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GMOメディアの「コーデスナップ」  雑誌社と顧客参加型イベント、ブランドのEC送客も強化へ

 071.jpgメディア事業を手がけるGMOメディアが運営するファッションコーディネートアプリ「コーデスナップ」が存在感を高めているようだ。着こなしの参考になるコーデ写真をチェックできるだけでなく、写真の投稿を通じてユーザー同士が交流できるサービスとして競合との差別化を図っている。

 昨年は、10月の東証マザーズ上場を控えて利益重視の経営に専念。「コーデスナップ」については大がかりな販促は実施せず、国内のアプリ利用者の拡充に努めるなど基盤固めの1年となった。

 アプリのダウンロード数は昨年12月時点で累計250万件を突破したほか、アクティブユーザー数も着実に伸びており、昨年12月は前年同月比20%増に拡大。10~20代女性を中心に利用されており、とくに高校生と大学生が半数を占めているのが特徴で、ユーザー自身が着用したコーデ画像だけでなく、商品の置き撮りや、アイテム単品の投稿が定着しているという。

 一方で、雑誌や実店舗よりも先にスマホでファッションとの接点を持つ流れが大きくなっているものの、コーデアプリだけでなく、写真共有アプリやフリマアプリなどでリアルな着こなしをチェックするユーザーも増えており、「"可処分時間"の奪い合いが過熱している」(森輝幸社長)と指摘する。

 「コーデスナップ」はウェブ版も提供しているため、2014年まではウェブ検索から入ったウェブ版の利用者がアプリをダウンロードするという新規獲得の流れが強かったが、昨年はウェブを経由せずにスマホのコンテンツストアで「ファッション」や「コーデ」などのワードを検索してダウンロードする利用者がウェブ経由を上回った。また、会員登録に「LINE」を追加したことも流入増につながった要因とする。

 昨春には自社でシステム開発したキュレーションの仕組みを導入。「コーデスナップ」内の画像を使用して自由にキュレーションできるようにしたことで読み物コンテンツが増え、ユーザー同士の交流だけでなく、ニュースアプリにも取り上げられて新規流入につながるなど、コンテンツマーケティングが機能してきているようだ。

 また、アクティブ会員の拡充やブランディング強化の一環として、昨年9月に雑誌「mer(メル)」のリアルイベントに合せてコーデ投稿コンテストを開催。優秀コーデには同イベントのランウェイをモデルと歩けたり、モデルが着用するコーデをスタイリングする権利を特典として設けた。

 最近では、「メル」と衣料品チェーン大手のしまむら、「コーデスナップ」によるコラボ企画"しまめるコーデ"を実施中で、「コーデスナップ」ユーザーに安くて可愛い服のアイデアをアンケートや座談会で募り、ブラウスやワンピース、アウターなど6つのアイテムを開発。今年3月中旬にしまむらの店舗で販売するなど、顧客参加型の取り組みを強化している。

 一方、ブランドやショップスタッフが「コーデスナップ」に投稿する公式ブランドアカウントも強化。投稿コーデからブランドのECに送客することで手数料を得るモデルにも挑戦している。

 今後はEC送客だけでなく、ブランドの店頭割引クーポンなどを発行してO2Oにつなげる施策も視野にあるほか、ショップ店員がSNSにコーデ情報を発信すると自動的に「コーデスナップ」に投稿される仕組みの構築にも取り組む。

 また、アプリのユーザーが自発的にコーデやアイテムを探すだけでなく、閲覧履歴などのビッグデータを活用することで「コーデスナップ」からユーザーに提案する仕組み作りに注力するのに加え、現状は顧客年齢層が低いため、25歳以上にもリーチしてEC送客の強化も図りたい考え。

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