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紅輪  ニッセンの和装タカログ譲受、9月21日に事業を継承

 2-1.jpg着物専門店まるやま・京彩グループの紅輪は5月15日、ニッセンから和装カタログ「都粋(といき)」の事業を譲り受け、9月21日から事業を引き継ぐ契約を結んだ。取得額は非公表。紅輪は事業譲受に先駆けて6月18日に日比谷シャンテに同事業のアンテナショップ「きもの都粋」を開設(=画像)。オムニチャネル化を進めるとともに、ニッセンにはなかった着物のレンタルと男性向け商品の充実を図り、新たな需要創出を目指す。
 ニッセンは和装カタログを展開する数少ない通販企業だが、戦略ターゲットから外れる媒体は整理・縮小する方針を固めていたため、「日本の伝統をなくしてはいけない」(紅輪)として同事業の継承を決めたという。

 紅輪は事業譲受に当たり、ニッセンから直近5年間の顧客リストを引き継いだほか、同媒体の仕入れ責任者を迎え入れたことで、既存取引先の約9割と関係を維持して臨めるという。一方で、カタログおよびサイト名はニッセンが展開する「京都都粋」から「きもの都粋」に改める。

 和装カタログの利用者はニッセン会員の中でも客単価が高い優良顧客が多いようだが、紅輪が扱う着物に比べるとリーズナブルな商品が多いため、同社としては上質な着物を知ってもらうための入り口としても和装カタログを活用したい意向だ。

 通販カタログの収益化に向けては、同社グループではレンタル衣装の写真館も運営していることから撮影場所や費用に不安はないようで、着物の着用モデルについても、独自のルートを通じて事務所に所属していないモデルを起用するなどしてカタログの制作費を抑える。また、媒体は従来通り、ニッセンのカタログと同封して届けることにしている。

 「きもの都粋」の通販サイトは9月21日に開設し、新生カタログの第1号は10月11日の発刊を予定する。紙媒体は従来と同じ80ページ建てとし、着物や小物、衣装ケースなどを扱う。基本的に価格帯も変えない。

 巻頭ではブランドの継承を知らせるほか、新カタログの目玉として秩父銘仙の着物を提案する。また、男性物やレンタルサービスも告知する。

 実店舗については在庫スペースが限られるため、小物や備品などは販売員がiPadで在庫を確認し、自宅に届ける仕組みも構築する。

 また、銀座に隣接する立地を生かし、日本の着物文化を身近に楽しめる場としても展開。さまざまな体験型イベントを開催して着物に慣れていないライトユーザーもとり込む。レンタル事業では訪日観光客などをターゲットに、店内で着付けをし、滞在先のホテルで気軽に返せる仕組み作りも進めたい意向だ。

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