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双日コスメティックス 直販休止で卸に注力、事業規模10億円目指す

 総合商社の双日の子会社で、化粧品の企画や販売を行っている双日コスメティックスは、自社ブランドの国産化粧品について今年より自社通販から卸へと販路の切り替えを行った。既存の生協ルートだけでなく、新規事業として日本郵便が手がけるカタログを活用することで全国規模での顧客開拓を図る。

 同社は2010年に独自化粧品ブランドを立ち上げ、自社通販サイトや電話・ファクスなどによる直販を開始。昨年度からは顧客名簿の洗い出しや商品の作りこみなども強化して会員数・売り上げを伸ばしていたが、「当社が目指していたビジネススピードには追い付いていかなかった。そのため元々得意としていたBtoBtoCでの卸事業に経営資源を投下していくことになった」(同社)と説明。将来的に再開することを前提に通販による直販事業を1月で一時休止した。

 現在、同社が新規事業として力を入れているのは日本郵便グループが手がける初の化粧品通販カタログ「化粧品&サプリメント」(画像)での商品販売。同カタログは全国の郵便局(約2万4000カ所)の窓口に置かれているもので、同社以外にも複数のブランドの化粧品を掲載している。主に50~60代の女性が読者層となっており、地方であるほど購入率も高くなるようだ。

 昨年5月より自社ブランドである「SOLO SOLO(ソロソロ)」シリーズの供給を開始し、現在は10アイテムほどを掲載。今年春には新商品の「アルティボーテ」シリーズも10数点以上の取り扱いで開始している。「ソロソロ」はオールインワンゲルをはじめ1つのアイテムからでも入門できるコンセプトで、2000円~3000円程度の価格帯で展開。「アルティボーテ」は肌のハリや潤いで訴求するエイジングケア商品として3000~4000円程度で展開している。

 「ソロソロ」シリーズについては、角質ケアジェルとオールインワンゲルが昨年5月~12月までの同カタログ内での販売実績で1位と2位を記録。今春夏号では巻頭ページに掲載されるほどの売れ筋商品になった。

 なお、商品開発について国内企業にOEM先を絞っており、大小含めて10社程度を活用。「一つのブランドだが、得意な剤形に分けながらたくさんの製造元が関わっている。今は価格ではなくコストパフォーマンスが重視される傾向なので、そのバランスを取ることも重要」(同社)とした。

海外展開も視野

 そのほか今後の展望としては海外での販売を検討しており、親会社である双日の拠点も活用しながら今年度中に東南アジアを中心に現地企業への卸販売を始めていくという。すでに台湾で先行的に事業展開しており、海外で先行する大手メーカーや欧米企業などとは異なる中間層をターゲットに据える考え。

 同社では生協以外の販売ルートである郵便カタログなどの新規販路について、海外展開も含めて売り上げ10億円にすることを目指している。

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