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ヤフー、電子マネー事業に参入 秋からは外部通販サイトへ開放 来春にリアル決済も

ヤフーマネー.jpg ヤフーが今夏から電子マネー事業に参入する。まず、ヤフーが運営するネット競売および仮想モールとグループのアスクルの通販サイトでの落札代金および商品購入代金の決済手段に導入。今秋には他の通販サイトなど外部への開放も始める。また、来春には実店舗の決済でも利用できるようにする。決済においてクレジットカード利用に抵抗のある層や若年層などの取り組みを図りたい狙い。電子マネーでは後発サービスとなるが、競売やモールを軸としたヤフーの各種サービスの利用者に対し、"電子マネーが自然にたまる"という仕組みとすることで、利用促進につなげていく考え。(画像は「Yahoo!マネー」などのプロモーションページ)

 ヤフーが今夏をメドに展開する電子マネー「Yahoo!マネー」は導入する通販サイトなどでの決済時に1円単位で充当できるもの。電子マネーへの"チャージ"はヤフーが展開する決済サービス「ヤフーウォレット」の新機能としてクレジットカード利用に抵抗を持つ層などの取り込みを狙い、同じく今夏にも開始する銀行口座(スタート時点では25の銀行に対応、年内までに37行に拡大予定)から決済代金が引き落とされる「預金払い」を経由して100円以上1円単位で行える。なお、ヤフーが採用しているポイント「Tポイント」との交換を含めた連携は「今のところ、考えていない」(谷田智明決済金融カンパニー長)としている。
 
 スタート時点ではヤフーのネット競売「ヤフオク!」と仮想モール「ヤフーショッピング」および資本業務提携しているアスクルの日用品通販サイト「ロハコ」で導入する。

  「ヤフオク」出品者が「ヤフーマネー」で落札代金を受け取る場合には落札代金の2%を上乗せする。また、「ヤフオク」での落札や「ヤフーショッピング」「ロハコ」での商品代金の決済時に「ヤフーマネー」を使用したユーザーには落札金および商品本体価格の1%を付与する試みを行い、電子マネーの普及と利用促進を図る。
 
 今秋をメドに動画配信の「GYAO!」やオンラインゲームの「ヤフーゲーム」にも導入。また、ヤフーグループ以外の外部の通販サイトへの開放も始める計画のようだ。外部の通販サイトが「ヤフーマネー」を決済手段に導入するメリットについて「『ヤフーマネー』はECを軸としたヤフーの各サービスの利用時に貯まる仕組み。登録者が多い電子マネーはあるが、"残高が溜まっている利用者"を多数、抱えている電子マネーは少ない。(通販サイトが導入すれば)残高を持っている利用者が獲得できることも大きなメリット」(谷田氏)としている。
 
 また、来春には「ヤフーマネー」をネット上だけでなく、実店舗の決済もできるようにする。詳細は明らかにしていないが「モバイル決済に特化するか、デビットカードを使って行うか、どちらかよいか今後、判断していく」(決済カンパニー決済コンシューマ本部の白石陽介決済サービス部長)としている。
 
 ヤフーも出資するTポイント・ジャパンの関連会社が展開する電子マネー「Tマネー」との連携については「一緒にやれることがあれば連携を考える余地は十分にある」(谷田氏)としている。
 
 なお、今夏をメドに「ヤフーマネー」を使って割り勘や個人間送金が手数料無料でできるスマホアプリ「さっと割り勘 すぐ送金 from Yahoo!ウォレット」の配信も始める予定。

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