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ヒラキ 昨秋にウェブ専任部新設、ネット受注拡大し今期6割に

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靴の販売を手がけているヒラキは昨年秋にネット専任部署となる「WEBマーケティング課」を設立した。専任部署を中心に自社通販サイトのリニューアルやSNSを交えたウェブ販促を強化することで、ネット販売のシェア拡大を図っていく。

 同社の2016年3月期の通販事業売上高は前年比1・5%減の89億9700万円。暖冬の影響でアパレル商品の冬物が低迷したものの、靴商品については前年を上回っている。当期の通販はネット経由の受注が約53%で、前年の49%から伸長。今期についても現時点で60%近い比率となっており、ネット販売の成長が続いている。

 拡大の背景には全国で放映している通販サイトのテレビCMと連動してスーパーなどに設置したカタログからのネット誘引が進んでいることがある。その上でCM放送後から増加し続けるネット顧客の受け皿を整備するよう、昨年から20代前半~30代前半の若手社員を中心とする専任部署を立ち上げ、通販サイトのユーザビリティー改善に着手。ページトップの作りこみやスムーズな買い物導線の確立を進めている。刷新が進むに連れ、特に子供を持つ若い母親世代からの支持が伸びているようで、若年層に親和性の高いスマートフォンからの受注が今春はネット受注の6割程度を占めるようになった。

 同社ではカタログでの1件当たりの受注数が10商品程度あることから、「顧客が画面の小さいスマホで10商品選ぶのは大変なことだが、その作業にストレスを感じないような選びやすさと、処理スピードを実現するよう改善していく」(向畑社長)とした。

 また、ウェブ限定クーポンにも例年以上に力を入れており、今年2月から上場10周年を記念して5400円以上の購入者を対象に1000円(5000人)と1万円(10人)の割引券を配布。加えてSNSを絡めた企画としては、同社の戦略商品を購入してハッシュタグをつけ「インスタグラム」に画像付きで投稿した人を対象にも1万円(5人)のクーポンを配布している。「LINE@」でも情報配信とフォローワーの獲得を図っており、SNSでの認知拡大を進める狙い。「売り上げにすぐつながる訳ではないが拡散が始まればそれがしばらく続く。特にユニークな商品や価格情報ほど拡散されやすい」(向畑社長)とした。

通販テレビCM今期も都市部で

 なお、テレビCMとカタログ設置によるクロスメディア戦略については今期も実施。昨年同様に通販サイトのPRを目的としたCMを4月に関東地方と関西地方で、5月に北海道、東海地方、福岡県でそれぞれ放映している。秋にも9月以降をメドに放映する予定。「ウェブに誘引するとなると大都市圏で放映しないと難しい。費用対効果として、コストはかかるものの結果的にそれだけの反応が得られる」(同)とした。

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