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クロスカンパニー 自社ECが3割増で推移、7月にスマホサイトを刷新

 5-1.jpgレディースアパレルを展開するクロスカンパニーは今期(2015年2月~)に入り、自社ECが好調だ。新組織を立ち上げて主要ブランドに通販担当者を配置。在庫を確保しやすくしたことで、足元4カ月の累計で自社EC売上高は前年同期比3割増で推移。7月にはアクセスが多いスマホサイトを刷新する。掲載画像を大きく使用し、ビジュアル重視で訴求していく。順調な自社ECとは対照的に、出店先の仮想モールは今期の売上高が2割減と苦戦。そこで8月をメドに在庫の連携を始める。これにより販売機会ロスの低減につなげていく。



 同社は今期に入り新組織「ウェブマーケティング部」を立ち上げた。「アースミュージック&エコロジー」や「イーハイフンワールドギャラリー」など主要5ブランドに通販担当者を1人ずつ配置し、ブランドの責任者がEC売上高も見るようになった。
 
 これまでは各ブランドとECは違う事業部だったため、自社ECが完売しても在庫を確保しにくかった。しかし組織変更により各ブランドではECも売上拡大を担う1つの"店舗"として扱われるようになり、在庫が工面しやすくなった。
 
 結果、今期(2~5月)の自社EC売上高は累計で前年同期比28%増と順調に推移している。
 
 同社の自社通販サイト「クロスカンパニーコレクション」へのアクセスのうち90%がスマホであることから、スマホ対策にも力を入れる。細かな改修を徐々に進めながら、7月1日に大幅なリニューアルを行う。
 
 同社ウェブマーケティング部の澤田昌紀課長は「今は以前よりも画像で売れる時代になってきている」と指摘する。そこでリニューアルにより画像を大きく使用し、文字ではなくビジュアルで訴求していく。
 
 使用する画像にもこだわる。これまでは外部の業者に委託していたが、5月の連休明けから社内に専用スタジオを構え、手始めに「アース」の商品画像から撮影を始めている。撮影では全身のコーディネートやヘアメイクなど細部までこだわって自社スタッフが撮影。秋冬商品から「イーハイフン」でもコーディネートで訴求する商品画像を撮影していく。
 
 澤田課長は「自社ECは前途洋々」とするが、一方で出店先は苦戦。今期は今のところ20%減という状況だ。
 
 組織変更で自社ECは在庫を確保しやすくなった反面、出店先の仮想モールは運営が手薄になり在庫はむしろ減っている。そうした状況を打開するための手段として近く自社ECと出店先モールとの間で在庫連携を始める。
 
 8月中旬をメドに1社と開始し、9月にはさらに4社と在庫情報を連携させる。同社はおよそ10社に出店しているため、半分程度と連携することになる。自社通販サイトと5社の仮想モールとの間で在庫と商品データが一元化されるため、販売機会ロスの低減を見込む。
 
 こうした取り組みにより、出店先の仮想モールは横ばいを維持しつつ自社ECによる成長で全体の売り上げを伸ばす計画。今期のEC全体の売上目標は30億円程度を目指している。
 
 なお、同社の前期(15年1月期)のネット販売売上高は前期比0・2%増の25億9700万円と横ばいに。このうち自社ECは全体の65%を占め、同3・4%増の16億8800万円だった。

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