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スクロール 化粧品・健食専用の物流拠点を新設へ、出荷能力30%増に

 スクロールは来年3月、静岡県浜松市に化粧品・健康食品通販専用の物流センターを新設する。延べ床面積は9600平方メートル、投資額は約13億円。子会社で通販支援事業のスクロール360(同・同、杉本泰宣社長)が物流受託業務を行う。スクロール360の前期売上高は約76億円だが、倉庫の新設のほかコールセンター・決済サービスなど、総合的にフルフィルメント関連サービスを提供することで、早期に100億円に到達したい考えだ。

 倉庫は「スクロールロジスティクスセンター浜松西」の敷地内に建設する。単品通販の商材の流通に適した倉庫内オペレーションを目指し設計。最新の物流装置の導入や倉庫内管理システム(WMS)の刷新で、正確性やリードタイム短縮、品質維持、衛生管理、セキュリティー管理において物流品質の向上が期待できるほか、出荷処理能力の30%向上を目指す。

 単品通販の場合、インフォマーシャルを流した日には普段の10倍の注文が入ることもあるため、クライアント企業と販促のスケジュールを共有。その上で、人員やラインを柔軟に調整し、無駄なく出荷できる仕組みとする。センターには「集中オペレーションルーム」を設置。各出荷場や作業卓をリアルタイムで確認し、作業の進捗度合いにあわせた配置転換を指示する。また、ウェブ上をからクライアント企業が作業の進捗を確認できる仕組みも取り入れる。

 スクロール360では化粧品と医薬部外品の製造業許可を取得しており、「製造」にあたる包装・表示・保管を行う施設を設ける。包装などの過程をセンターに集約することで、クライアント企業にとってはコスト削減が期待できる。また、トレーサビリティーにも注力、商品に問題があった際にも、どのロットが誰に届いたかが分かる仕組みとする。

 新センターは窓を極力減らすなど、虫の侵入を防ぐ設計としたほか、セキュリティー設備の導入や最新の衛生器具の導入など、徹底した衛生管理も実施する。

 同社のクライアント企業は約100社で、うち化粧品・健康食品関連は20社程度だが、出荷量は約半数を占めるなど、近年は取り扱いが拡大している。同社では昨年、後払い決済事業を開始したほか、コールセンター事業も強化を進めており、クライアント向けにフルフィルメント関連サービスを総合的に提案していく狙いだ。

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