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消費者庁 マイケアを指導、関節サプリなど「優良誤認」の疑い

 6-1.jpg消費者庁が今年初め、健康食品通販を行うマイケアに景品表示法に基づく行政指導を行っていたことが分かった。アイケアや関節ケアに対応した健食の広告表示に「優良誤認」のおそれがあると判断された。指導を受けてマイケアでは表示管理を徹底していく。

 指導を受けたのは、オオイタドリやグルコサミンを配合した関節対応のサプリメント、明日葉などを配合した青汁、紅イモなどを配合したアイケア対応のサプリメントの3商品。3商品とも新聞などで新規獲得向けの広告を行う主力商品で、一部CMも展開していた。

 関節対応のサプリでは階段を上り下りする高齢女性の写真とともに、「きしみが聞こえない」「1日3粒、まずはつらさをやわらげる」「軟骨成分を補充」といった表示を行っていた。科学的根拠を示す資料などを提出したが、広告の全体印象から「関節の曲げ伸ばしによって生じる体の痛みが緩和・解消されるかのような表示を行っていた」と指導を受けた。

 青汁では明日葉特有のポリフェノールである「カルコン」を打ち出し、「水分代謝を促す」「どんどんたまる下半身」「下半身太り」などダイエット関連の表示を行っていた。同様に根拠資料を提出したが「下半身のむくみを軽減する効果が得られるかのように表示していた」と指導を受けた。

 アイケア対応のサプリは、沖縄の人がメガネをかけていない理由を探った結果、紅イモが食べられていたというストーリー仕立ての広告。紅イモにアントシアニンが豊富に含まれていることを伝えた上で「92歳、この年でも新聞がはっきり」「加齢によるぼやけ、乾き、しょぼつきとは無縁!?なぜうちなーんちゅ沖縄の人はメガネいらずなのか」などと表示していたが同様に指導を受けた。

 マイケアは、消費者庁が調査に入った昨年6月以降、関連する商品の広告の一切を停止。現在は修正した上で広告を再開している。ただ、獲得効率は悪化。「媒体にもよるが3~5分の1程度まで獲得件数が落ちたものもある」(前野社長)という。今後について「実際喜んで飲んでくださるお客様もいる。苦しい状況にあるが、試行錯誤してクリエイティブを改善していきたい」(同)としている。

 マイケアでは、関節対応のサプリでオオイタドリとグルコサミンを同時に摂取した場合と、グルコサミンの比較データなど成分に関する根拠情報を持っていた。青汁ではヒト対象の試験を行うなどしていた。今後、関節対応のサプリでもヒトを対象にした臨床試験を行うほか、そのほかの商品でも同様に臨床試験を積極的に行うことを検討している。

 これまでも状況に応じて広告表現で行政機関に相談することはしてきていた。ただ、今後は表示に関する社内外のやり取りを議事録に残すなど、より管理を徹底する体制に変える。

 民間信用調査機関によると、マイケアの16年4月期の売上高は、前年比14・8%増の100億円。今期は調査が入る6月まで前年比を上回り推移していた。関節対応のサプリの売り上げは約3割を占める。青汁、アイケア対応のサプリはそれぞれ2割前後の売り上げになる。

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