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千趣会イイハナ プリザーブドフラワーの卸を強化、3カ年で売上構成比30%に

 7-1.jpg千趣会グループで花とギフトのネット販売を手がける千趣会イイハナは、2018年12月期までの3カ年で売上高を15年12月期に比べ5割アップを目指す。消費者向けのネット販売に加え、中計では卸事業を強化。同事業の売上高構成比を現在の約10%から30%程度まで高める。

 卸事業の中核となるのは、14年秋にスタートした"和モダン"をテーマとしたプリザーブドフラワーの法人向けブランド「HANARI(はなり)」だ。

 プリザーブドフラワーは、特殊な液体で花の水分を抜いて好みの色に着色したもので、生花のような瑞々しさと色合いを長く楽しめるのが特徴という。同社では花業界でのキャリアが長いフラワーデザイナー、制作チームを抱え、企画から制作までを内製化しているのが強み。

 一般的にプリザーブドはバラが中心のため洋風のアレンジが多いが、同社では現代的な感覚を取り入れた和テイストのブランド「はなり」を開発した。日本らしい艶やかな色合いの花に、竹や組み紐、花器などで"和"を演出するほか、アートフラワー(造花)を組み合わせることでデザインの幅を広げることに成功。アレンジの細かさなどが評価されているようで、花屋や百貨店、ホームセンターなどからの引き合いは強く、花の一大商戦である5月の母の日に向けて、数量ベースで前年比2・5倍を制作する計画を立てるなど好調という。

 母の日用のアイテム以外でも、昨年6月に展開を始めたお供え用(供花)のプリザーブドが注目を集めている。高齢者の増加もあって、「日々、水を換えるのは面倒なものの、アートフラワーだけでは故人に対して申し訳ないと感じる人が多く、瑞々しいプリザーブドの供花が人気」(杉本伸二社長=㊤写真)としており、通常は生花の供花を販売するショップやアートフラワーを展開する企業との新規取り引きが増えているほか、花屋や葬儀社、仏具店、ペット用の霊園、大手流通まで販路が大きく広がっているようだ。

 8-2.jpgまた、都心部では住環境の変化もあってコンパクトな仏壇を飾る家庭が増えているため、小ぶりなプリザーブドのニーズが増えているのに対し、地方などでは大きめの供花が好まれるなど、商品の種類としても幅が広がっている。

 供花に対するニーズの高まりを受けて、千趣会イイハナでは3カ年計画において、供花用のプリザーブドを新たなブランドとして展開することも視野にあるという。

 同社は2月3~5日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「第81回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2016」に出展し、「はなり」ブランドの母の日用アイテムを出品したほか、供花などのコーナーも開設。同社ブースには1日当たり約150社の訪問があり、供花への注目度も高かったという。

 また、ギフトショーでは開閉型の箱の上段に花をデザインし、下段に卸先の菓子などを入れることでギフトセットが完成する商品も提案。結婚式の引き出物としてのニーズに加え、ジュエリーショップからの注文が入るなど、花の新しい需要創出にもつながっているようだ。

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