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オットージャパン ベルンハルト・シェフラ―会長兼社長兼CEOに聞く、チャレンジの進捗と成果は?㊦

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前号に引き続き、オットージャパンのベルンハルト・シェフラー会長兼社長兼CEOに今後の事業戦略などについて聞いた。

──今年、重点的に取り組むことは。

 「2015年は『オットー』と『ファビア』、フルフィルメントサービスの3つのコア事業を拡大、発展させることを第一に考えている。まず、『オットー』については、新規顧客の開拓に力を入れたい。とくに、50代前半の獲得を強化する。エレガンス、フェミニン、華やかなインターナショナルモードといったブランドの特徴をしっかり出していく」

──「ファビア」は。

 「引き続きブランド認知の拡大を目指す。『ファビア』は順調といってもまだ2歳のブランド。普通、ブランドが独り立ちするのに5年はかかるものだ。新しい試みとしては、2月16日から3月10日まで有楽町マルイにポップアップストアを開設する。併せて、モデルの松島花さんを新しいブランドミューズに起用し、2月28日には有楽町マルイの1階でトークショーを開催する予定だ。また、松島さんが登場し、『ファビア』のブランドイメージを訴求する1分程度のウェブムービーも配信する」

──期間限定店をオープンする目的は。

 「ポップアップストアの目的は、第一にブランドの認知を上げたいということ。あとは、実際に顧客が来店することで直接コンタクトがとれ、どういう層の消費者が『ファビア』に関心をもってもらえるのかを知ることができる。昨年はテレビCMなどにチャレンジしたが、今回のポップアップストアも新規客へのリーチといった観点で非常に大事なトライアルになる」

──ポイントプログラムも始めた。

 「1月1日から2つのブランド共通で使えるポイントプログラム『ドレスアップポイント』をスタートした。両ブランドの差別化は図りつつも、顧客が共通に使えるポイントを楽しんでもらう。ポイントプログラムの導入は初めてで、100円ごとに1ポイントが貯まるが、ウェブ注文はポイント付与率を2倍にすることで、ネット比率を高めたい」

──フルフィルメントサービスについては。

 「フルフィルメントサービスはこれまで、当社のホームページ内で事業を紹介していたが、3月をメドに独立したウェブサイトを開設する。成長事業のため、組織体制は常に見直しており、人も含めてしっかり投資していきたい」

──そのほかは。

 「16年にオットージャパンは30周年を迎えるため、いろいろな企画を考えていきたい。企画は基幹ブランド『オットー』を中心に展開していくことになるだろう」

──中長期的な目標や挑戦したいことは。

 「2020年までには、3つの柱以外の事業や商材にも挑戦してみたい。オットーグループは消費財を含めて多くの商材を扱っているので、ファッション分野に限定せず、ニーズがあればグループ内で連携して何かを始めたり、日本のブランドと組んで新しい提案を行うこともあり得る。当社は30年近く通販のノウハウを蓄積していて、インフラの強みもある。チャンスがあれば検討してきたい。ただ、当面は3本の柱をそれぞれ強化することに重点を置く。とくに『ファビア』の成長に力を注いで、もっと太い柱にしていく」

──「オムニチャネル」が叫ばれているが小売りとしての打ち手は。

 「子会社のエディー・バウアー・ジャパンは60店舗を展開していて、今年中にさらに3店舗増やす計画だ。身内に店舗ビジネスを中心とした企業を持っているのは強みのひとつ。当社グループはカタログとネット、実店舗のそれぞれで専門性を確立している。今後、消費者の要望がオムニチャネルに向けて増えていったときには十分対応できる」
(おわり)

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