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楽天  フリマ事業に参入、手数料無料で個人利用に限定

 5-1.jpg楽天は11月17日、スマートフォンで個人間の売買取引ができるフリーマーケットアプリの提供を開始すると発表した。手数料を無料としたのが特徴。アプリのリリースに先行して、同日から出品を受け付けている。既存サービスの「楽天オークション」は30代の利用が多いことから、スマートフォンでの通販を使う機会の多い、若い女性や主婦層を取り込むことで、ユーザー層の拡大を図る。サポートの質を高めることで、競合との差別化につなげる狙いだ。
 アプリの名称は「ラクマ」。アンドロイド向けアプリは25日に、iPhone向けアプリも近日中にリリースする予定。最短1分で出品できるとしており、「初心者が簡単に使えるよう、意識してアプリ開発に臨んだ」(新サービス開発室の井上貴文課長)とする。また、出品手数料を無料にすることで、これまでネット競売などCtoCサービスを利用したことがないユーザーの取り込みを狙う。なお、出品者が口座から売り上げを引き出す際、1万円未満の場合は手数料が税込216円かかる。

 支払い方法はクレジットカードとコンビニエンスストア払い、ペイジーのほか、売上金を口座に振り込まず、商品購入代金の一部に充てることや、楽天スーパーポイントでも代金の一部を支払うことも可能。例えば購入代金2000円のうち、500円分を売上金で、500円分をポイントで、残りをカードで支払うといった形式が選べる。なお、ポイントは購入の際に利用可能だが、付与はされない。

 商品代金を楽天が一時的に預かる「エスクロー」を導入したほか、楽天オークションで得たノウハウを活かす形でサポートや偽ブランド品など不正品対策のパトロールなどを行う。「初心者でも安心して使える運営体制を築くことで、競合との差が出てくるのではないか」(高橋理人常務執行役員)とする。また、詳しい商品説明を可能にした点も差別化ポイントとなる。

 売上金が毎日出金できるのも特徴。振込銀行が楽天銀行の場合は、商品受け取りが確認されてから最短で当日に代金が振り込まれる。

 収益モデルについては「検討段階」(井上課長)としているが、広告モデルを想定。今後、利用者から手数料を徴収するかについては「検討の余地はある」(同)とするものの、現段階では無料期間は定めていないという。

 楽天市場との連携については、同モールでスマホ経由の購入が広がっていることから、「楽天市場で購入し、不要になった商品をラクマで売る」といったスタイルの利用を想定。17日からトップページでラクマの宣伝を実施している。

 目標とするユーザー数や流通総額などは非公開。個人以外の事業者は利用できない。扱うジャンルは限っていないが、今のところ利用はスマートフォンからのみとなっている。

 高橋常務は、同日開催された記者会見で「楽天のビジョンを実現する新しいサービスとして、ショッピング体験を提供したい」などと意気込みを語った。また、今後のサービス拡大については「テレビCMなどの大々的な販促を行うつもりはなく、くちコミで広げていきたい」とした。

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