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サンスター、健康食品をグローバル展開へ

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サンスターは、自社通販などで扱う健康食品シリーズ「健康道場」のブランドをリニューアルし、事業のグローバル展開に乗り出した。ブランドについては、「健康バランスを取り戻す(リバランス)」をコンセプトにし、商品パッケージを一新。従来からの商品提案に加え、健康法の指導・説明などサービス面の取り組みも強化する。また、グローバル展開では、すでに3月5日からドイツで健康飲料のネット販売のテストを開始。今後、同国の実績を見ながら、西欧や北米などへ展開を広げていく考えだ。

サンスターの健食シリーズ「健康道場」は、1985年に社員の福利厚生施設として設置した「心身健康道場」の取り組みを起点とする。同施設では、食事と身体、心柱とした健康法で社員に食生活など生活習慣の乱れの気づきを与え、健康バランスを取り戻す指導を実施。「健康道場」では、古くから日本の食を支えてきた玄米や野菜を活用し、人が持つ健康になろうとする力(自然治癒力)を高めるような商品提案を行ってきた。

 今回のブランドリニューアルでは、"健康バランスを取り戻すことで自然治癒力を高め、ヘルシーライフを実現する"ことをビジョンに設定し、その提供価値として食事・身体・心を柱としたトータルケアの健康方法を提案。ターゲットは、健康意識が高く生活習慣に不安を持つ中高年層に設定する。

 提供価値の部分については、従来から食事の部分のケアに対応した商品を通販などで展開してきたが、今回の取り組みでは、「心身健康道場」で行っている健康法の出張指導や健康ツアー、WEBコンテンツによる説明などリアルとバーチャルの双方から身体・心をサポートするサービスを提供していく。

 また、商品パッケージについても見直しを行い、白地を基調とする背景で商品のベースとなる科学的な裏付けを訴求するとともに、素材の写真を入れることで使用素材の上質感や分かりやすさを表現。また、ブランドロゴでは、毛筆体の「健康道場」の表記で日本の伝承とバランスを整えるイメージを、ローマ字の「KENKODOJO」の表記でグローバルに展開するブランドであることを訴求する。

 新パッケージについては、3月7日以降の新聞広告から通販での展開を始め、店販商品については同月20日以降の発注分から新パッケージに切り替えていく予定だ。

 一方、海外での事業展開では、3月5日からドイツでネット販売のテストを開始している。

 扱う商品は、5種類の野菜と8種類のフルーツ、緑茶エキス、生姜エキスなどを配合した「Green Juice」、米ぬかと大豆をバナナとアーモンドで味付けした「Rice Bran&Soy Drink」(容量各240ミリリットル、価格各1本3ユーロ)の健康飲料2アイテム。欧州の中でも、野菜の摂取量が少ないドイツの状況を踏まえ、手軽に野菜を摂取できる商品として訴求。健康に不安を持つ40代以上の女性をターゲットとする。

 商品は欧州で製造。日本近隣でしか取れない素材を現地工場に支給するなど「日本のテイストにこだわった」(能美義之取締役ヘルス&ビューティケア事業部長)商品作りを行っているという。また、現地に受注対応を行う事務所を設け、サンスター欧州法人の倉庫を活用して商品の発送を行う。

 サンスターの健康食品事業の今期売上高は前期比3%増の約80億円となる見込み。当面の目標として売上高100億円を目指す意向で、「健康道場」のグローバル展開をそのドライバーと位置づけており、ドイツでのネット販売を皮切りに、西欧および北米への参入を計画。アジア展開も視野に入れており、将来的に海外事業で売り上げの3割程度を作りたい考えだ。

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