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天真堂、通販をトータル支援 物流、コールセンター、事業領域拡大

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化粧品OEMを行う天真堂が、事業領域の拡大に乗り出す。長年に渡る通販企業支援で培ってきたノウハウを活かし、「商品開発・製造」だけでなく、「物流」「コールセンター」などフルフィルメントを含め、通販をトータルで支援する。すでに物流など一部の業務を始めており、6月6日にはこれら自社の取り組みを発信するコーポレートサイトを立ち上げている。

 これまでクレンジングや乳液、美容液、ヘアケア、オールインワン化粧品の医薬部外品で50以上の認可を取得。化粧品のOEMを含め、薬機法(旧薬事法)の専門知識を持つスタッフや専属のデザイナーを抱え、表示関連の相談や容器・パッケージデザイン、ネーミングの制作など商品開発の面で通販事業者のサポートを行ってきた。今後さらにこの支援領域を広げ、通販支援にワンストップで応える。

 ここ数年で組織改革も推進。取引先の大半が単品訴求のリピート通販企業であることを受けて、通販企業で経験を持つ社員を積極的に採用してきていた。今では約3割を通販経験者が占める。異業種からの参入を検討する企業や、成長に向けた課題を抱える企業など程度に応じて通販の専門知識を持つコンサルティングが対応する「ソリューション部」も設置している。

 販売事業者の商品力強化をサポートするため、研究設備を内製化。商品広告に活かせるような機能性や安全性試験を代行する。8月には撮影用スタジオも開設。ウェブのランディングページ(LP)をはじめ広告に使う画像の撮影や加工処理、アニメや映像などの動画編集も行っていく。LP自体の制作も従来からあるデザイン部が請け負っていく。

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 フルフィルメントの支援も行う。すでに4月、本社に隣接する拠点に倉庫を開設してロジスティクス事業を始めている。今秋をめどに製造業の強みを活かしたコールセンター事業も始める。「お客様相談室」として販売事業者の問い合わせ対応業務を代行するほか、製造者自らが運営するセンターの開設で原料や製造面の詳細の説明に応じ、顧客の求める「安心」に応える。
 6月にはこれらの取り組みを情報発信する新サイト「商品開発.TOKYO(ドット トーキョー)」を立ち上げている。

 サイトは大きく5つの窓口を設け、現状の通販展開に課題を抱える事業者や異業種から通販参入を窺う「販売事業者」、「原料メーカー」、「消費者」などに情報発信していくことを目的としている。

 販売事業者には、商品開発や物流、コールセンターなど自社のリソースを紹介する。事業計画から商品開発、広告代理、フルフィルメントまで一貫支援するパッケージサービスの提供も始める。

 一方で原料メーカーからは新素材などの提案を積極的に受け入れる。天真堂は化粧品原料について"最終製品での販売"を意識した「希少性」「研究開発(大学との共同研究等の有無)」「特許」など数十項目からなるチェック項目を運用している。これを活かしつつ、今後、化粧品原料のプロデュースも行っていく。

 消費者に対しては、"製造者の見える化"を進めていく。自社が製造した製品の原料原産地を公開するほか、独自の安全基準を満たした製品に自社で作成したマークを表示するなどして最終製品に責任を持つ。これにより「消費者から指定されるような事業者を目指したい」(児玉社長)としている。

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