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ベルーナ、"ネット完結受注"強化

ベルーナがネット販売を強化している。中でも最近は、カタログを経由しない、ネット完結の受注が増加。購入率の改善により、今年の春シーズンのネット完結受注は、前年同期比で23%増となった。総合通販事業におけるネット完結受注の比率は、現在約14%だが、今期は20%まで増やしたい考えだ。

通販サイトの改善や集客の改善、さらにはネット専用商品の投入により、購入率が上昇。2016年3月期の購入率は、前期比で16%前後良化した。これに伴い、ネット完結受注額が上向いている。16年3月期の総合通販事業の売上高に占めるネット完結受注の比率は14%で、前期から1~2ポイント増加。今期はさらに伸びる見込みだ。

 総合通販事業の16年3月期業績は、売上高が前期比1・1%増の699億6500万円、セグメント利益は、同39・6%増の33億8100万円となった。稼働会員数は約455万人で前期から約17万人減った。17年3月期の同事業売上高は、前期比5・2%増の736億円を見込む。安野清社長は今期の同事業の増収見込みについて「インナーとネット販売、40代向けアパレルカタログ『ラナン』を2桁成長させたい」と説明。稼働会員数は2年連続で減っているが、「自社商品以外の取り扱いを強化するなど、年間購入金額の増加にしっかりと取り組むことで売り上げを伸ばしたい。足元は順調なので(今期をスタートとした3カ年の)経営計画の数字は達成できる」と強調した。

 利益面では、14年8月に吉見ロジスティクスセンターを稼働したことで物流コスト比率が大きく改善。16年3月期は6億2000万円の収益改善を生み出した。また、同事業では、これまで転売を活用していた在庫処分について、ネット販売での処分を始めたことなどで、原価率も2億1000万円良くなっており、2桁増益につながっている。

 近年強化している店舗販売事業については、売上高は同40・2%増の103億700万円、セグメント利益は、同30・1%増の2億100万円だった。アパレル店舗については出店を加速し、52店舗まで拡大している。ただし、同事業の売上高は当初計画から7・6%減にとどまったほか、セグメント利益も同約2・2億円少ない数字で終わった。

 これについて、安野社長は「(アパレル店舗は)始めたばかりの事業ということもあり、予測と実績に誤差が出てしまっている。また、マネジメント面も含めて、未成熟な部分がある」と説明。ただ、店舗専用商品の投入を進めることなどで成果が出ているとした上で、「必勝の"パターン"をつかみかけており、1店舗の年商を平均1億円まで引き上げたい」とした。

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