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【在京キー局上期TV通販売上】  ディノス・セシールが首位に

 3-1.jpg在京テレビキー局5社が手がけるテレビ通販事業の今上期(4~9月)の業績が出そろった。今上期は番組編成上の都合で通販番組の放送枠が減ったところが多く、通販業績に影響を与えたようだ。各社の今上期のテレビ通販事業の状況について見ていく。

3年連続で上期首位をキープ

 今上期のキー局が手がけるテレビ通販事業で売上高ベースで首位に立ったのはディノス・セシール。今上期も引き続き、好調で3年連続で首位をキープした。

 今上期の総売上高である543億3500万円(前年同期比2・4%減)に占める通販売上高は506億9200万円(同2・3%減)でこのうち、テレビ通販売上高は前年同期比6・2%増の64億500万円だった。

 8月開催のリオ五輪の関連番組の放送などによる編成上の都合で通販枠の休止など影響も出たが、主力の平日午前枠を中心に健康器具や家電などの売れ行きが伸びた。戦略商品などで適時行う送料無料化や期間限定の特別価格販売などの販促策も売り上げ拡大に貢献したようだ。


主力枠伸び悩むも早朝枠が堅調  

 テレビ東京ダイレクトの今上期の総売上高は前年同期比3・5%減の41億1400万円。このうち、自社通販売上高(前年同期比6・3%減の25億3700万円)と通販枠の販売や管理などを行う通販提携事業売上高(同1・4%増の15億6100万円)をあわせた通販関連事業売上高は同3・5%減の40億9800万円だった。

 前年上期はリオ五輪の実施で通販の収益の柱となる平日午前枠が紐付く情報番組が4回、休止となった影響や空梅雨など季節要因も重なり、同枠が伸び悩んだ一方で、早朝枠は堅調に推移。同社では顧客層に中高年が多いため、深夜枠を整理してその分、早朝枠を充実させる試みを前年下期から今上期にかけて実施しており、主力枠の落ち込み分をある程度、カバーしたようだ。さらにリオ五輪実施に伴い、早朝枠の視聴者が増えたこともあり、8月単月の同枠売上高は好調に推移した模様。またBSジャパンと共同で今年1月から開始した通販番組「ものラボ」も一定の貢献を見せたようだ。なお、今上期の売れ筋は電気圧力鍋や万能研ぎ器「ソリング」などだった。


レギュラー枠全枠前年上期上回る
 

 グランマルシェの今上期の総売上高は前年同期比11・3%減の59億4500万円でこのうち、ラジオ通販(6億4300万円)やカタログやDMなどの紙媒体通販(2億3400万円)、テレビ通販に紐付かない番組関連グッズなどのネット販売(3億5400万円)、店舗事業などその他(約8億円)を除いたテレビ通販(「テレビ通販」の30億4300万円と「系列局との共同通販事業」の9億500万円との合計)売上高は同8・2%増の39億4800万円(本紙推定)だった。

 主力の午前枠のほか、午後枠、深夜枠、土曜昼枠といったレギュラー枠は総じて前年上期実績を上回って推移。特に主力の午前枠と前年は番組改編や放送開始時間の変更などの影響で苦戦していた午後枠は両枠とも前年同期比で約1割程度、売上高を伸ばした。土曜昼枠もリオ五輪の影響で1回、休止したものの、同2%増と増収を維持した。なお、上期中に2回放送した通販特番のうち、7月の特番が気候の影響もあり、冷感寝具など季節商品の売れ行きが鈍かったことや新規商品が振るわず、特番トータルでは同約5%減と苦戦したという。

 レギュラー枠の増収は訴求力を高める演出面の工夫に加え、痩身サポーター「Vアップシェイパー」や「アクアシェイプスパッツ」、補整インナー「骨盤スッキリベルト」、アクセサリーなど売れ筋の定番商品を重点的に販売し、1回放送あたりの売り上げを高めたことが奏功したようだ。また、4月に楽天の仮想モール「楽天市場」に新たに出店したことで番組紹介商品のネット受注数を高め、売り上げ拡大に大きく貢献した模様。


主力枠の一翼を失い、大幅減収に

 日本テレビ放送網の今上期の通販売上高は前年同期比18・5%減の39億円だった。平日午前の主力枠が紐付く月~金の帯情報番組自体が期初から金曜日の放送がなくなり、通販枠も金曜日を失ったことが減収の主因。加えて、リオ五輪の影響で午前枠は2回程度、休止に。深夜枠も放送量が減ったようだ。また、五輪番組と放送時間が重なるBS枠では主力の土曜午前枠も売れ行きに影響が出たようだ。上期中に2回、放送した通販特番は堅調だったものの、前年同期比では微減だった。

 上期の主な売れ筋は美顔器「アクアエステソニック2」やヘアアイロン「ロールブラシアイロンポータブル」、ガスコンロの交換設置サービス「リンナイ ビルトインガスコンロ 取替えサービス」などだった。


低単価品が売れ 単価減、深夜も苦戦

 ロッピングライフの前期の総売上高は同0・6%減の40億8400万円。このうち、番組グッズなどのネット販売を含めた通販売上高は同4・7%減の36億1400万円だった。

 掃除用布巾「パルスイクロス」など低単価な商品が販売を大きく伸ばしたことで客単価が落ちた。また、リオ五輪関連番組の放映などで主力の午前枠が3回、休止したことも影響して同枠単体では前年実績を下回った。深夜枠も苦戦。リオ五輪関連番組での放送枠の目減りに加えて、前年下期から午前枠の再編集映像を放送する形に切り替えたが、深夜枠の視聴者層と商品がフィットしなかったことで売り上げが伸び悩み、同枠単体では前年同期比で3割超の減収となった。

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