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ユーキャン  米国で通教と通販開始へ、趣味系やIT系の講座を展開

 ユーキャンは、米・カリフォルニア州サンノゼに現地法人を設立し、11月から米国で通信教育と通販事業を始める。同社では、昨年1月にも中国・成都市で通教を展開する新会社を現地企業との折半出資で開設しており、海外展開は今回が2カ国目となる。中期的には欧州への進出も計画するなど、日本で60年以上培ってきたノウハウと実績を生かしながら海外展開を加速する。

 11月に営業を開始する米新会社は「U―CANAmericas.Inc.(ユーキャンアメリカズ)」。今年5月に登記を済ませ、10月6日に開所式を行った。資本金は475万米ドルで、ユーキャンの坂西健治常務が新会社の社長に就任した。

 メーンとなる通教は5~6の分野でトライアルを重ねるが、スタート時は趣味の「ちぎり絵キット」と中国でも実績のある「IT系講座」の2つを英語化して開講。受講生の学習を手助けするウェブサービス「学びオンラインプラス」の仕組みを米国でも導入する。

 まずは拠点を置くカリフォルニア州を中心に展開。反響を見てエリアの拡大を進める。

 一方の通販事業はユーキャンのオリジナルアイテムを販売する計画だ。また、米国でのブランド戦略については、商品ジャンルごとにブランドを立てる考えのようだ。

 ユーキャンでは、「米国は昔から通販、通教の先進国で、多くのことを学んだ」(坂西健治常務)とし、海外展開にチャレンジする上では欠かすことのできない国のひとつという。

 同国では昨年からFS(事業化可能性調査)をスタート。東海岸に比べて西海岸はオープンな気質で、新規参入への敷居が低いと判断。また、カリフォルニアには手芸好きのグループが多いことや、サンノゼはシリコンバレーの中心都市でもあることから趣味系とIT系の講座を先行して展開する。

 ユーキャンは通常、紙(テキスト)とウェブ(学びオンライン)のハイブリッド型で講座を提供しているが、米国で実施した手芸のテストマーケティングでは、テキストだけで作り方を教えたグループよりも動画も見せたグループの方が圧倒的に反応が良かったため、ウェブ動画をメーンにした講座展開を行うという。

 同社では、ちぎり絵以外にも日本人形や書道、華道、茶道などへも領域を広げたい考えで、「"日本文化を輸出する"という初代会長の遺志を引き継ぎたい」(坂西常務)としている。

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