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アマゾンジャパン、日用品の単品販売「Amazonパントリー」を開始

アマゾンパントリー.jpg 「欲しいものを、欲しい量だけ」。アマゾンジャパンは9月15日から、食品や日用品を少量購入できる「Amazonパントリー」を開始した。従来まで低単価品は"ケース売り"などが基本だった。別途290円の配送料を徴収するが、例えば、洗剤1個からでも配送する。有料会員のみが使用できるサービスで有料会員の新規獲得や囲い込みを狙うほか、配送コストなどの兼ね合いでネット販売では難しい"日用品の単品販売"を可能とすることで、競争が激化する「日用品EC」の分野で攻勢をかける狙いもある模様。

 「Amazonパントリー」はすでに9月3日からテスト的にサービスを開始しており、同15日に正式に開始した。米アマゾンではすでに昨年4月から実施している有料会員「Amazonプライム会員」向けのサービスで、日本は米国に続き2カ国目の導入となる。

 アマゾンではこれまでは低単価の消耗品に関しては6個や12個などケース売りやまとめ販売が基本だったが、洗剤やティッシュペーパーなどの日用雑貨や調味料、菓子、米といった食品、ビールやコーヒー、水など飲料、ペット用品や化粧品など、スタート時点では約5000点の消耗品に関して、1点から購入できる。購入商品は「パントリー専用箱」と呼ばれる横52センチ、縦28センチ、高さ36センチの段ボール箱に入れて配送する仕組み。

なお、日用品の単品での販売開始にあわせて、神奈川・小田原の同社の物流拠点「アマゾン小田原フルフィルメントセンター」内に専用スペースを設置して対応しており、「Amazonパントリー」の受注に関しては全国すべて同拠点からの発送となり、配送まで1~3日程度の日数がかかるという。

 通常、アマゾンでは顧客から配送料は徴収していないが「Amazonパントリー」は別途、「箱代」という形式で、専用の段ボール箱ひと箱につき290円の配送料を徴収する。購入商品は1点でも箱の容積いっぱい、または重量の上限である12キログラムまで商品を購入しても配送料は同様となるため、「Amazonパントリー」の専用ページでは商品を「買い物カゴ」に入れるたびに「パントリーBoxの使用率」が"パーセント単位"で表示される仕組み。
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 利用者自身が好みの消耗品を選択・購入できるほか、テーマごとに必要な商品をあらかじめセットした「テーマBox」も提案。インスタントコーヒーや夜食用のインスタント食品、菓子など12点をセットした「夜更かしセット」や低カロリー食品やサプリ、硬水などをセットにした「ダイエット生活応援」、レトルト食品を詰め合わせた「仕送り」などのスタート時点では19セットを用意している。
 なお、セット内容は一部を入れ変えたり、削除することも可能。今後はハロウィンやクリスマスなどイベントごとに必要な商品を集めたセットの販売も予定しているという。

 サービス開始に合わせて都内で開催した記者発表会(=写真)ではタレントのスピードワゴンと女性パネラーが登壇。「Amazonパントリー」のデモンストレーションが行なわれ、同サービスをPRした。

CIMG6992.JPG 「Amazonパントリー」は「Amazonプライム会員」の特典の1つとして展開することで、有料速配サービスの無料化など既存の特典や9月下旬から開始予定の映画やテレビ番組の動画が見放題となる「プライムビデオ」などと合わせて、リピート率が高く、優良顧客化しやすい「プライム会員」の新規開拓や離脱防止を図る狙い。また、今後の伸びシロが多く、ネットスーパーや仮想モールなどが近年、注力している「日用品EC」において攻勢をかけたい狙いもある模様だ。アマゾンは6月にも日用品の特売ページ「ヤスイイね」を新設しており、これら施策と今回の「Amazonパントリー」で競合と差別化を図りたい模様だ。

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