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日本郵便  通販で配送サービス拡充、顧客利便性向上へ

 日本郵便(JP)は6月から、通販・ネット販売に関連した新サービスとして、小型の通販商品をターゲットにした「ゆうパケット」、CtoCネットオークションの落札商品発送ラベル印字サービスの「クリックポスト」、通販購入商品の返品にも応用できる「リターンパック」の展開を始める。JPは、5月14日から16日にかけて開催された「通販ソリューション展」に出展し、事業者向けのフルフィルメント支援サービスをアピールしたが、さらに顧客の利便性を高めるサービスの拡充で、通販市場に切り込んでいく構えだ。


 「ゆうパケット」は、小型の通販・ネット販売購入商品をターゲットにした、いわば「ゆうパック」と「ゆうメール」の中間に当たる法人向けの新サービス。6月1日から展開する。

 対応サイズは、3辺合計60センチメートル以下、長辺34センチメートル以下、厚さ3センチメートル以下、重量1キログラム以下で、書籍やCD・DVD、衣料品、化粧品、健康食品などでの利用を想定する。

 従来、サイズの関係で宅配便でしか送れなかった商品をより低料金(運賃は事業者ごとに相対で決定)で発送できるようにしたのが売りのひとつだが、さらに受取人の顧客に対しても郵便受けに投函する仕組みとすることで、宅配便の課題である"荷物を待つストレス"を解消したのも大きな特徴だ。

 「ゆうパケット」は、JPが郵便などで培った自社の強みを活かしたサービスと言え、今後、主力サービスに育成していく考えのもよう。追跡サービスや配達日指定、当日配達などオプションも用意しており、初年度で取り扱い1億5000万個、160億円の売り上げを計画する。

 一方、6月16日から開始する「クリックポスト」は、ネットオークションの出品者向けサービスとなるもので、まず「ヤフーオークション」で展開する。

 出品者は商品落札後、ヤフーのIDおよびバスワードで同サービスの専用サイトにログイン。落札者の住所などを入力し、「ヤフーウォレット」で運賃(税込164円)を決済すると、サイト上に表示される送り状の宛名ラベルを自宅のプリンターで印字できる。

 対応サイズは長辺34センチメートル以下×短辺25センチメートル以下×厚さ3センチメートル以下、重量1キログラム以下で、小型の落札商品での利用を想定。送り状作成の手間の軽減と同時に、郵便ポストに投函できる利便性を訴求する構えで、他のネットオークションにも導入を広げていきたい考えだ。

 また、「リターンパック」は、返品・交換などの回収物流ニーズに対応した法人向けのサービス。折り畳み式の専用箱を採用したのが特徴で、事業者側は、「ゆうメールで」折りたたんだ状態の専用箱と印字された送り状を顧客に送り、顧客は組み立てた箱(長辺30センチメートル×短辺21センチメートル×厚さ9センチメートル)に商品を入れ、送り状を貼って着払いの「ゆうパック」で返送する仕組みだ。

 専用箱と送り状ラベルは、JPが予め事業者側に提供する形になる。料金は事業者ごとに相対で設定するが、運賃は往復で600~1000円程度になるという。

 同サービスについては、5月初旬から営業活動を行っており、すでに数社と成約。早ければ5月下旬からサービスが始まる見込みで、初年度1億円の取り扱いを計画する。


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