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ヤマトグループ  関東・中部間で当日配送、愛知に大型ターミナル拠点

 7-1.jpgヤマトホールディングスは9月8日、愛知県豊田市に建設していた大型物流ターミナル「中部ゲートウェイ」が完成したことを受け竣工式を行った。ヤマトグループが進めている「バリュー・ネットワーキング構想」のスピード輸送と付加価値機能を一体化する戦略拠点のひとつとなるもので、2013年に稼働した厚木ゲートウェイとの間で多頻度幹線輸送を行い関東・中部間の当日配送を可能にする。来年には大阪で「関西ゲートウェイ」が完成する予定で、東名大の当日配送網構築に向け大きく動き始める。

 中部ゲートウェイは新東名高速道路・豊田南インターチェンジから車で約5分、中部国際空港から同45分、名古屋港からは同30分という陸路、空路、海路のそれぞれの要所近くに立地している。敷地面積は3万6996平方メートル、鉄骨造6階建で延べ床面積が6万4980平方メートル。投資額は約200億円。ヤマト運輸、ヤマトグローバルエキスプレス、ヤマトロジスティクス、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン、ヤマトフィナンシャル、ヤマトボックスチャーターのグループ6社が入居し、10月1日から営業を開始する。

 1階、中2階、2階、3階は宅急便の仕分けを行う。発着双方の荷物を同時に仕分けることが可能とし、最新マテハン機器も多数取り入れて仕分けを効率的に行える。1階では荷物を受け入れ、中2階を経て2階のソーターエリアまでスパイラルコンベアで自動搬送する。厚木ゲートウェイや羽田クロノゲートと同様にクロスベルトソーターで荷物に優しく扱いながら確実に仕分けられるようにしている。

 3階はクール室で、クール宅急便の冷蔵品・冷凍品専用の作業スペースとなっている。

 4・5階の上層階は付加価値を付加するためのエリア。キッティングやアッセンブル、ローカライズなどに対応する機能を持たせてクライアントへ付加価値の高い物流サービスを提供する。

 これら1~5階までをすべてスパイラルコンベアで結び、エレベーター不要で自動搬送できるようになっている。仕分けと高付加地の作業エリアを1拠点において24時間体制で、付加価値の高い"止めない物流"を提供する。

 関東・中部間の当日配送は、従来の夜間まで待って荷物を一斉に幹線輸送していたのを、日中から多頻度輸送を行うことで可能にする。朝に出発した荷物を当日中に幹線輸送し、それぞれの拠点間での当日配送を行う。当初は企業間のBtoBの荷物を対象として対応していく考えで、ゲートウェイなどで扱った荷物の発送の指示に従い当日配送する。

 竣工式には来賓約700人を招き、関係者を含め合計約1000人が参列した。山内社長は冒頭のあいさつで「スピード化、業界や国境を超えたボーダレス化に対応し、本のものづくりの中心地で価値を生み出す物流サービスを提供していく」と抱負を語った。また来賓のトヨタ自動車の豊田章男社長は「我々メーカーは物流を血液と考えている。中部ゲートウェイによって、ビジネスが加速し、豊かな生活、安全を人々に提供いただけると期待している」と述べた。

 ヤマトグループは19年の100周年に向け、「バリュー・ネットワーキング構想」を打ち立てている。羽田クロノゲート、3カ所のゲートウェイ、沖縄ハブ、アジア圏の輸送網というネットワークにより、在庫滞留せずに修理や保税なども含めた国内、そして海外にも向けコスト競争力を生み出せる物流サービスの展開を目指している。厚木ゲートウェイ、今回竣工した中部ゲートウェイ、そして来年完成する関西ゲートウェイで構築する「ゲートウェイ構想」も加えて「物流の最適化」をクライアントへ提供する。

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