Home > 官庁・団体 > 厚労省 「サミー」論争に決着、事務連絡で判断基準示す

厚労省 「サミー」論争に決着、事務連絡で判断基準示す

 5-1.jpg厚生労働省が地方自治体の薬務主管課宛て事務連絡文書で「SAMe(サミー)」をはじめとする医薬品成分の表示に関する判断事例を示していたことが分かった。「サミー」は関節への作用が期待される成分。酵母などにも含まれ、酵母としてサプリメントなど食品にも含まれるケースがある。ただ、「専ら医薬品リスト」に収載される成分でもあり、その表示を巡って自治体間でも判断に微妙なズレがあった。

 「サミー」は、正式な名称を「S―アデノシル―L―メチオニン」という。本来、薬機法(旧薬事法)上の食薬区分リストにおける「専ら医薬品リスト(表示を行っただけで医薬品効果の強調と判断されるもの)」に収載される成分であるため、原則、配合しただけで薬機法違反になる。

 ただ、天然の酵母にも含まれる。このため酵母の状態で自然に入っているものは医薬品とみなさず、表示の仕方で違法性が判断されていた。

 事務連絡で示したのは、栄養成分表示枠外における「サミー」の表示例(右上図)。医薬品成分の強調と「判断しない」事例のみ示した。

 5つの要件を示し、そのすべてを満たす表示のみ認める。要件は、「含有する成分が複数記載されている」「専ら医薬品成分のみの記載でない」「記載される含有成分の字体や色、文字の大きさ等を同一にする」「字体、色、文字の大きさ等が栄養成分表示と比べて強調されていない」「表示箇所は栄養成分表示の『直下』と『隣接する位置』で、栄養成分表示と比べて目立つ位置でない」。
 
 5-2.jpg同時に記載例(右図)も示しており、記載例以外の「容器包装」における表示を強調的と判断するかは、個別事例ごとに判断する。また、「容器包装」の表示が適切な場合も、広告で強調的な表示を行うものはこれまで通り薬機法違反になる。

 事務連絡で示した判断事例は「サミー」に限ったものではない。同様に酵母由来物として食品に含まれるケースのある「グルタチオン」や、イカやタコなど魚介類に含まれる「タウリン」など「専ら医薬品リスト」の成分は同じように判断される。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.tsuhanshinbun.com/mtos-admin/mt-tb.cgi/3593
Listed below are links to weblogs that reference
厚労省 「サミー」論争に決着、事務連絡で判断基準示す from 通販新聞

Home > 官庁・団体 > 厚労省 「サミー」論争に決着、事務連絡で判断基準示す

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ