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クラウドナイン  物流・貿易面の改革に着手、買いやすさを追求へ

 5-1.jpg衣料品のネット販売を手がけるクラウドナインは、物流・貿易面の改革に本腰を入れ、通販サイト「ISHOO(イショウ)」の販売力を高めている。1月下旬にはサイト刷新も実施し、売り場のブラッシュアップを図る考えだ。

 昨年5月に立ち上げた「イショウ」は韓国衣料を中心にアジアのファッションを販売している。複数の通販サイト、ブランドと提携することで品ぞろえの幅を広げるほか、生産面や在庫などのリスクを低減する事業モデルを確立。商品画像も韓国側が撮影したものを利用することで、スナップ写真を多用したファッション感度の高い見せ方を実現している。

 韓国ファッションを扱う通販サイトでは日本で在庫を持つ企業も増えつつあるが、同社では在庫リスクを気にして品ぞろえが不十分になるよりは、新作を毎日、大量に投入できる韓国ファッションの良さを優先する。

 弱点になり得るリードタイムについては昨年11月に物流改革に着手。ヤマトグローバルロジスティクスジャパンとタッグを組んで韓国からの商品発送を迅速化。受注後、平均3~4日で消費者の手元に商品が届くようになり、約3日のリードタイム短縮につなげた。

 従来に比べて物流費は増えたものの、購入者は代引きを利用できるようになったほか、ヤマト側が発送完了メールを自動配信するため、商品到着に関する問い合わせが減ったという。

 2月1日には韓国に支社を開設。韓国の事業者として日本の顧客に発送(輸出)できるため、出荷1件当たり1万円以下であれば原則、関税と消費税、地方消費税が免除されるという。

 クラウドナインは商品の仕入れ価格に対して約14%の関税を支払っているが、免税範囲が広がることで、例えば、送料無料ラインを引き下げたり、商品価格を5%程度値下げするなどの対応が可能になるため、競争力が高まりそうだ。

 一方、売り場のリニューアルも1月下旬に実施した。韓国の服を扱う通販サイトはシンプルな作りが多い中、「イショウ」は背景色を薄いピンクに変更し、ガーリーさを強調(画像)。「感覚的にカワイイと感じてもらえる見せ方にした」(大田明弥ISHOOディレクター)という。

 以前は、アジアの隠れたおすすめスポットを紹介するコーナーなど販売以外のコンテンツも用意していたが、刷新後は買いやすさを追求し、増えすぎたコンテンツを絞った。

 というのも、「イショウ」はブランドごとに毎日約20アイテムを投入。常時約5000点を展開するが、各商品の販売期間は短く、消費者は頻繁にサイトを訪問。雑誌を見る感覚で商品画像を閲覧するため滞在時間は長く、直帰率も5%程度と非常に少ないのが強みで、余計なコンテンツはいらないと判断した。

 また、サイト刷新と同時に韓国のサイト「ウィングスモール」と提携。従来の「クギガール」や「ライロン」などを含め全7ブランドを取り扱う通販サイトとなった。

 今後は、モデルやブロガーとしても活躍するディレクターの大田さんを前面に出す。大田さんがデザインした服や、座談会などを開いてファッション好きの20代女子と一緒にオリジナル商品を企画し、「イショウ」のサイト内で予約販売することなども検討する。

 また、大田さんが韓国の卸市場、東大門で商品を仕入れ、自身がモデルとなって着用写真を撮影し、商品を販売するCtoCの通販サイトも立ち上げたい意向だ。

 昨今、韓国ファッションを扱う通販サイトのブームから同国に留学する日本人女性が増えているという。同社では、こうした女性に向けて、現地から商品の登録、販売が簡単にできるECプラットフォームを提供し、売り上げ手数料を得る事業も検討している。

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