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楽天、仮想モール出店者に電力を販売 ポイントも付与

楽天と丸紅は8月31日、電力小売事業で業務提携したと発表した。低圧(50キロワット未満)需要家を対象としたもので、楽天は丸紅から電力を調達し、来年4月から仮想モール「楽天市場」の出店店舗や旅行予約サイト「楽天トラベル」契約店舗向けに割安で販売する。楽天では店舗の囲い込みや新規店舗獲得につなげる狙い。沖縄を除く全国で展開する予定。今後は事業者以外への電力販売も視野に入れており、両社は2020年までに、5%のシェアを獲得したい考えだ。

来年4月に電力小売りが完全自由化されることを受けて事業を開始する。楽天が顧客対応を行い、丸紅は電源を調達。今後は他の企業との連携や、小規模事業者だけではなく、一般家庭向けの販売も視野に入れる。

 丸紅では世界23か国で電力事業を運営、総計10ギガワット超の持分発電容量を保有。国内では長野・山梨・福島県などで水力発電事業や福島における再生可能エネルギー電源の開発を進めているほか、火力発電所の保有・新規開発も行っており、自社電源の確保と電力小売りの拡大に注力している。

 低圧電力を使っている楽天市場出店店舗などに対し、丸紅が保有する再生可能エネルギー電源などからの電力を供給するほか、楽天の提供する「楽天スーパーポイント」を活用した決済、さらには簡易HEMS(センサーやITの技術を活用して住宅のエネルギー管理を行うシステム)を活用、新サービス開発を行う。具体的には、楽天トラベルとコラボレーションし、ポイントを使った地方発電所ツアーの企画や、ポイントを活用して丸紅が開発する電源開発への出資できるサービスなどを検討している。

 楽天の菅原雄一郎エネルギー事業長は「新しい商材として電力が加わることで、ポイント経済圏の拡張につながる。また、出店店舗に対して丸紅の電力を届けることで、これまでなかった価値の提供が可能となり、楽天の経済圏がさらに強固になる」と提携のメリットを説明した。

 電力の供給を受ける店舗のメリットとしては、利用料金にポイントが付与されること、さらには「需要の多い時期に節電をするとたくさんポイントがもらえたり、割引されたりするような仕組みを考えたい」(菅原氏)。これは、需要家が電力の需要量を変動させることで、需給バランスを一致させる「デマンドレスポンス」と呼ばれるもの。楽天が店舗向けに提供するサービスに電力関連を組み込み、店舗にとってメリットの出る形にしていく。

 また、丸紅の福田知史国内電力プロジェクト部長は「当社の電源開発と楽天の持つ経済圏を組み合わせることで、魅力あるメニューを事業家に提供していきたい」となどと語った。

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