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フロントディール 通販特化のPRに着手、専門家キャスティングで訴求も

 7-1.jpg通販支援を手がけるファインドスターは7月1日、グループ会社として「フロントディール株式会社」を設立した。通販に特化したPR事業と専門家のキャスティングをメインに行っていく。ブロガーやウェブライター、雑誌編集者などから成るネットワークを使い、PRを打って商品の認知拡大を図るほか、医師や管理栄養士などの専門家をキャスティングしてPR活動及び商品や成分のコンテンツを制作するなど、従来の広告支援領域で網羅・体系化されていなかったサービスを開発していく。新会社設立の狙いやサービス内容、通販会社にとってのメリットなどについてフロントディールの前田裕社長(=写真)に聞いた。


──PR事業を行う新会社を設立した狙いは。
 
 「通販業界は今、競合激化に加えて法令や規制が厳格になってきている。国内の広告活動も全体で見ると一定の方法を除き、獲得効率が鈍化傾向にあり、今後の中長期的な課題となっている。その中で拡大している通販企業は、ターゲット層に見合うタレントやモデル・専門家を起用し、PR活動をうまく展開している。そうすることで、既存のお客様のロイヤリティを高めリピート率の向上にもつなげている
 
──通販専門のPRは珍しい。
 
 「PRは広告ではないということもあり、これまで通販業界向けのサービスとして整備し体系化されたものは私が知る限り存在していない。商品名やブランド名をPR経由でユーザーの耳に届いた時のインパクトは、広告以上の信頼性が生まれ、時に大きな爆発力が見込める。企業側としては広告として予算を出すわけではないというのが前提条件となるが、その中でダイレクトマーケティングの手法と専門的なPRを連動させて、しっかりと活動が見えるサービスを創り上げる計画だ
 
──具体的なサービス内容は。
 
 「通販企業向けに売り上げの拡大と認知促進を実現するためのPRとキャスティングがメインになる。今回、専門家やモデル、ブロガーなど著名人およそ500人をネットワークしている株式会社ビューズと業務提携した。ビューズ社はキャストの大半が女性で、美容に特化したブロガーやウェブライター、雑誌の編集者などを抱えている。それぞれが美容など何らかの点で専門性が高く、熱狂的なファンを持っている。そのような美と健康のプロに対して、ファインドスターグループが長年培ってきた通販で売れるためのエッセンスを掛け合わせていくことが最重要ポイントとなる
 
 「さらに医師や管理栄養士、美容家といった専門性の高い人材も多く抱えているため、健康食品や化粧品向けの専門家をキャスティングできる。そうしたキャストとともにPR活動を行い、ウェブ媒体や紙媒体を通じて露出を図るだけでなく、LPやチラシ、インフォマーシャルを制作する際に最適なキャストを手配することも可能になる。専門家から商品に対するコメントをもらったり、自身のブログやSNS、ウェブメディアで紹介してもらうといった展開も柔軟に行っていく
 
──通販企業にとってPRと広告の使い分けのコツはあるのか。
 
 「ダイレクトマーケティングにおけるPR活動は広告結果と相関性を持たせていかなければならない。ターゲットを明確にした上で仮説を立ててPRを行い、消費者との出会いに繋がる・自社会員様の信頼が上がる・その結果として、売り上げが上がる、という流れが基本になる。そこで入り口として専門家キャストを起用した広告物と既存の広告物でA/Bテストを行い、従来の広告数値がどう変化するのか比較を行う。その結果から、年間のPR活動戦略を構築するという2ステップを考えている
 
──PRではどのような商材を扱うのか。
 
 「美容と健康のプロを多く抱えているため、化粧品全般をはじめ、美容系のサプリメントを主軸に考えている。男性向けやシニア向けの健康食品の幅もゆくゆくは広げていきたい。PRで使うチャネルはインターネット、女性雑誌、テレビ番組の一部を想定している
 
──テレビはどういった枠を使うのか。
 
 「テレビの場合は多種多様で一般的なPR会社も行う方法だが、番組のコンテンツに入れ込むこともあれば、昼の情報番組のプレゼントコーナーに商品を提供したり、番組のナレーターの人に紹介してもらうということもある。ただ、通常のインフォマーシャルとは異なり、売りの要素は一切ない
 
──料金の目安については。
 
 「基本的に成果報酬で考えている。例えばブログメディアであれば1掲載にいくらなど。細かな部分は今後運用を進める中で最適な価格を見極めていく。最終的なゴールはPRを上手く使い、クライアントの売上最大化及びロイヤル顧客の獲得につなげること。そのためにまずはPRのサービスを体系化して創り込み、ファインドスターグループの広告メニューと連携して、自信を持ってご提供できるサービスに育てていく
 
──通販企業側がフロントディールに依頼した際のメリットは。
 
 「商材ごとの特性に合わせた専門家をアサインし、売れる広告素材を作成する。またPR活動としては、特徴のあるプロの専門家・モデルたちのそれぞれが周囲に影響力を持ったインフルエンサーであるため、そのネットワークを活用していく。例えば、通販の商品をブログでPRする際に、訴求力を向上させる仕掛けなどを考えている
 
 「他にも、美肌サプリであれば皮膚科医など、商品に応じて最適なキャストをアテンドすることができる。専門家を集めて座談会を行うこともある。場合によっては、専門家とタッグを組んで共同開発という形での商品開発も可能。PR活動は成果報酬型での実施なので、企業側はリスクを抑えて取り組むことができる
 
──他社との差別化ポイントは。
 
 「まず通販のPRに特化しているという点。それ以外では、同じ通販企業の支援を行っているグループ会社と連携することで、PR活動とダイレクトマーケティングを掛け合わせ、PRから獲得までの一連の流れのデータベースを構築していくことができる。CPR、CPO、レスポンス率といった指標との相関を可視化し、最終的にはその企業専用のデータベースを作って、勝ちパターンを構築していく
 
 「PR事業は費用対効果がはっきりと分かるダイレクトマーケティングに比べると一朝一夕にはいかないかもしれないが、自社の商品をお客様に届けるために、日々頭を悩まされている事業者に対してこれまでとは違った切り口から貢献していきたい

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