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クリテオ  "アプリ内広告"を開始、今夏をメドに日本でもテスト

 仏ネット広告配信事業会社の日本法人、クリテオは今夏をメドに、「アプリ内広告」の配信を開始する。広告主のスマホアプリ内のユーザーの行動を分析、別のアプリを閲覧している際に関連性の高い広告バナーを表示する。例えば通販事業者の通販アプリで靴を閲覧したユーザーに対し、別のアプリを閲覧中に当該商品や類似商品の情報を表示した広告を掲載でき、見込み客にリーチできる。年内に数十社程度の広告主獲得を見込んでいる。

 今夏をメドに同社が開始する広告は「モバイルアプリ内パフォーマンス広告」。すでに1月から欧州や米国ではテスト展開に踏み切っており、日本でも開始する計画。

 同広告はスマートフォンおよびタブレット向けのアプリの中に表示するリターゲティング広告で、広告配信契約を結んだ様々なアプリ上に、広告主のアプリ内におけるユーザーの行動履歴に基づいた関連性の高いバナーを表示する仕組み。例えば通販事業者が配信する通販アプリで"青いスニーカー"を閲覧したユーザーに対し、SNSやゲーム、ニュースなどの別のアプリの使用時に当該アプリ内に、閲覧した"青いスニーカー"や同ブランドの"赤いスニーカー"といったお奨め商品などの写真や商品情報を表示してユーザーそれぞれの興味や関心を引くパーソナライズした広告バナーを掲載するもの。ユーザーが当該広告をクリックすると、広告主のアプリが立ち上がり、当該商品ページなどへリンクする。

 ネット販売事業者が自社通販の利用促進のため、スマホ向けに通販の利用に特化したアプリの制作・配信が盛んだが、ユーザーはアプリをダウンロード後、あまり使用しなくなるケースが多い。日常的に使用するゲームやSNS、ニュースのアプリ内に広告できることで、通販アプリの利用促進も期待できるようだ。

 すでにβ版でテスト運用に踏み切っている欧州や米国ではグーグルやツイッター傘下の米MoPubなどのモバイル広告ネットワーク内のアプリで広告主の広告を配信しており、日本でもモバイル広告ネットワークを持つ企業と組んでアプリ内広告配信を行っていく考えのようだ。

 日本における「モバイルアプリ内パフォーマンス広告」の目標広告主数や売上金額などは明らかにしていないが「広告主のアプリにユーザーをトラッキングできるツールを実装してもらう必要があり、それに多少、時間がかかる。年内では何百社の広告主に利用頂くということにはならないと思う。まずは数十社程度になると想定している」(日本担当マネージングディレクター・鈴木大海氏)としている。

 クリテオは通販サイトなどで商品を閲覧した人に当該商品の写真や情報を瞬時に広告に挿入し、リターゲティングを行うディスプレイ広告の配信を展開し、日本でも3年前から事業をスタート、親和性の高い通販サイトを中心に利用が進んでいるようだ。これまでPCサイトを軸に広告事業を行ってきたが今年からモバイル領域での事業を強化する意向でアプリ内広告のほか、ブラウザベースでも従来から広告配信するアンドロイドに加え、iOSのブラウザ「サファリ」への広告配信も昨年から対応を始めており、スマホ上の事業展開などを強化していく考え。

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