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大地を守る会  小麦ブランのパン発売、健康志向に対応へ

 8-1.jpg大地を守る会は2月20日に、小麦ブラン(表皮)を使用したパンを発売する。業務提携するローソンとの情報交換をきっかけに、ブランパンの購入者層に30代前後が多く、リピート率が高いことを踏まえて商品開発に着手した。ブランを使うことでパサつきがちな食感を、配合と熟成時間を工夫することで解消。ずっしりとした食感を実現した。30~40代の健康ニーズに対応し、パンカテゴリーの売上高の底上げを図る。


 発売したのは「ザクセンのブランパン 砂糖・油脂不使用(6枚切り)」(税抜価格は462円)。食物繊維が豊富とされる小麦のブランを使用したもので、食物繊維は食パンの3倍となる。

 原材料は国産小麦と天然酵母、塩のみ。通常、発酵促進に必要とされる砂糖を不使用としながらも、もっちりとした食感を実現。シンプルな原材料にこだわって、小麦の風味を味わえるようにした。

 商品開発のヒントになったのは、ローソンのブランパン。糖質が低く食物繊維が豊富などとしてのリピート率が高く人気商品となっていた。また、購入者の2割が男性で、男性のリピート購入もあることが分かった。

 一方で、大地を守る会の顧客層が40~50代が中心で、若年層の開拓が課題になっていた。30~40代をターゲットに、ブランパンの開発を進めることにした。

 商品開発は、製造を委託するメーカーの「ザクセン」と連携。同社のパンはパンカテゴリーにおける人気商品となっていた。売れ筋となっている全粒粉のパンをベースに、ブランを加えて配合を探るところから開発をスタートした。

 商品開発の課題となったのは、ブランを加えるとパサつきがちになり食感が損なわれてしまうことだった。さらに、砂糖を不使用とするため、発酵が進まず、焼いた時に膨らまない課題もあった。試作を繰り返して、ブランと小麦粉の最適な配合を探ると同時に、熟成時間を長くするように工夫した。

 素材の味わいが特長で、バターやマーマレードなどのほか、ハムやチーズを合わせることができるという。「半年位以上をかけてもちもちとどっしりとした食感を追求した。砂糖不使用は他社との差別化になる。卵や牛乳などアレルゲンを除去しているので、幅広いターゲットの需要に対応できる」(田沼晃商品部商品課加工食品チーム主任)とした。

 発売に合わせて、自社通販サイト内に、商品開発のストーリーやこだわりを紹介するページを用意。また、動画サイト「ユーチューブ」では商品開発を担当した田沼氏が直接、開発背景やこだわりを語る動画も公開した。あわせて、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSに投稿し、認知度の向上を図る。このほか、カタログなどではパンに合うジャムなどと組み合わせた提案なども視野に入れ、購買意欲を促進する。

 将来的には、開発ノウハウを応用して、丸パンなどシリーズ商品の展開も視野に入れる。「新しいニーズを獲得したい。まずはブランパンが、パンカテゴリーのベストセラー商品を抜くぐらいの売上を期待したい」(同)とした。

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