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ヤマト運輸 ANAカーゴと連携強化、アジア向け越境EC支援

071.jpg ヤマト運輸は、ANAグループで旅客機と貨物専用機を運航するANA Cargo(ANAカーゴ=同・東京都港区、岡田晃社長)との連携を強化し、アジア向けの「宅急便」サービス展開を加速させる。ANAカーゴが新たに就航した沖縄―シンガポール路線を活用し、同国向けの「国際宅急便」リードタイム短縮や冷蔵冷凍の「国際クール宅急便」の展開などサービスを拡充。生産者や通販事業者が扱う農水産物をアジア消費者へ集荷翌日に届ける越境ネット販売支援の"産直・お取り寄せ"ビジネスモデルの確立を目指す。

 ヤマト運輸はANAと連携し、沖縄国際物流ハブを活用したアジア向けのサービス展開を推進。この一環として、同拠点に在庫した機器のパーツをアジアの顧客へ迅速に届けるサービスのほか、昨年10月から香港向けで「国際クール宅急便」の展開などを行っている。

 今回の取り組みは、ANAグループの新規事業会社として今年4月に営業を開始したANAカーゴとのパートナーシップを深耕するものになる。

 ANAカーゴでは5月14日に沖縄―シンガポール線を就航し、これにより就航都市を12に拡大。沖縄国際物流ハブを基点とした深夜貨物便の路線数を73路線としている。

 ヤマト運輸では、拡充された航空便ネットワークを活用し、アジア向けのサービスを強化。従来、日本および香港、上海、台湾発で翌々日配達となっていたシンガポール向け「国際宅急便」のリードタイムを短縮し、翌日配達(※通関事情等によりに数は変化)を実現するほか、「国際クール宅急便」の展開エリア拡大を進める。

 「国際クール宅急便」については、これまで香港向けに展開してきたが、今夏をメドに台湾、今秋以降にシンガポール向けのサービス提供を始める計画。日本の食材はアジアの消費者の間で人気があり、ヤマト運輸の山内社長は、これまでの展開で「富裕層がサービスを利用している」と指摘。越境ネット販売の広がりとともにサービスの利用も拡大していくとの見方を示した。

 さらにヤマト運輸とANAカーゴは、「クロネコマーク」をラッピングした貨物機体の運行を行うほか、低温・定温管理コンテナなど多様サービスニーズに対応した航空物流資材の共同開発、国内の幹線輸送における深刻なドライバー不足への対応策として、主要都市間の航空便へのモーダルシフトについても検討していく。

 ヤマト運輸では、「宅急便」で培ってきた物流ノウハウとANAカーゴと国際貨物のノウハウを活かし、国内の生産者や通販事業者の越境ネット販売を総合的に支援するビジネスモデルの構築を構想。沖縄国際物流ハブに商品在庫を置き、アジアの顧客向けに発送する通販向けサービスの展開も視野に入れる。

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