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サニーヘルス  適格団体が「優良誤認」指摘、視覚改善で一部表示を削除

 6-1.jpg健康食品通販を行うサニーヘルスが適格消費者団体から健食の広告表示の改善を求められた。指摘を受けたのは、ボイセンベリーというベリーの一種を使った健康食品の表示。全国消費生活相談員協会(全相協)が景品表示法の優良誤認にあたる可能性を指摘し、サニーヘルスではすでに一部の表示を改善している。

 改善を求められたのは、「ブルーベリー300倍パワー」という商品に関する通販サイト(=画像)の表示。サニーヘルスは、「くっきり対策」「はっきり・くっきり成分として」といった表示とともに、「『エラグ酸』がブルーベリーの約300倍」と表示。これをあわせ読むことで「エラグ酸」が豊富なボイセンベリーは、ブルーベリー以上の視覚改善効果が得られるかのように受け取れると指摘していた。

 体験談でも視覚改善に対する効果実感に触れており、景表法の優良誤認にあたると指摘した。全相協は、「エラグ酸」の機能も美白や抗酸化作用は期待できるが視覚改善効果はないとしている。

 サニーヘルスは、「くっきり対策」などの表示を削除。ただ、「エラグ酸をブルーベリーの300倍含むボイセンベリーを使用」「ブルーベリー300倍パワー」(商品名)といった表示は、ボイセンベリーやブルーベリーに含まれる「エラグ酸」の検出量に関するデータを示し、これに基づく表示を行っているとして改善しなかった。

 実際の表示を見ると、商品はビタミンAを規定量含み、"栄養機能食品"として国が定める定型文「夜間の視力の維持」といった表示が行える。「くっきり対策」といった改善前の表示も「栄養機能食品として認められている表示に基づき書いた」(同社)とする。ただ、「エラグ酸」に対する視覚改善効果は「機能性表示食品制度などを活用できるレベルにないが、白内障の進行が遅れたという動物試験のデータある」(同)というレベル。全相協では視力との関連が疑わしい「エラグ酸の検出量」「栄養機能食品の表示」「ブルーベリーに対する消費者イメージ」の組み合わせによって優れた視覚改善効果があるかのように表示したことが優良誤認にあたるとみたとみられる。

 申し入れは、2014年3月に行っていたもの。全相協では複数回のやり取りの後、申し入れの終了をもって9月6日に公表した。

 全相協が健食の表示で申し入れを行うのは初めて。全国に14ある適格消費者団体のうち、これまで健食に対する実績があるのは京都消費者契約ネットワーク、消費者支援機構関西、ひょうご消費者ネットの3団体のみだった。

 サニーヘルスから14年末に最後の回答書を受け取って以降、今年8月まで約2年間に渡り全相協は終了通知を行っておらず、長い空白期間がある。これに協会事務局は、「担当者が不在だが、通販サイトの表示を継続的に監視する目的で終了通知を行っていなかったと聞いている」としている。通知でも「納得してないが今後も注視することをもって申し入れを一旦終了する」としており、やり取りの中で両者間はすべてのわだかまりを解消できていないとみられる。

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