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【ヤフーの小澤ショッピングカンパニー長に聞く】「eコマース革命」から半年後の現状は?㊦

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現状の「ヤフーショッピング」の課題は。

 「(一般ユーザーにとって)ヤフーショッピングで買い物をする意味をいかに作るかだ。ベースとなるのはやはり、納得の価格をつけた豊富な商品を増やすこと、要は『あそこに行けばよいものが安く何でもある』という状態にしていくことだ。この半年である程度まできたが、今後も出店者の皆様とともに伸ばしていきたい。加えて、我々側でもユーザーをヤフーショッピングに誘導する"導線"の整備をしっかりと引き続き、強化していきたい」

 "導線"に関してだが、最近、ヤフーの検索や競売に関してテレビCMを放映している。出店者の中にはこうした新規顧客を取り込める集客策を期待しているところもある。ヤフーショッピングとしてやる計画は。

 「直近で予定はない。ただ、CMはあくまで手段の1つに過ぎない。ヤフーのトップへの広告の方が効率が良いと思えば、そちらに、ポイントキャンペーンの方が良いと思えばそちらと、いずれにせよこれからも一定の予算をかけて身銭を切って集客を行っていく」

 先日、ヤフーが今夏にも「ワイモバイル」として携帯電話事業に参入するという発表があった。ここ"導線"という観点で期待できる。

 「もちろん、期待している。やはり、いかに『ヤフーショッピング』の導線を様々なところで増やしていくかはカギになると思っており、常に考えているところだ。携帯電話事業の開始で『ヤフーの携帯電話端末』は膨大な数になるだろうし、また、携帯電話事業の店舗も全国に1000カ所くらいできる。お客様とのタッチポイントは間違いなく増えるわけで、これらに対して、我々のコマースサービスにどう"導線"をつなげていくかという具体的な話はこれからになるが利用していきたい」

 無料化後、半年が経ち、「一定のライン」はクリアできたとのことだが、出店者からの感想や反応はどうか。

 「売り上げが伸びている店舗には『何かやっとまともになってきたね』『がんばってきたね』などと機能面の強化なども含めて喜んでは頂いている。とは言え、『楽天に比べたら全然、売れないよ』という声もある。我々としては息の長い勝負になると思っている。『ヤフーショッピング』は17年くらいやってきたサービスのうち、特に最後の5年くらいはほとんど機能をいじれていなかったという"負の遺産"を何とかプラスマイナスゼロまで持っていこう、ということでやってきた半年だった。ただ、そうするだけでも一定レベルまでではあるが数字(流通総額)が伸びるということを実感した。

 出店者と我々は両輪だ。我々も無論、『ここなら力を入れてもいいかな』と思って頂けるように、機能の改善や新たな機能の付加は今年はたくさんやっていきたいし、"導線"の確保や整備などはしっかり行っていく。一方でぜひ出店者の皆様にも『ヤフー店』の運営に力を入れて頂きたい。価格をこまめに調整して頂いたり、送料を無料にして頂いたり、ポイント付与を高めてもらうなどして頂きたい。これだけでだいぶ売り上げは変わってくるはずだ。また、我々も小さいながらイベントなどもやっており、その際にはお客様も多く、来て頂けるがその時にあまり"特別対応"されない店舗さんもいる。そこも対応をすればした分だけ、数字も上がってくる。それらが1つ1つ積み重なって好循環を生み出し、大きく売り上げが伸び始めた出店者もいる。我々とともに出店者の皆様には『ヤフーショッピング』をより高みへと育てていってもらいたいと思っている」

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