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トライステージ、タイでテレビ通販を開始へ

テレビ通販支援事業を行うトライステージは11月をメドにタイ現地の放送局と組み、合弁でテレビ通販企業を新設し、12月にも営業を開始する。トライステージでは東南アジアを中心に海外での通販支援事業展開を強化しているが自らが通販を手掛ける事業会社の設立に参画するのは初めて。同社を試金石に今後、海外事業において既存の通販支援に加えて通販も展開していきたい考え。

タイにおいて衛星放送で日本アニメを含むアニメチャンネル「GANG CARTOON」および女性向けチャンネル「4050Channel」を運営するテレビ放送局、ローズエンターテイメントコーポレーション(ローズ社)と11月中にも合弁でタイ・バンコクに「ローズステージ」を新設する。資本金は300万タイバーツ(=約1000万円)で出資比率はローズ社の最高経営責任者のオラファン・モンプチット・パバラバハナ氏が50%、トライステージが40%、三菱商事出身の勝田隆仁氏が代表を務める日本とアジア間の事業構築支援事業を行うVERTEXASIAが10%となる。

 新会社「ローズステージ」ではローズ社が運営する日本アニメのチャンネルなどの知名度や視聴者などを活用し、日本の商品などをタイの消費者にテレビ通販で紹介・販売する。通販枠はローズ社保有の既存チャンネルの放送枠を活用するほか、タイのテレビ局各局からも放送枠を買い付けて展開する。トライステージは新会社に日本商品の調達や商品開発支援、通販ノウハウの提供などを行う模様。12月の事業開始時点では日本の冷却ジェルマット、韓国商品の輸入販売(白髪染め、ダイエット器具)の販売を予定しており、来年からは化粧品の開発販売を実施していく計画。

 トライステージでは事業規模の拡大などを狙い、日本で培ったテレビ通販支援のノウハウを活用した形で海外における通販支援事業を進めており、ベトナム、台湾、マレーシア、シンガポールでそれぞれ日本企業向けに通販支援事業を開始。そしてタイにも昨年からネット販売支援事業などを行うエーコマース社と組み、日本の通販事業者向けにタイでテレビ通販とネット販売を連動させた通販支援事業を行っている。

 今回のタイでの合弁会社の新設も海外での事業展開強化の一環。ただ、今回は通販支援事業ではなく、自らが通販を行う通販事業者としての参戦であり、これまでの海外展開とは異なる。トライステージではテレビ通販支援事業者として豊富な通販ノウハウを持つが日本国内においてはクライアントと競合関係となるため、自ら通販事業を展開しにくかったという側面がある。ただ、海外ではそうした"しがらみ"が薄まること。そして現地企業や韓国勢、日本勢が入り乱れ、ここにきて規模が急拡大し、大きなビジネスチャンスがあると見られるタイでのテレビ通販ビジネスに割って入りたい狙いから、今回、初の通販事業会社を設立したものと推察される。

 今回の取り組みはトライステージの今後の海外での事業展開の試金石になりそう。自社通販の解禁は同社の海外事業の拡大に寄与することになるか、注目される。

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