチャレンジをクリアすることで特典を得られ、獲得した特典はショッピングアプリ内での買い物に利用できる。

 歩数計は50代女性が多いオットーの顧客層にマッチしていることや、通販業界で同じような取り組みがなかったことに加え、顧客に健康的で美しくあって欲しいという願いも込めた。また、歩数計をアプリに搭載することで、「日常の生活の中にさりげなく『オットー』があればいい」(髙松貴宏オットー事業部門オットーイー・コマース部長)としている。

 アプリのトップ画面では、カタログやウェブサイトで展開する特集企画やセール情報などを、電光掲示板のようにマーキー表示し、タップするとアプリ内の通販サイトに遷移する仕様とした。同社では、アプリ限定の企画を手がけることも視野にあるが、まずは歩数計として便利に使ってもらえるようにするという。

 アプリは4月発刊のカタログ誌面で大きく告知したほか、カタログを封入するビニール袋でもアプリを紹介したこともあり、アプリのダウロード数は当初予想を大きく上回っているようだ。

 今期については、従来は電話で注文をしている顧客にもウェブを使ってもらえるようにしたい考えで、「近い将来のEC化率50%に向けて着々と取り組みたい」(冨田事業部門長)としている。同社では、まずは通販サイトに訪問してもらうことで、MAなどを活用したコンバージョン率の向上や2回目の購入に結びつける施策の精度を高めたい意向だ。

 現状、組織全体としてECの成長を目指しており、カタログチームもEC貢献に向けて何ができるかを考えるなど、意識改革は進んでいるという。一方のウェブチームにはスピーディーさと柔軟さを求められており、「当社のカルチャーチェンジの先頭を走っていきたい」(髙松部長)とする。
(おわり)


Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.tsuhanshinbun.com/mtos-admin/mt-tb.cgi/3881
Listed below are links to weblogs that reference
オットージャパン、「オットー」ブランドのEC強化策㊦ from 通販新聞

Home > 媒体研究(ネット・モバイル) > オットージャパン、「オットー」ブランドのEC強化策㊦

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ