Home > 企業動向 > オルビス  外部の生産調達を検討、原価率低減で収益性向上図る

オルビス  外部の生産調達を検討、原価率低減で収益性向上図る

 ポーラ・オルビスグループのオルビスがグループの今年8月の製造拠点の統合を機に、外部の生産調達を検討する。グループの製造体制はスキンケア品など得意分野に集中。2015年までに一部製品の製造は外部に委託していく。原価率の低減で収益性の向上を図る。

 製造を委託するのは、売り上げにして約2割を占めるポイントメークやボディケア、ヘアケア、香水関連の製品の中から選択。一つひとつの製品を見極めていく。また、海外展開する製品やトレンドを捉えた新規性の高い製品の製造にも外部の技術を積極的に活用していく。スキンケアやベースメーク、UV関連など得意分野は、グループの研究・技術力を引き続き最大限活用していく考え。

 今年1月には、OEMメーカー活用を視野に組織を再編。専任部署として「商品管理部」を新たに設置した。これまでは従来からある「商品企画部」が、新製品の商品企画に加え、食品やボディウェアの製造委託製品の企画も行っていた。

 「商品管理部」内には、品質保証チームも設置。オルビスの品質・安全基準を満たす製品の製造を厳しく管理していく。

 製造拠点の統合や、外部の技術活用を積極化する背景には、グループとして海外における国際競争力を高める狙いもある。

 ポーラ・オルビスホールディングスでは、16年に海外売上高比率15%以上を目指している。主戦場となる中国や東南アジアでの拡大には、これまで以上の原価率改善が、他ブランドに対する競争力になる。海外で成功するビジネスモデルの確立を目指す中、海外展開する製品を中心に、収益構造を強化することにもなる。

 昨今、OEMメーカーの技術水準の向上を受け、大手化粧品を中心に外部に製造を委託する事業者が増えている。ただ、安全分析や研究開発力など技術レベルが大手の水準に達していない事業者も少なくない。オルビスでは、製品の品質を維持しつつ慎重に見極めていく。

 ポーラ・オルビスホールディングスは昨年2月、「高収益グローバル企業」の実現に向けた抜本的な効率の向上を狙いとして国内の製造拠点の統合を決めた。静岡県内2カ所の化粧品製造工場(静岡工場、袋井工場)は、生産設備の老朽化や効率化を目的に袋井工場への統合を進め、今年8月に統合を終える計画。

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.tsuhanshinbun.com/mtos-admin/mt-tb.cgi/2434
Listed below are links to weblogs that reference
オルビス  外部の生産調達を検討、原価率低減で収益性向上図る from 通販新聞

Home > 企業動向 > オルビス  外部の生産調達を検討、原価率低減で収益性向上図る

Amazon出品サービス
Search
Feeds

△ ページtopへ